柔らかな陽射しが差し込む穏やかな昼。
清んだ空気が周辺を満たしており
野生動物が時折、喉を潤しにやってくる。
ある少女は静かに語る。
「この泉には妖精達がすんでいるの。
貴方に姿が見えないだけで
ちゃんとここに存在しているのよ。」
*昼の雑談トピックです。
*独り言や探索にもどうぞ
コンプレックスは…たしかに誰でも持っているからね。
…
……
…自分で自分を励ます…かぁ。
うーん??(神妙な表情で考え始める)
まぁ確かに励ますまで行かないけど、見る世界観が違って見えたなぁ
見る周りが大きくなったっていうか....(三人の姿をジィーって見つめ)
あと、美味しいパフェとか平気で食べれることかな♪
あとは… 罪悪感感じるけど子供割引になってしまう事かな(苦笑)
……。(じぃーっと珠喪さんを見て)
oO(彼女も似た悩みを持っていそうだから、これ以上言うの控用… 俺はともかく傷つけてしまうかもしれないし)
…ぅ゛。
…妹属性...かぁ(しゅんと落ち込み)
まぁ、う、うん…皆に親しまれているなら、いいかなぁ(苦笑いしつつも悪意がないポシティブな人だなぁって感心し始める)
俺も猫鳴館で部屋を借りているけど、確かに凄い個性の人達が多いね。
でも、面白い人達だし、こんな俺でも受け入れてくれるし、温かみがある人もいるね。
あ、そうそう… 天使な寮長もいるよ(微笑み)
ん?
もぉ行っちゃうの?ちょぴっと残念だけど…でも
あの寮にいくならまた会えるかもしれないし、また見かけたら気軽に声かけてね。
またなー (去る少年に華奢な腕と小さな手でフリフリと振って少年をおくる)
ゲーセンとか行っているなら、ぬいぐるみキャッチャーも得意なのか?(何か嬉しそうに期待込めて珠喪を見つめ)
そうなるとプリクラってのも一緒に三人できるのかな
俺やった事がないから興味はあるんだよね(無邪気な子供の様に嬉しそうに)
ふむ、ではまたのう(その様に言葉を言えば大きく伸びて)
わらわはもう少しのんびりするかのう……
はい、いってらっしゃいな。
また気が向いたらいつでもどうぞ。
縁があればまた会いましょう。
(慌ててその場を去る彼に緩く手を振り「またね」と見送る。
ああ、なんだかわかる気がするっす。
卑弥呼さんって、こう、守ってあげたくなるっつーか。
冴来さんと同学年なんすか? はへー……ちっちゃいし、あんまりそう見えないっすね!
(少年は笑顔で失礼なことを言った。悪気はないらしい。
ふと、すね始めた卑弥呼さんを見て、励ましているつもりなのか親指をグッと立てて)
でも、妹属性?っていうんすかね。そういうのってすげー良いと思います!
(冴来さんの言葉に感慨深げに耳を傾け)
そうっすか……へへ、そう言って貰えるとなんだか嬉しいです。
へえ、神様が過ごしている島っていうと、もしかして姿ちゃんと見せた状態で降りてきてらっしゃるんすかね?
だとしたら、それってかなり大事っすね……そりゃあ、不思議なことも引き寄せそうだ。
物騒……なんだか意外っす。
お金持ちが住んでいる地区っすかー。
星ヶ丘でしたっけ?まだ寄ったことないんで、今度行ってみたいっす。
はへー!珠喪さんってやっぱりすごい人なんっすね!
(少年は目をきらきらと輝かせた)
ゲーム大会の様子を見ていても、めちゃくちゃすごかったし、人気もある様子だったし……ほんとすごいっす!
(卑弥呼さんの言葉を聞いて、はへーと呆気に取られた顔をして)
本当のつながり、っすか……。
そこまで理解しあえる友達がいたら、すげー良いっすよね。
猫鳴館が個性の塊?カオス?
あー……そういえば、人間の世界ってそーいうもんなのかなーってスルーしてたけど、よくよく考えると変なところが多かったような。
もう、めちゃくちゃすごかったっす!
プロとしての全力……!うおお、動画じゃなくて、その場で見てみたかったなー!
はっ!
(急に何かを思い出したような顔をして)
ちょっと散歩するつもりが、長いこと居座ってしまった……。
す、すんません!用事あるんで、このへんで失礼します!
(その場を去りながら手を振って)
女子会に参加させてくれてありがとうございましたー!
めちゃくちゃ楽しかったっす!
おや、まあ。
(拗ね始める卑弥呼をみて軽く肩を竦め)
私としては貴女を悪く言ったつもりはないのだけど。
コンプレックスなんてみんな大なり小なり抱えてる。
私なんてそれこそ、コンプレックスの塊よ。
ま、子供っぽく見られるのは嫌だというなら
体型は兎も角、頻繁に拗ねたり落ち込んだりせず
自分で自分の機嫌を取れるよう頑張りなさいな。
私も一応猫鳴館の寮生だけれど
最近はあまり帰ってないかなー…。
あそこはもう個性の塊を通り越してカオスでしょ。カオス。
構造把握の方は正直曖昧。
多少愛着があるとはいえ、私にとってのあそこは良くも悪くも
一時の仮宿に過ぎないし。
詳しくは知らないけれど、寮生が作った強力な防犯システムとかあるらしいわね。
慌ただしい生活をしている内に
無意識にストレスが溜まってたんじゃない?
それか、お馴染みの神魂現象。
最近は人に悪い感情を抱かせる影みたいな存在も
暗躍し始めてるって噂もあるようだし。
この島って、本当不思議な所よねー…。
んー……まぁ、確かにここは猫が多くてほのぼのとしているイメージがあるがのう……
正直、個性の塊だと思うぞよ
特にこの九夜山にある猫鳴館何か、個性の塊でしかないと思うなぁ
卑弥呼殿は頻繁に通ってるからどんな所か解ると思うが……
冴来殿はどうであったかのう?
わらわはあそこの構造は大体覚えておる
寮内部だけれなく有志が作り上げた地下帝国の方も網羅しておるとて……
わらわも、移動や物入に使っておる。今は移動にしか使っておらぬがのう
素人目から見ても無茶苦茶凄かった、か……
あの場ではあそこまでぎったんぎったんになるつもりは無かったがのう
いや、花を持たせるつもりでは無いが……「プロ全開」と言う訳でなく「プロの遊び」程度にしようかと思ってたしのう
魅せコンとかも入り交ぜた、のう。あそこまで攻めかつ潰しでのコンボは「プロとしての全力」で無いと出さぬとて……
まぁ、何であんな動きになったのかはわらわは全然解らぬが……
天は二物を与えず、か……
本当にわらわがパーフェクトであったらこんな幼児体型では無いと思うがのう
まぁ、これは母上の遺伝なのかも知れぬが……
コンプレックスと言えばこれぐらいかのう。わらわは
そかぁ、何かほかに事情がありそうだけど… たまもが元気でやっているならそれでいいし(ほわほわ微笑んで)
俺はサッカーゲームをちらっとしかやった事がないなぁ… ゲームする機会があまりないしね。
でも、ゲーセンでぬいぐるみは欲しいなっては少しは思うようになったけど(ぽそ
(首を傾げている和光さんを見て聞いて)
ほんと、難しいねぇ…(自分自信もわからない素振りで)
(冴来さんに頬をつっつかれると、恥ずかしそうに頬を紅め目を逸らしてしまう。そして同学年って言葉に反応してしまい)
むぅー… どうせ見た目が幼いし小柄だし頼りないし運動がダメでドジ踏むし… (元の性格と反対にブツブツと拗ね始める)
でも、まぁ…お姉さんとしてすごく頼りにしているのは確かだよ。
うーん、やっぱり突然だと馴染みがないっていうか…… 何だかんだと呼ばれても気づかなくなりそう(しゅんと)
だから、何時も呼んでいる名前でいいよ。
寝子島にはお金持ちが住んでいる地区もあるから、都会っぽい感じはあるかもね。
しかし、流通は不思議だよね(首傾げつつも感心して)
天は二物を与えずは誰でもあるんじゃない?
表はそう見えても、人は長所と短所は必ずあるのだから…
長所も短所もちゃんと理解しあえて…本当のつながりができるんじゃないのかな…(子供の様に無意識に指咥えつつ、ぽそりと呟く)
同学年ではあるけど、卑弥呼は何処となく放っておけないというか。
これでも義妹がいたり弟みたいな子がいたりする身だし
お姉さんとして頼りにして貰えるなら有難いわ。
(「気にしなくてもいい」という意味を込めて
卑弥呼の頬をちょんちょんとつつこうと)
混乱ねぇ。別に気にしなくてもいいんじゃない?
あだ名みたいなものだし、本名とかけ離れたあだ名で呼ばれてる子なんて幾らでもいるでしょ。
妖怪の友達っていうと、貴方の他にも妖怪がいるのね。
私はどうかしらねぇ…。
貴方が妖精だと思うならそう思って貰っていいわ。
貴方のように妖精の存在を信じてくれる子がいるなら、他の妖精たちも喜ぶでしょうし。
変だとか思わないし、思わなくていいのよ。
人だろうとそうでなかろうと、仲間がいないのは寂しいわ。
複雑なのは、心を持つ子ならみぃんな同じよ。
寝子島はねー…。
なんせ、神様が過ごしている島だから
普通じゃ起こり得ない出来事が
良いことも悪いことも山程発生するのよ。
それが日常みたいなものだから
自然と慣れざるを得なくなるというか。
田舎の島だしほのぼのしているといえばそうだけど
まるきり田舎かっていうとそうじゃないし
多少物騒な部分もなくもないわ。
珠喪はこう…私達の中でも色々飛び抜けているというか。
知識は豊富だし、頭の回転は速いし、多才だし。
所謂超人なのよ。
「天は二物を与えず」っていうけど
この子を見ている限りどうもそうは思えない。
うん、嘘ね。絶対嘘だわ。(断言)
(冴来さんが受け入れてくれた様子であることに、何故か安堵したような様子を見せて)
そうなんです!妖怪なんです。
見た目は人間だなって、妖怪の友達にも言われてきたんですけど、やっぱり人間とは違うところがあるんで。
(冴来さんが自身のことを「人ならざるもの」と表現するのを聞いて)
そうなんすか。冴来さんもそういうのなんすか。
(ふと真剣な顔をして考え込んだあと、ふいに声をあげて)
あっ!もしかして、妖精とか……ですか!?
いや、ここの湖すげーきれいで、妖精とか来そうな雰囲気ですし。
(「ある意味貴方のお仲間ね」と聞いて、照れたように嬉しそうに微笑んで)
そう言われると……なんかすげー嬉しいっす。
今まで冗談でも『同じような』って意味でお仲間って言ってくれた妖怪も人間もいなかったんで。
(ふいにハッとしたように顔を歪めて)
って、いきなり何言ってるんだ、俺。うわ、変なこと言ってすんません!
うーむ、女の子だけじゃなくて、男性もそうなんすか?
ううむ、人間は難しいですね。
(卑弥呼さんが恥ずかしげにこぼした言葉に目をきらきらと輝かせて)
お姉ちゃん……!
うわあ、なんかいいっすね、そういう頼れる感じの友達がいるのって。
不思議なことが多い?
(好奇心に目を輝かせて)
へー、そうなんすか。
俺は今のところそういうのに遭ったことないんですけど、いつか見てみたいですね!
ゆるキャラっすか。へへへ、なんかそう表現されると照れますね。
(和光少年は面はゆい様子で首の後ろを掻いた)
(卑弥呼さんのはぐらかすような言葉に首を傾げて)
???
うーん、そう、なん、ですか。
うむむ、女の子は本当に難しいっす……。
あ、や、やっぱり俺が動画で見たの貴女かもしれないです!
動画も、シーサイドタウンでの大会を撮影したやつみたいだったんで。
俺、ゲームはいつも動画とかTVの特集で見るだけなんですけど、素人目から見てもあの動きはめちゃくちゃすごかったです!
(と興奮しきって、顔をほのかにあからませて)
あ、す、すんません。自己紹介が遅れました。
和光吉成っていいます。
元々は他県で暮らしてたんですけど、色々あって寝子島で高校生やってます。
寝子島って、猫がいっぱいいるほのぼのした島だと思ってたんですけど、珠喪さんみたいなプロゲーマーの人が生まれ育つほど……ええと、都会的?な部分もある島なんですね。
不思議なこともいっぱい起きるらしいし、なんかすごいっすね。
んー……そう言えば、この年齢でプロゲーマーに転身した少女としてインタビューを受けた気がするのう……
まぁ、普段からこの口調じゃから変に思われたかも知れぬが……
あぁ、そう言えばシーサイドタウンの方でも小規模ではあるがゲーム大会が行われて……
何と言うか、あの時は良く解らぬがわらわもも本気を出してしまったのう
妙にイライラしておったし
http://rakkami.com/scenario/reaction/1853?p=9
わらわかえ?わらわは姓は斉田、名は珠喪
ま、プロゲーマーじゃな。寝子島出身の
(知り合いである冴来と卑弥呼には)
まぁ、のう。元気ではある。久しぶりじゃな
忙しくはあるが休みの時にはこうやって故郷へ戻ってくるとて……
(まだ話の全貌が見えていないのか必要以上には語る事は無く)
う、うん…
(誤魔化すとは言え、冴来さんを利用したみたいで罪悪感を感じつつ)
仲がいいのは…
お、お姉ちゃん…みたいな人…だから(恥ずかしいのか俯き、言葉籠りぽそぽそりと)
(そして頭ポンポンと撫でられると不思議に嬉しくなり微笑む)
まぁ個人的にキラキラネームになるよりはましのような気がするけどね(苦笑)
あ、ううん、今のままでいいよ。 …混乱しちゃうだけだから(しゅんと落ち込み)<呼び名を
ようかい…
へぇー… そうなんだ。
でも、ここ寝子島って不思議な事が多いから、特に驚きはあまりしないね…(きょとん)
慣れちゃったって言った方が早いかな...
でも、テルテル坊主は何かかわいいような感じるね。ゆるキャラみたい…(ほわほわ微笑んで)
ボーイッシュかぁ… そうかもね(クスクスと笑い)
(乙女心は難しいものの言葉に頷き)
女の子は秘密が多いほど魅力的なのよって、何処かのお姉さんがいってたし(クスクスと無邪気に笑い)
だから気にしない、検索しない… ね♪
(そして自分何処かに行くんだろうかと内心怖くなりつつを感じて)
……?
あ、たまもー♪(手をふりふり振って)
ずいぶんお久しぶりだね。元気してたの?
(二人の会話を聞いて)
ぷろげーまー? へぇ・・・ゲームの世界でもプロあるんだね(ほけーっと)
でも、げんきそうならよかったかも(ほわほわ嬉しそうに微笑んで)
私もそれ程歴史に詳しい訳じゃないわ。
少し小耳に挟んだことがあるってだけ。
何方かと言えば苦手な方。
卑弥呼男性説は所謂トンデモ説の一つらしいから
学校ではあまり習わないでしょうね。
名前のことで悩む人は世の中に結構な数いるようね。
如何しても気に入らないとか生活に支障がでるようなら
改名する手段もなくはないみたいだけど。
卑弥呼が「武蔵」だとかそう言った名前で呼んでほしいなら
私としてはそう呼ぶこともやぶさかではないわよ?
(ろっこんの件に関して卑弥呼に耳打ちされ
返事は返さないまでも小さく微笑み
礼の代わりにその小さな頭をぽんぽんと撫でる)
へぇ…。吉成は妖怪だったの。
日和坊って妖怪は初めて聞いた…。
私には人間とそう変わらないように見えるけれど
貴方がそういうのならそうなのでしょう。
(「妖怪である」と名乗る彼に別段驚いた様子も見せずすんなりと受け入れ)
私も人間の姿はしているけど「人ならざるもの」の類だし。
ある意味貴方のお仲間ね。
(そういって、彼に笑いかけ)
女の子は難しいわ。
「乙女心は複雑」って、聞いたことない?
女だからとか男だからとか限らず
心ってもの事態がそもそも複雑なものではあるけれど。
(此方へと近づく小さな人影をみれば
手を振る彼女に応える様に親しげな様子で手を振り返し)
こんにちは、珠喪。
多忙な生活をしてる様だけど、調子はどう?
知り合いもなにも、この子は私の友達。
人だけじゃなく妖怪にまで顔を知られているなんて…。
流石プロゲーマーといったところねー…。
へー、歴史での卑弥呼って男の人っていう話もあるんすかー。
(感心しきった様子で)
冴来さん、詳しいんですね。俺、歴史のこととかまともに聞いてこなかったんで、よくわかんなくて。
あっ、言い忘れてたんですけど、俺、実は妖怪なんですよー。
(と、朗らかに明瞭に言い切り)
日和坊っていう、てるてる坊主の元ネタにもなった種の妖怪で。
あ、人間に乗り移っているとかではないっす。両親?っていう人たちは「吉成は人間だよ」って言ってましたけど。
それじゃあ、卑弥呼さんは特別ってことですかね?
端から見てると、お二人が話してるところ仲よさそうに見えましたし。まさにガールズトークしてるって感じで。花が咲き乱れてる感じで。
腕っ節……!?人間にも腕力強い女の子っているんすか!?
(心底驚いた様子で)
はー……びっくりだなあ。
(冴来さんの言葉を聞いて、納得した様子で頷き)
確かに、そういう子も男前っすよね。
へえ、身近にそういう女性がいるんですか。
(首をひねって)
うーん、男の俺にはよくわからないですけど……気にしちゃうもんなんですかね?
あ、でも、男なのに女らしいって言われたら、ちょっと傷つくかもなあ。
へー、そうなんすか。
卑弥呼さん、ボーイッシュな格好もしてたんですか? 今の姿見てると、あんまり想像つかないなあ。
(とあっさり納得した様子)
(卑弥呼さんの「中らずと雖も遠からず」や「綺麗なお姉さんに『なりたかった』」などの意味深な言葉に首を傾げて)
???
そういうもん……らしいですよ!
俺はそういう男女関係の機微?みたいなのはわからないんですけど、知り合い曰くそうらしいです。
いやいや、名前は体を表すとか言いますし!
(てきとうなことを言う少年であった)
へー、冴来さんといい、卑弥呼さんも歴史詳しいんですね。お母さんの影響っすか?
???
女の子なのに、力があるのが羨ましいんですか?
(腕を組み、心底考え込んでいる様子で)
ううむ……女の子って難しいんですね。
(片手を振りながら歩いてきた銀の髪の少女を見て)
あ、お二人のお知り合いっすか?
(ふと、少女の顔を真剣な様子で見つめて)
あれ……なんだか、どこかで……いや、つい昨日、何かテレビか動画で見た気がする……確かゲームの大会の……。
あ、あの、いきなり失礼なんですが、も、もしかして有名人の方っすか?
おー、いるのいるのう……(片手を振りながら歩いてくる少女が一人)
いやはや、何とかオフが取れてここに登ってきたが……
九夜山に登るのも久しぶりじゃとて……
うん?
ぁぁ… 冴来さんによく着せ替えされるからね。女の子らしい服になれてなかっただけなんだ(苦笑)
観念して女の子らしくするから、教えてほしいって言っただけだよ(苦笑+上手く誤魔化そうと)
個性的ね… 確かに個性を大事にしているように見えるかもね。
まぁ…中らずと雖も遠からず ってとこかな?(微笑)
うーん… そんなものなの?(不思議そうに首を傾げて)<大抵の男性は魅力にぐっと>
俺としては理想は子供っぽく見えるより色っぽい綺麗なお姉さんになりたかったけどね~
(クスクスと少しいたずら心が見える無邪気な微笑み)
<卑弥呼の名前で>
大物ってより名前負けしている気がするけどね…(苦笑)
……どうせなら戦国武将の名前がよかったよ… ムサシとかケンシンとか(消えりそうな声でぽそぽそりと呟き)
へー…それは知らなかった。まるで井伊直虎や上杉謙信と似た説だね。
上杉謙信も男性ではなく女性じゃないかって節もあったからね。
(和光さんの言動に不思議な感じが薄々感じたところで冴来さんの発言に頷き)
俺も違和感を感じてた
まるで人でもないような言い方だしね。誰かの身体に乗り移っているのかな って
(冴来さんの傍まで来て和光さんに聞こえないように小声でぽそりと)
お話それちゃっているけど… 冴来さんの能力はとてもいいと思うよ。
人をポシティブにしたり絵がを作ってくれるのだから…それを言いたかっただけ(微笑)
俺が女子力(物理)をやっても力がないのか… 体力がないのか… 何故か運動音痴だから
ちょっと… 悔しくなる事あるから少し羨ましく感じるけどね。(苦笑)
だから男前ってのに初めていわれて少し不思議な感じがしたけど、この言動の事ならなるほどーって思ったよ(微笑)
(名前の件で苦笑する卑弥呼をみて)
卑弥呼。私もいい名前だと思うけどね。
そういえば、歴史上の卑弥呼には「実は男だった」という説もあるらしいわよ。
まあ、あなたの場合人より少し特殊な事情だからね。
複雑といえばそうでしょうけど
あなたの事を悪く捉えない人間もいるという話…。
んん…?「人間」…?
(吉成と名乗った少年がまるで「自分は人間ではない」
とでもいうかの様な言動をしていることに気がついて軽く首を捻り)
吉成。貴方ってもしかして、人間とはまた別の種族?
私もガールズトークだとかした事がない訳ではないけど
親しい友人自体余りいないからねー…。
私は色々と変わり者だから、人には余り好かれない。
好かれようと思っているわけじゃないから別にいいけど。
女子力(物理)というのはほら。
腕っ節が強いとか、そういう意味ね。
何もそれだけが「男前」ってわけでもないと思うけど。
性格が並みの男より男らしいとか、度量があるとか
そういった人も「男前女子」と言えるんじゃない?
私の知り合いにそういう女性がいるのだわ。
女性だけど凛々しくて格好良くて綺麗で。憧れる。
でもそういう女性って自分が余り女性らしくない事を気にしていたりもするから「いい女」っていってあげた方が喜んでくれるとは思うけど。
男同士の会話、俺も気になりますね!
(無邪気な笑顔でまるで他人事のように言い)
俺も男なんでやってみたいなーとは思うんですけど、人間の男に話しかけても「え、何こいつ」みたいな反応されてなかなかできないんですよねー……猫の雄にすら無視されることもありますし。
冴来さん、ですか。
ありがとうございます!いやあ、右も左もスーパーもコンビニもよくわからない状態だったから、すげー助かります!
確かに、卑弥呼さんすげー可愛いですもんね! でも、自分のこと「俺」っていう女の子って、すげー個性的でかっこいいっす!
(グサッときた様子の卑弥呼さんに全く気付かない様子で)
あっ、昔の女王とかなんとかでしたっけ? 俺、歴史の勉強サボりまくってたんでよくわからないんすけど、女王と同じ名前なんて大物感ありますね!
(ふと、卑弥呼さんの「この姿」の言葉に首を傾げ)
この姿……って、卑弥呼さん、普段は違う格好してるんですか?
そういえば、さっき冴来さんとも何か話してたような……慣れない体とか、姿とか。
なんっつーか、女の子で自分のことを「俺」っていうの、昔からの癖とかじゃなければかなり勇気いるよなーって思って。性別よりも自分の個性を大切にしてるって感じで。
そういうことだったら男前だなって。そう思って、ノリと勢いで言ってみました!
(和光はにかーっと笑った)
でも、確かに卑弥呼さん、見た目も性格も女の子らしいですよね。
恥ずかしがり屋みたいですし、そういう美人って人間の男はグッとくるらしいですね。
昔、知り合いがそう言ってました!
女子力(物理)……?
んん? 物理学が得意な女子ってことっすか?
(和光はよくわかっていない様子だ)
……。(女の子らしいと言われグサッと心に何か刺さる)
う、うん… そうだね。 母親が日本の歴史が好きだから付けてもらったから…(この姿だから当然かぁって少し苦笑いし)
(目を輝かしながらしゃべる純真な少年に複雑な心境に苦笑いしつつも聞き)
うん…
猫鳴館では、何か「俺っこ幼女」って思われているみたいだけど……男前女子って言われたのは初めてだよ。
(猫鳴館、自治会長選任戦・秋 ~みんな熊になれ!=白熊たち次々と討ち取られる! を参照)
うーん… 男前に感じるのかな~? 俺としては、そんなつもりはないんだけど…
無意識に女の子らしくなってて怖く感じるけど…(ぽそりと言葉をこぼす)
でも、男前女子と言ったら女子力(物理)の人の様な人の事だと思ったけど…
えー…
嬉しいようで嬉しくないようで… 複雑な気持ちになる…(冴来さんに頭撫でられながらむすーっと拗ね始める)
……う、うん…わかった。 大丈夫…(複雑そうな顔のまま頷く)
男の子同士の会話?
女の子同士と大差変わらないんじゃないの?
…趣味の話や冗談言ったりからかったり…
どちらかと言えば、行動してお互い認め合うような感じに見えるけど……(ふーむって感じで考え始める)
私も男の子同士って普段何を話しているのかしら、とか
そういったことが気になることは良くあるわ。
私は花風 冴来(はなかぜ さき)。
私もこの島に長く住んでいるわけではないから
其れほど沢山のことは知らないけれど
教えられる範囲で良ければ喜んで。
それにしても、ふふ。
この子を「男前女子」として見る子には初めて会った。
良かったわね、卑弥呼。
人間の中には偶にこういう人だっているものよ。
だから、怯えていなくても大丈夫だわ。
(そう言って彼女の頭を撫でようと
いやいや、こっちが急に出てきちゃったので、むしろこっちがごめんなさいっす。
(銀の髪の少女の少女のほわほわした微笑みに、嬉しそうに笑い)
卑弥呼さん、ですか。女の子らしい名前ですね!
こちらこそよろしくお願いします!
本当っすか? よかったら、色々と教えてもらえると助かります!
それにしても、卑弥呼さん女の子なのに自分のこと『俺』って呼ぶの、あれっすね、最近人間の間で流行ってる言葉で言うと……『マジクール』ですね!
(と、卑弥呼さんの正体を知らない和光はきらきらと目を輝かせて)
すごい女の子らしい見た目なのに、男前系女子なんですねー!かっこいいっす!
(和光は馴れ馴れしい態度で、満面の笑みでグッと親指を立てた)