「らっかみ」とは天から落下した神のことで、寝子島(ねこじま)に古くから伝わる伝説の神です。
落神(らくがみ)
と呼ばれてましたが、時を経て「らっかみ」に変化したと言われています。
昔々、寝子島に神が落ちてきました。
それ以来、怪現象や異変が増えて、この世はとんでもない
混沌の世界
に陥ってしまいました。
島の人々は世界を救うように神に願いましたが、どうにもなりません。
しかし、逆に島民が神のささいな願いをひとつかなえたとき――
世界は混沌から脱し、いつもの平和な島を取り戻したのです。
神はそのとき天に帰りましたが、寝子島ではこの神を「落神」と呼んで崇めてきました。
そして、島民に愛されて「らっかみ」と呼ばれるようになっていきました。
この物語に登場する現代のらっかみは、「ののこ」という少女です。
ののこも昔の落神と同じように、寝子島に落ちてきました。
ののこはちょっとドジな神のようで、落下の衝撃で、大変な過ちを犯しました。
神だけが持つと言われる特別なエネルギーの火
“神魂”
をすべて手放して、ばらまいてしまったのです。
そのおかげで、ののこは何もできないごくフツウの “人間” レベルの神となってしまいました。
この世の混沌を避けるために必要なのは、らっかみの願いをかなえることです。
はたして、らっかみであるののこの願いは何か――
それは、ごくごくフツウの学校生活を送ることでした。この神は、高校生活に憧れていたのです。
らっかみには、いくつかの種類・種族があるようです。
今回、ののこと一緒に落ちてきた「テオ」という猫の姿をした神もいますが、種類が違います。
テオは、ののこのような神のサポートをする立ち位置のようですが、まだわかっていないことが多いです。
物語が進めば少しずつわかってくることがあることでしょう。
※らっかみの神魂を授かった「もれいび」は、次のページで説明しています。
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