柔らかな陽射しが差し込む穏やかな昼。
清んだ空気が周辺を満たしており
野生動物が時折、喉を潤しにやってくる。
ある少女は静かに語る。
「この泉には妖精達がすんでいるの。
貴方に姿が見えないだけで
ちゃんとここに存在しているのよ。」
*昼の雑談トピックです。
*独り言や探索にもどうぞ
ああ…。
そういえば私、その能力の事で
貴女を揶揄ったこともあったわよね…。
変態だなんて思わないし
周りに言い触らすつもりだって欠片もないわ。
私こそ、怖い思いをさせて御免なさいね…。
(心底申し訳なさそうに目尻を下げ謝罪を口にしては
彼女に対し、静かに深々と頭を下げる)
私も人間不信だから「若しかしたら」と
思う気持ちはわかるし、気にしないで。
少なくとも、「一生戻れなくなる」
っていうのはないと思うけどね…。
だって、私達のこの力って
「ののこの神魂が私達に宿っているから
今現在行使できるようになっている」
というだけで、謂わば「権能を借り受けている」だけ。
借り物である以上、あの子が此処での生活に満足して
また天へと帰る時にはそれを望もうと望まざろうと
返却することになるでしょう。
それがいつになるかは分からないけれど
いつかは何もかもが普通に戻る…。
だから、そういう心配はしなくていいわ。