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木天蓼大学の日常 ~ある一般教養の講義風景~
2014-01-21 / 00:39:56
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小論文を自分らしく纏めている内に
講義について少し理解が深まった気がする
思えば、音楽にも音楽史というものがあって
作曲者の人生や取り巻く環境を知り
曲と向かい合う
亡父は音楽史に造詣が深かったなと、懐かしく思う
誉なら、どういう発想をするのか…知りたくなった
メールで尋ねてみる
返事が楽しみだ
アホー! ~そしてカラスは闇夜に哂う~
2014-02-02 / 00:19:29
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誉が、「これは夢だ」と必死に言ってきたから
夢だと信じる事にした
普通に考えて有り得ないし、確かに夢なんだろうと思う
理屈では
俺が誉を信じないなんて事は、もっと有り得ない
まして、誉を置いて行くなんて、選択肢にはない
夢だから、と少しハメを外しすぎた気もするけど
誉との小さな冒険は
楽しかった
深夜激走! 寝子島仮装マラソン大会
2014-01-09 / 22:55:58
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誉の仕掛けてきた勝負
ただ、負ける訳には行かないと、その背中を追った
誉がそこまで、俺のピアノに執着してくれているなんて
嬉しくない筈はない
ただ、その期待に答えられる自信がない自分が…歯痒い
けれど…俺はもう逃げないよ
誉は真っ直ぐにぶつかって来たから
もう一度、音楽と向かい合い、道を決める
並走せよ! 暁の神速ランナー
2013-10-13 / 00:52:10
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夢を叶えて消えた幽霊を誉と見送って
そっと涙を耐える誉の背中を撫でようとして、止めた
狼狽える様が容易に想像出来たから
数日間、誉と二人で並んで走って
あの先輩二人に、俺は本当に感謝をしている
これからもこうして、少しずつ、誉と昔のように過ごす時間を持てたら
俺はそれだけで…
森繁美術館に行こう
2013-09-15 / 00:10:58
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誉と言葉を交わすのは、本当に久し振りだった
少し見ない内に少し大人びた誉は、やっぱり誉で
変わらないその様子がとても嬉しかった
初めて、少しだけ本音を誉に話して
それで誉も納得してくれると、そう思っていたのに
-奏楽と同じ道を進みたい-
その言葉が俺の心を掻き乱す
…弱った
せんせいといっしょ:若林先生編
2013-08-23 / 23:24:25
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寝子高での三年間を思い出す時、色んな感情が俺を支配する
一年生、突然の喪失に、ただただ立ち尽くした
二年生、自分に出来る事は何か、考えた
三年生、今の俺が進む道を決めた
悩み荒れた俺を、癒やす空間があの沙穂先生の控え室だったんだと
そう思う
今日は沙穂先生に会えて嬉しかった
レディ・ロゼッタの未来観測
2013-07-28 / 00:38:36
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自分の事は誰よりもわかっているつもりだったけれど
占い師は、俺の本音を暴き出した
どちらも諦めたくないと、心の底で思ってた
けど、それは贅沢な事だから…理由を付けて見ないフリをしていたんだ
正直、まだ俺は迷っている
でも、迷いながら祈っている
誉と共に音を奏でる日が来ることを
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