柔らかな陽射しが差し込む穏やかな昼。
清んだ空気が周辺を満たしており
野生動物が時折、喉を潤しにやってくる。
ある少女は静かに語る。
「この泉には妖精達がすんでいるの。
貴方に姿が見えないだけで
ちゃんとここに存在しているのよ。」
*昼の雑談トピックです。
*独り言や探索にもどうぞ
うん、助かる。
でも、なんか無意識に自分じゃない様な気がするんだよね。
ますます…この身体、この姿の性格に染まりつつある気がして少し怖かったりする。
でも、助かるよ …冴来さんありがと(微笑)
(冴来さんと少年の会話を横から聞きつつ)
oO(女の子たちのおしゃべり会...? あ、そうか…そう見えちゃうよね)
あ、ごめんなさい… だ、大丈夫…です。(人懐っこい微笑みをする少年にほわほわ微笑み返す)
…卑弥呼といいます。よろしくね(微笑)
うーん… 俺も後からこの島に来たから、そんなに詳しくないけど…知っている範囲なら言えるかも(ぽそ
(金色の髪の少女の言葉に、安堵したように頬を緩ませて)
よかった、悪いやつだと思われたらどうしようかと……。
(招かれたことに喜びに目を輝かせて)
やった、ありがとう!
俺、前から女の子たちの……談合?おしゃべり会?に参加してみたかったんですよー。
(金髪の少女の背後に隠れてしまった白銀の髪の少女を見て、少し動揺した様子で)
あっ、すんません!驚かせちゃいましたか?
(しかし、少女が挨拶を返してくれたことに嬉しそうに微笑んだ)
(金の髪の少女の説明を聞き、頷いて)
なるほど、人見知りなんですか。
(金の髪の少女の後ろの銀の髪の少女を軽く覗き込みながら)
本当に、変なこととか悪いこととかする気ないんで!
怖くないですよー。
(と、好奇心旺盛な犬のように人懐っこい笑顔を浮かべている)
あっ、俺、和光 吉成(わこう よしなり)って言います。
ここらへん、というか、この島に来てからまだ日が浅いんで、よかったら色々教えてくれると嬉しいっす。
私としては貴女が望む扱いをしたいのだけどね。
ま、その姿でいるときの貴女のことは
性別:卑弥呼の気弱な子と思って接することにしましょう。
いきなり慣れない体に変わったりすると
色々と悩ましく感じることもあるでしょうし
私で良ければ出来る範囲で力を貸すわ。
私の力は他人の運気を上げる程度のものよ。
少しだけ良いことが起こりやすくなったり
悪い目に合いにくくなる。
そういう、ただの御呪い。
あらあら、全く…。
(背に隠れる彼女に仕方がないという風に苦笑し)
ごめんなさい。この子ちょっと人見知りでね。
貴方を嫌がっているわけではないから
どうか気を悪くしないであげて。
うーん… 確かに…
この姿で女の子扱いされるのも複雑だしね…
でもまぁ…この姿でいる時は女の子扱いするのはしょうがないと思うようにしているよ。
知らない人か見たら当然だから…ね。
だから見た姿で判断していいし、一人の人として見てくれてもいいし、冴来さんがいいと思った事でいいよ(微笑)
それに、俺もわからない事が多いから… …えっと…その(恥ずかしながらもじもじして)
この身体で間違ってたり、変だったり、わからない事があったら教えてくれると助かるよ。
…着せ替えされてもいいと思っているし(恥ずかしがりながらぽしょぽしょと小声でつぶやく)
冴来さんも?
…どんな能力なの? もしよかったらどんな能力なのか教えてもらってもいいのかな?
……!?
(不意に聞こえた少年の声にびっくりして、思わず冴来さんの影(背中)に隠れてしまう)
………(はっ つい無意識に隠れてしまった)
…こんにちは。(そぉっと陰から出て弱々しそうな声であいさつ)
っと…?
(不意に響いた少年の声に少々驚きつつも振り向いて)
こんにちは。
何を、と言われると別段特別なことはしていないけど
強いて言うならお喋りしながらのんびりしているといったところ。
怪しいかどうかは兎にも角
少なくとも悪い存在にはとても見えないし
良ければ貴方もこちらにどうぞ。
(「怪しい者ではない」と慌てた様子で主張する彼を見て
くすくすと楽しげな笑みを零し、こちらへどうぞと招いてみせる)
ずいぶん奥まで来ちゃったなー……。
(少年が木々の間から顔を出した。泉周辺をきょろきょろと見渡したあと、ふと二人の少女に気がつき、)
あれっ、こんな山奥にも人間が来るんだー。
(おもむろに藪から出てくると、にっこりと無邪気な笑顔を浮かべて少女達に向かって声を掛けた)
こんちはー、こんなところで女の子二人で何してるんですか?
……あ、俺怪しい者じゃないです!
いや、怪しいかもしれないけれど、変なこととかするつもりは全くないんで!
あの時は今思うと正直はしゃぎ過ぎたわねー…。
ほら、貴女って私と会う時は
その姿でいる時が多いじゃない?
だから、男として扱うべきか女の子として扱うべきか
時々わからなくなるのだわ…。
神魂騒ぎに慣れた後だと
少し名残惜しい様な気分にはなるわよね。
まあ、これは私が「そうなるだろう」って思っているだけで
絶対そういった結末になるとは限らないけど。
未来の話は神のみぞ知る…いや、神様であったとしても
この先世界がどうなるかだとか
ハッキリしたことはわからないのかも。
そういえば貴女には言ってなかったっけ。
私も一応もれいびなのよ。
とはいえ、私の力はそれ程便利な能力でもないし
無いよりはマシ程度のものだけど。
ううん、謝らないで(微笑)
俺も悪いところがあるし、それに…この能力があったから冴来さんと合えて
着ることはないだろうって思ってた貴重な体験ができたしね。
まぁ恥ずかしかったけど…(恥ずかしそうにぽそりと)
そうなの?
そかぁ この能力は借り物か… 嬉しいようでちょっと残念な気持ちになる(無邪気に微笑んで)
普通に戻ったら、会う機会もきっかけもなくなるのかな…(ぽそ
あ、、、
そうなると……
冴来さんも能力持っているの?
ああ…。
そういえば私、その能力の事で
貴女を揶揄ったこともあったわよね…。
変態だなんて思わないし
周りに言い触らすつもりだって欠片もないわ。
私こそ、怖い思いをさせて御免なさいね…。
(心底申し訳なさそうに目尻を下げ謝罪を口にしては
彼女に対し、静かに深々と頭を下げる)
私も人間不信だから「若しかしたら」と
思う気持ちはわかるし、気にしないで。
少なくとも、「一生戻れなくなる」
っていうのはないと思うけどね…。
だって、私達のこの力って
「ののこの神魂が私達に宿っているから
今現在行使できるようになっている」
というだけで、謂わば「権能を借り受けている」だけ。
借り物である以上、あの子が此処での生活に満足して
また天へと帰る時にはそれを望もうと望まざろうと
返却することになるでしょう。
それがいつになるかは分からないけれど
いつかは何もかもが普通に戻る…。
だから、そういう心配はしなくていいわ。
(妖精の女王の事でありがとうと言われると、嬉しそうにほわりと微笑む)
避けてる?
うーんそう見えたならごめんなさいだけど
俺は…避けているわけじゃなく、いや、結果的そうなって見えちゃうか…
元の俺の姿を知っているよね? 花弁を触るとこの幼い少女の姿になる事
それで、ドン引きされるか変態だと思われるんじゃないかなって…
今の身体は少女でも元々男だしね。
恥ずかしいような知られたくない秘密な感じで… 他の人にまで知られるのが怖かったんだ
冴来さんがそんな人じゃないって、思ってても怖かったんだ。…ごめんね
でも、もぉこの能力に少しずつ慣れてきたよ
他の人も色んな能力があるみたいだしな
ただ、
ちょっと戻れなくなるんじゃないかって怖くなるけど(苦笑)
まぁそうなったら、そのように生きていくしかないけど…(俯き消えりそうな声でぽそりと)
まあ、そうなの。
私てっきり貴女に
避けられているんじゃないか
と思っていたけど、違ったのね。
安心した。
妖精の女王だなんて、そんな。
例え妖精だとしても、私は女王なんて器じゃないわ。
でも、有難う。
(少々気恥ずかしげに否定しつつも
悪い気分ではない様子で、穏やかに礼を述べ
(綺麗な景色に見とれていると、自分の名前を呼ぶ声が聞こえその声の方に振り向くと)
あ…、冴来さん。 こんにちは。
うん、散歩とここに来たら冴来さんに会えるだろうかって思ってきたんだ。
そうしたら会えたからよかった。
(彼女から柔らかな微笑みを見て自分までほんわり微笑み返す)
でも、今さっき見たら妖精の女王が来たかと思ったよ(クスクスと無邪気に微笑む)
(景色に見惚れ、感嘆を零す白銀の髪持つ少女に気がつき)
あら、卑弥呼じゃない。こんにちは。
お散歩でもしにきたの?
(普段、気の弱い彼女に対して厳しく当たり
萎縮させてしまうことが多い少女ではあるが
別段疎んでいるというわけではなく。
気に入りの場所にいる際には
普段より多少落ち着きがあるということも手伝って
柔らかな微笑みでもって彼女の来訪を受け入れる)
…そう言えば、隠れ屋敷の抜け道に続いてる湖の畔に行ってなかったんだよね。
…冴来さんいるのかな?
……わぁ 綺麗だなぁ…(ぽそり)
(抜け道を抜けると広がる景色に見とれ)
oO(こんな綺麗なところがあるなんて、知らなかった…)
何か妖精さんが出てきそうだな…(ほんわり微笑んで湖の景色を楽しむ)
他の人が同じことを言ったら
私も庵さんと似たようなことを言うだろうけど
それとこれとはまた別なの。
迷惑というなら、私があの人を好きでいること自体が
迷惑なことなんじゃないかって思ったりもするし…。
色々あるのよ。
というと、少し興味がある、とかその程度?
結婚願望だとか、そういうものはないの?
相手に迷惑かけないで、自分で思ってるだけなら、何思ってても良いんじゃない?
それは別にワガママだとは思わないよ。
相手? 医者だから、同業者じゃないけど同じ業界の人ね。
ちょっと年上だけど、なんとなく、気になるの。
それでいいと思ってはいるんだけど
なにせ欲深いものだから。
今だって十二分に大切にしてもらっているし
相手に対して不満はないのよ。
不満があるとするなら、そういう我儘な自分自身ね。
ふむ…。
その人ってどんな人?
庵さんと同じ研究者さん?
自分が大切だと思ってるなら、それで充分じゃないか。
それとも、相手にも大切に思ってもらえないと不満?
恋、ねえ。学生時代も今も、研究が一番大切だったからなぁ。
あ、でも今、ちょっと気になってる男の人はいるわよ。
大切とか恋愛とかじゃなくて、本当に「気になる」レベルだけど。
嫌味で言った訳ではないけど
そう聞こえたならごめんなさい。
正直、私もその方が有り難いの。
トラウマと言えるものかはわからないけど
これはもうどうしようもないことだし
どうにかさせるつもりもないものだから。
…まあ、そう思ってはいても
どうしていいかなんてわからないけれどね。
幸せになりたいというのは本心だけれど
「ここで幕を下ろしてしまえたらどれだけ楽か」
だとか考える事が無いと言ってしまえば嘘になる。
ただね、その大切な人と約束をしてるのよ。
それを最後まで守り通すまでは死ねないわ。
約束を破って悲しませるようなことにでもなったら
それこそ死んでも死に切れない。
大切な相手といっても、私の方が一方的に
そう思っているという方が近いけど…。
庵さんだって学生時代に恋の一つや二つしたことあるでしょう?
あら、トゲのある言い方ね。でも実際そうよ。
あんたの過去を知ったところで、現在のあんたに何かできるワケじゃない。トラウマの治療とか専門外だし。
だからあんたの過去には興味がない。
幸せになりたい、ってのはだいぶ曖昧だけど、
大切な人と最後まで穏やかに過ごしたい、ってのは少しだけど具体的でいいと思うわ。
目標が曖昧だと、そのために何をしたら良いのか、わかんなくなっちゃうからね。
もう死にたいとか言われたらどうしようかと思ってたけど、そういうんじゃなくて安心したわ。
それと、もう一つ安心したのは、あんたに大切な人がいた、ってこと。
あたしは今のところ、大切な相手なんて特にいないから、うらやましいわ、なんてね。