担当ゲームマスター

マスターコメント

寝子島仮装深夜マラソンの始まりです！（愛称はかそマラを希望します）
寝子島に愛着のある方であればどなたでも参加できます。
異なる年齢、性別、スポーツキャリア、健康状態の参加者がみんな笑って楽しめるルールを採用しています。
よくお読みの上、ふるってご参加ください。

【シナリオ概要】

寝子島夏季イベント『寝子島島民親睦 第一回 深夜仮装マラソン大会』を楽しみましょう。
ランナー、応援、野次馬と、さまざまな方法でイベントに関わっていただけます。

【ランナー参加要綱】

参加資格：不問（寝子島に愛着のある方大歓迎！）
参加条件：仮装をすること（必須。仮装をせずに参加した者はランナーと認められません）
　　　　　※アクション投稿時に仮装イラストを指定して、はじめてランナーとして認められます。
参加日時：6月下旬の某日 午前0時～3時
大会コース：規定のコース約10km（下図参照）

【イベント基本ルール】

このマラソンは総合得点制で、完走は必須ではありません。
好きな方法で点数を稼ぎ、上位を目指してください。
また、マラソン大会であると同時に仮装大会でもあることをお忘れなく。
途中で衣装を変えたり、脱いでしまった場合は失格となります。

以下の1～3の方法で得点を獲得し、総合得点の多いランナーが入賞となります。
入賞者には、運営委員兼仮装審査委員の中沢町長とサンマさんから
当日の仮装姿をレリーフとしたトロフィーと豪華な副賞が贈られます。

　　＜得点獲得チャンス＞
　　1）マラソン完走点【1位100点、2位90点、3位80点、4位70点、5位60点、6～10位50点】
　　2）仮装の芸術点【マイナス50点～プラス100点】
　　3）コース中にあるクエストの達成点【各10点、合計30点】

　　＜得点獲得の例＞
　　・浅井くん：マラソン１位（100点）、仮装（-30点）、クエスト×１（10点）＝合計80点
　　・桜栄さん：マラソン未完走（0点）、仮装（80点）、クエスト×２（20点）＝合計100点

クエストはどんなに素早く達成しても、10分の時間が経過するものとみなします。
また、この間はチェックポイントに拘束され、ランナーはコースを進むことはできません。

点数の獲得方法は参加者の自由です。
たとえば、走るのが苦手なキャラクターなら応援と仮装でポイントを稼いだあと、
座ってのんびり観戦していてもよいのです。

仮装の審査は半ば抜き打ちで、移動車両（車またはバイク）によって移動する審査員によって行われます。
突然の審査委員との出会いもちょっとしたハプニングに？

完走していないランナーがいる場合でも、2時半でマラソン競技は終了し、
総合得点発表と、授賞式、閉会式が行われます。
3時にすべての公式イベントは終了します。その後の行動は自由となります。

【特殊ルール補足：ハンディキャップのあるキャラクターについて】

現在けがをしているキャラクター、持病や障害など健康上のハンディキャップのあるキャラクターは
特に注意してお読みください。適応される可能性のある特殊ルールが記載されています。

　　特1）健康上の問題を抱える走者は、健常走者と2人で1つの『ユニット』を組んでよい。
　　　　ユニットは1人として扱うが、3)のクエストの達成得点のみ倍になる。

　　特2）ユニット可/不可は普通に歩行が可能かどうかを基準とする。
　　　　（例：ユニット可 → 片足骨折、心臓病、視覚障害
　　　　　　　ユニット不可 → 聴覚障害、つき指）
　　　　自己免疫疾患のように特徴的な症状がなく、判断が難しい場合はアクションで自己申告してください。

ユニット参加の方は、必然的に2名のグループアクションを宣言する必要が出てきます。
シナリオに参加していない方とユニットを組むことはできません。
また、ユニット可の状態にあるキャラクターでもあえて単独出場すると言う選択をすることもできます。

【参加ランナー補足：足の速さについて】

ランナーとして参加する方は、リアクションに反映する際の指標といたしますので、
長距離走における足の速さを5段階で自己申告してください。
一般的なマラソンシーンでは、キャラクタープロフィールと、申告していただいた足の速さを元に判断いたします。

5が最速（10kmを45分で完走）、1が最も遅い（10kmを90分以上で完走）とします。
5の速さのキャラクターが、あえて3で走るといったことも可能です。

【プレイヤーだけが知りえる情報：クエスト】

チェックポイントに仕掛けられた、3つのクエストを事前に公開します。アクション作成にお役立てください。
その時が来るまで、キャラクターは決して知りえない情報であることを覚えて置いてください。
最初から知っているようなアクションがあった場合、これを無視します。
ユニット参加者は達成時の得点が倍になります。

　　▼クエスト1:寝子ヶ浜海浜公園前
　　3つの伏せられたカップの中から、ミニサンマさんフィギュアの入っているカップを当てろ！（10点）

　　3回までトライ可能ですが、失敗するごとにカップが1つ増え、
　　再トライ時間としてさらに追加の5分が経過します。
　　こちらは特殊なアクションが宣言されない限り、マスターが乱数で正解・不正解を裁定します。
　　不正が見破られた場合、得点は与えられません。

　　▼クエスト2：旧市街参道商店街
　　商店街協賛・あつあつ煮込みうどん大盛りを完食せよ！（10点）

　　商店街が厚意で用意してくれた、あつあつのサンマ入り煮込みうどん大盛りを残さず食べてもらいます。
　　どんなに早食いの人でも、チェックポイント拘束時間として10分は経過します。
　　食べるのが遅い人は相当な時間がかかるでしょう。
　　吹き出したら商店街のオバちゃんの説教つきおかわりが待っています。

　　▼クエスト3：ゴールのスタジアム前
　　千羽鶴を作っていってね！（10点）

　　ノルマは10羽。テーブルとパイプ椅子、折り紙が用意してありますので座って折っていってください。
　　形がひどいものはやり直しです。

【その他の情報】

寝子電スタジアムの周辺には、島内の商店協賛の屋台が出ており、まるでお祭りのようです。
もちろん、屋台を出す側として参加することもできます！

各チェックポイントは給水所も兼ねています。水とスポーツドリンクが用意されていますが、
自分専用のスペシャルドリンクを預けておくこともできます。
ゼリー飲料や栄養補助食品のような、ドリンクでないものも認められます。生物は禁止です。

【ランナー以外の参加の方へ】

どこで、どんなことをしたいのか、具体的に書いてください。
そうでないと、どうしてもランナー組より活躍の場が減ってしまいます。

サンプルアクション（1）

プレイヤーの目的・意図

自転車に乗って走者を追っかけ、青春のひとコマって感じで楽しみたい

キャラクターの目的・理由

応援組として参加。走者のあとを自転車で追いながら応援して、一緒に走っている気持ちになりたい！

キャラクターの行動・手段

走るのは苦手だから応援で参加。基本は自転車で走者を追っかける。手作りの大漁旗を模した紙の旗を背中に担いでいるよ。
「必勝　○○」みたいに、親友の名前を書いておく。
「でも、応援するのは走ってるみんな全員だよ！」

邪魔にならないように先にチェックポイントに行って待ってて、来た人たちに「がんばって！」って声をかけるよ。仮装が面白い人はスマホで撮影しちゃうかも。暗いから自転車のライトはきちんとつけるよ。いいタイミングで次のチェックポイントへ移動。

マラソンを見るはずだったのに、
「このクエストタイムを見たいんだよね～。なんかバラエティ番組みたい！」と気持ちが変化。クエスト追っかけに夢中になります。笑い転げたり、拍手喝采したり。外側から、参加者と一体感を味わいたいな！

マラソンの後で親友に会えたら、健闘をたたえつつ一言。
「お疲れ！　いやーお前の応援するはずが、クエスト見てるのが面白くてさ～。ゴメンゴメン！　ランナーとしてのイベントの感想、ぜひ聞かせてくれよ！」

サンプルアクション（2）

プレイヤーの目的・意図

車椅子の友人とユニット参加。走れない友を励ましながら、ガンガン押して走るがんばりを見たい。

キャラクターの目的・理由

走るのは不利なユニット参加だけど、クエストと仮装で勝負。
二人で力を合わせて入賞を目指したい。

キャラクターの行動・手段

GA【友情】

足が悪くて走れない友人を誘ってユニット参加。「俺がお前の足になるよ！　だからお前は俺の光になってくれ！」って言いながら、ヘッドライトつきヘルメットを、相棒の頭にかぶせます。かぱっ。うんうん、意外と似合うぞ！　ちょっとでかすぎたかな？

二人そろってコマンドー風の顔汚しメイクをして、サファリルックにリュックで、なんとか探検隊みたいな感じの仮装で参加。相棒はいつもの車椅子に乗ってもらう。
「スポーツ用じゃないから無理だって？　大丈夫大丈夫！」
相棒を落っことさない程度の速度で爆走します。速さはどんなにがんばっても3ってところかな。

クエストはカップとうどん。カップは目のいい相棒、うどんは俺ががんばるよ！　
「おお、お前さすがだな……今の見えてたのか？」（カップ）
「さすがに走った後うどんとかマジきついな（ずるずるずる）……んぶふぉっ!?（うどんファイヤー）あぢぢぢぢいい！　オバちゃん冗談きついぜ、やっぱり最初から食い直しか……」

サンプルアクション（3）

プレイヤーの目的・意図

マラソンよりも仮装が目的。すごい仮装で走るギャップにみんなに驚かれたい。

キャラクターの目的・理由

おしとやかな女子大生で通っていたのに、驚きの過激コスチュームで登場、意外性を見せつけます。

キャラクターの行動・手段

口数少なく、おとなしい女子大学生で通っていたけれど、実は案外派手好きで目立ちたがり屋。マラソン大会で本性を表します。あ、サンマさんが大好きキャラです。
「豪華賞品……きっとサンマさんグッズね。なら本気を出さなくちゃ！」
足はスポーツシューズなのに、衣装はリオのカーニバルみたいな過激なもの。あっ、おなか部分と足は一応配慮してフィギュアみたいなストッキング地で覆います。出してもいいんですけど、生肌はよくないと思うので……

衣装の過激さとギャップで驚かせたところで、走り出します。昔陸上部で長距離選手でしたから、足は速いですよ。5の速度で走ります。走っているうちに、
「大学デビューなんて考えてたけどばかばかしいわ。無理におしとやかぶらなくても、私は私らしくいればいいのよ！　そうよ、これが本当の私なんだわーーー！」
どんどんテンションが上がって行き、背中の羽飾りが落ちるのも構わず夜の冷たい空気を感じながらガンガン走ります。クエストはしません！