………。このナカに。占っといて欲しいコト書いてあっし。
っても今すぐじゃねんだ。開けんのはあたしが帰ってから。

なんせコイツはヒトひとりの…まーあるイミ？命かかってるんよ。
その分時間も食うし…そーそーカンタンにゃーケリつかん。

どーだ。やってくれるか？

でもブー。ハズレ。

正解はマナのだーいすきな……………　し　ゅ　く　だ　い　。

（にっこにこしながら）相変わらずイイ勘してんね。

ま、まさかこれは……(白い封筒を戦慄の面持ちで見つめながら)
──『離島届け』！？

もしくは、　『結婚届』！　『離婚届』！！
　
ああっ！どれも不吉な気配しかしないっ！　これは…一体……！(現在、はちきれんばかりの妄想とお友達中)

（これまた無遠慮にどっかと椅子に腰掛け。
　室内の様子を仏頂面でじろじろ見回して、「フム」と思わせぶりに唸り。
　かと思えばおもむろに、自前のズタ袋をゴソゴソあさり始めて………）

………？おお。あったあった（しゅっと封筒を抜き取り、卓上にぺたり）
……………。………………………………………。

（「コレなーんだ」とでも言わんばかりの胡散臭い笑顔で、マナの反応待ち）

(占いってツールというお話を受けて、ああと小さく頷き)
本質ですよね。外れてしまっても、その方の為になるのでしたら。
……ですが、欲を言うなら『当たる』という地盤の上でお話したいです……調子乗ると直ぐにカードに出て全部外しますから……
(情けなさそうにどんよりと)

ええ、ひとに出来る事ですから、天命を待つ前段階ですね。
「占いは信じていない！」と手を伸ばさない社会人の方よりも、
「このプロジェクトを成功させる為なら……！」と、手段の成功の為に、万機を期した現実的な手段を尽くした上で、更に「穴は無いか？陥りかねない可能性は？」とサブカルにまで情報を集めてくるひとの方が、圧倒的に恐いです。色々な意味で(真顔)

野望の話は……そうですね、恥ずかしいしほんの些細な内容ですが、その対案でしたら充分お話する意味もあるかもしれません。
でも、本当に…子供の我侭みたいなものなんです。でもだから、決して譲れないような。

(戻り際のその背中を見送りつつ)
あの人程……神に救われるべき存在はいないのかも知れないな……(呟きながら)
でも、神は『存在しているくせに答えない』──やっぱり。なんて酷い話なんだろう。
(最後を決意を新たにするように口にして。それから深く深くお辞儀してお見送り)

そんなコトもないよ～？オレはそういうの嫌いじゃないよ♪そんだけ気が置けるって思われてるなら嬉しいかな！好きなひとだったら尚更いーねー
わわ、そんなそんなあわてなくてもッ！だーいじょうぶだいじょうぶ！(思わず席を立ち手をバタバタ)
茉菜ちゃん見たら元気出るから！
言ってくれてありがとね(にこり)

ああ、ごめんね。占いって、イマイチ分かんなくて。オレは結果よりも、占いってツールを使って自分の問題と向き合ったり、人に心を打ち明けるきっかけになってるのが大きいと思ってた。だから茉菜ちゃんのやってるコトはホントスゲーって思う。こっから出て来たみんなの顔見てたら分かるよ。オレには出来ないなぁ、そういうの

ふーん、そうなんだ。なるほど、可能性の話。備えあればなんとやらだ。じゃあ占いもしとかないと、天命待てないね
(維都月さんがコップにお茶を入れてくれると、「ありがとありがと」と礼を言い、少し口にする)

ありがと。茉菜ちゃん。その時には、きみの野望の話と交換ってコトで

はーい！じゃあ占い、お願いしマース！

(維都月さんの占いをふんふんと顔を近付け興味津々。カードを操る手を面白そうに眺めながら。結果が出ると維都月さんの顔を見て、膝に手を置き話を聞きます)

山盛りご飯にメザシ一匹！
おーーいいねー偶にはご飯がつがつ行くのもいいよねー♪
なんか話聞いてたら面白そう！食べてみたいっ！
よーしじゃあ今晩は白ご飯にめざし一匹だー！

帰りにめざし買って帰ろ。めざしめざし……っと。(めもめも)

……うん、お腹空くよねぇ。茉菜ちゃん今晩何食べるよてい？
マジであまりもののお菓子食べるの？

(一通り話を終えた後、ゆっくりと立ち上がり)
ふう、じゃあ、これで占い終わりかな？
もうちょっと話したい気もするけど、後がつかえてるしこの辺にしとこうかな。
……じゃあねえ、茉菜ちゃん。聞いてみて良かったよ。オレまだあっちの方でみんなと話してよーかな。それが一番いいや

やっぱりオレ……ダメみたいだね。それが分かっただけでも……うん、まあいいや
(と入口までふらっと歩き、立ち去り際に振り向き、穏やかな笑顔を見せて)


それとね茉菜ちゃん

失くしてたもの、見つかったよ

(と言ってその場を後にします)

これで、我侭の内に入らないって…！どれだけ、どＭな人生を送られてきたのですか！(驚きのあまり声を荒げながら)
大変、大変！せめてお菓子でも──お菓子はみんな改築に～……ｽｺｼﾓｯﾃｸﾚﾊﾞﾖｶｯﾀ…orz

……占いは、信用されなくても、でもその位が本当は正しいのかもしれません。占えば占うだけ、外れた少しが大きくなって、その人の道を崩してしまうから。
だから、そういう意味では皆口さんの質問が一番安心といえば安心です。正しい占いのつかいかた。

……いいえ、信じるか信じないかでは全く怒っていないんです。

占いは、ベンチャー企業とかで『完璧主義で占いなんか全く信じない方』の不測の事態の穴を予測出来るようにも使われるんです。(よいしょ、と初心者向けと書かれた本を開きながら)『不測の事態を事前にカバー出来れば、事業が安心して運営される』というビジネスマンの人が利用なさる事もあるらしいです。
占いは、「人事尽くして天命を待つ」のまだ「人事」の分野なんです。
(気がつけば何となく微笑んでいた自分に気づいて、小さく息をつきながら、相手の紙コップにお茶を足し)

信じる信じないはお相手様の自由。お客様には少しでも楽になる要素があればいいな…と。

そこまでに、思い重ねる心があれば『ナニカ』はいつしかきっと、ひとと同じとなるものかと。
思いを重ねる都度、訳が分からなくなったあかつきには、是非またお立ち寄り下さい。


さてっ、雑談はともかくっ、占い占い。
自炊するのに、何が良いか……選択肢がないので、迷いますねぇ。
『天丼系』と『甘口カレー』と、『山盛りの白ご飯にメザシ一匹！！』この３択を掛けようかと思います！

えっと、(カードをいそいそ)

現状は…えっと「流れに沿って」まあ、そうですよね(汗)
まず天丼モノは「え？いや、俺興味ないんだけど…」となって、食べるにも何か味気ないものになってしまいそう。
甘口カレーは…食べている間も、誰にも理解できない範囲で、つい何か考え事をしてしまって、味わうどころじゃないかも…


『山盛りの白ご飯にメザシ一匹！』これは面白かったですよ～っ。
ネタとしてはやっておいた方がいい、一度はチャレンジしたいメニューです。
ほかほかのご飯に、いざ目の前にするとこの上なく激しい後には引けない緊張感。そして、食べてみた後の開放感と、達成感と、心の余裕！！
今夜の夜食はご飯が美味しく炊けると良いですね～…っ(お腹すいた)

(維都月さんの拍手を聞いて、安心したように脱力し)
わー……ありがとう～よく分かんないけど、合格なのー？
まーオレ、これぐらいならワガママの内に入んないからダイジョウブダイジョブ。疲れたけど

おおすごい！さすが噂の占い師！ロケット建設まで占えるなんてすごいね！
失くしものは、苦手なの？まあ無けりゃ見つからないよね～

(一息つく維都月さんの様子を眺め、呼吸を整える。うんうんと話を聞き、ご相談と言われると、ちょっと畏まって、姿勢を伸ばし)
あ、はい、聞くだけなら、何でもどうぞ！

(話を聞いて、維都月さんから飴を受け取る。目をぱちくりさせ少し考える。それを手で弄りながら、う～んと、困った様子で)

……いきなり、ガツンと来たねえ
『ひと』か『ナニカ』か？
そんなの、オレにも分かんないよ占い師さん。

けど茉菜ちゃんがオレを『はがれ易い人懐っこい犬の様子を顔にはってる』って感じたんなら、そうかも知れない可能性を思わせてしまったのはオレにとっては問題かなあ
事実は、オレにはさほど問題じゃないけど……だから分かんないって言うんだろうねえ……

ただそーだね。
『ナニカ』も悲しいし、泣く事もあるし、悩むコトもあるんじゃないだろーか
『ナニカ』はそんなすぐには『ひと』にはなれないよ、多分
『自分が分かんないヤツは自分に起きてるコトも分かんない』んだよ

オレは占ってもらわなくてもだいじょぶだし、激辛でも気にしないけど
きみはオレがきみを信用していない態度に怒ってるのかな？

どうだろう？

(手にした飴を口に放り込み)

お見事です
(一言で、両手で拍手)
はいっ、素晴らしい合理主義です。
本当に、あの本当に短い短期で考えたとは思えないような。

(話を一通り聞いて)
全然問題なしですっ！
今日の夕食から、未来のロケット建設まで！占えるものなら何でも占いますよっ。
ただ、失くし物だけは本当に占えないんですよねぇ。まず見つからなくって……
(ため息をつきつつ。
買って頂いたお茶を自分のコップと皆口さんのコップと用意して、半分ずつに注ぎながら)

(長く一息)

ところで、先程の皆口さんにお願いした暴挙も、これを確かめたかったのですが……

自分が見れるのは「ひと」だけです。普通の人にも噂のもれいびとか、関係なく『ひと』なんです。人外占ってみても外れる可能性が高いので、
そこで自分の前にいる皆口さんにご相談です。

　──今、私の目の前にいるのは「『剥がれ易い、人懐っこい犬の様子』を顔に貼り付けようとしている『ナニカ』」ですか？
　それとも、皆口さんは、他に占いにきてくださった方と同様の『ひと』ですか？

占っていて……大好きなカレーが激辛で出てくる可能性がも否定できないので、少しだけお伺いできれば嬉しいなと思われます。
(傍の飴をぱくりと一口。皆口さんにも、そそっと１個の飴を差し出し)

(数分後、物凄い勢いで、滑り込むように入店してくる。手にはペットボトルのお茶を持って。)
買って来たよぉ～～！！！！
(いつもよりも早口で喋る。顔を上気させ、少し汗が見える)
はい、間に合った。
まあ、茉菜ちゃんが待ってくれてる限り、間に合わない事はないんだけど。
オレを困らせるためだけに、他の人を困らせる人じゃないのは分かってるしー。
んまでも、出来るだけ早い方が、いいかなって思いましたー。はい。
(ペットボトルを机に置いて)

さて。オレの……オレの占い(さすがに呼吸が乱れて来た)
はじめてなので要領、分かんないからなんか不味いトコあったら言ってね……

えっと、そうそう。オレ自炊してるんだけど……
今日の晩御飯どうしようかなって思って
ちなみに今日の朝は抜いた
お昼はラーメン
好きなものはカレー
食べられないものは、無いと思うけど、辛いのはニガテかな？
そんなカンジかな？こんなんでいいの？

こうゆうの占うってアリなのかな？

じゃあ、お願いします、占い師さん
(ぐったりと椅子にもたれる)

すこしでも……そう、少しでもそうであれたら…嬉しいです。
私も、ここで占わせてもらって、沢山の人にお会いすることが出来て、色んな思いを聞くことが出来て……身に余る思いを、本当に実感させて頂いているんです。(ぽつりと呟いて)

本日は、来て下さって……ありがとうございました。また一つ、学ばせてもらったような気がします。
(立ってシスターに、深く深く姿が見えなくなるまで、お辞儀をしてお見送りをして)

やはり、ああいう生き方もあるんだなぁ……(改めて、深く考え込みつつ【改築】の方へ)

ふふ、できることがこれしかないだなんてご謙遜ですわよ。
茉菜さんの示唆に富んだ占いのおかげで、暗闇の中進む道を見出した方が沢山いるのですから

（茉菜さんの結果を神妙に聞き）
……ご丁寧にありがとうございますわ（深々と一礼）
なるほど、そうでしたの……大変参考になりました。指摘されれば思い当たる点ばかり……
想いを秘めてる今が一番幸せ、ですか（軽く目を見開き）そう……そうかもしれませんわ。いえ、きっとそのとおりです
わたくしは未だ恋に恋する子供、冒険をせず夢を見ている今が一番幸せなのかもしれません。
しかし少女の時間は終わりました。今のわたくしは神父様に守られてばかりの子供じゃありません、自分の頭と心で考えて答えを出さねば……それでこそ一人前のシスターを名乗れるというものです

おっしゃるとおり、神父様は大変信仰心厚く聡明なお方です。今の関係が壊れるのは怖い……大人になってもずっと父のようなぬくもりに甘えていたい
魅力的な方ですからわたくし以外に好意が持っている女性がいてもちっとも不思議じゃありませんわ
いえ、それに気付いたからこそわたくしは……（俯いて膝にそろえておいた手をぎゅっと握り）
黙っているべきか、告白するべきか
結局はわたくしの心次第、というわけですわね
神様もいじわるをなさる……

このままの関係もけっして悪くはありません。師弟として疑似親子として、一生を温かく居心地良く過ごせるなら……と弱気にも傾きます
神父様に告白して、それからどうしようどうしたいとは考えてはおりませんの
神父様をお慕い申し上げてるのは事実ですが、わたくしにとって主は絶対的な存在。
ですから……わたくしが告白するのは苦悩を吹っ切って己の心の安寧を得たいが為、そして修道に身を捧げる為……ただそれだけが理由ですわ。

有難うございます、茉菜さん
今日ここへきてよかった……
わたくし……もうほんの少し勇気をだしてみますわね（儚げに微笑んで去っていく）

では、どうすれば良いのかとなると……(カードを引き換えて)

現状、ゼシカさんのお心自体も「曖昧にせず、どちらか決断しなくてはならない」という思いに満ちていて……先程のカードと合わせて、その時期的には間違っていないと思います。
お心をお伝えしない場合は、穏やかだけれどもずっと気づいてもらえないまま。神父様のお心もゼシカさんに対しては庇護扱いが継続。

ただ、それは悪い意味ではなくて修道としては、むしろ一生を過ごせるとても温かな関係です。

告白する場合に関しては、
……告白する、と決めた場合は様々な方法がありますが……(非常に言い辛くしてから)どれも、むつかしそうです……
むしろ神父様は凄く徳の高い方だから、受ける告白もゼシカさんだけでは無いのではない可能性があって。その場合、洩れなく諭されて綺麗に返されてしまっているのではないかなと。
信仰の道が深く『その状況すら神が与えた道である』と、その位では禍根は残らない位、その神父様はお心の広い方のようです。

この場合ですと、ゼシカさんのお心の方が心配で……
一番良いのは、思いに耐え切れなくなったらそれをすっきりさせるつもりで告白して、悲しみなどに捕らわれずに、その後は何事も無かったかのように過ごすのが良いと出ています。
──『失恋で傷ついた』のではなく『失恋する事で自分の安定した立ち位置を確認できた』と思う位、むしろ厚顔無恥な勢い位の心構えが必要となりそうです。

告白した場合は、「告白に成功して得る」のではなく「告白に失敗して得るものがある」と考えられれば理想です。

……以上ですっ。
──どちらが良い結果なのかは、非常に判別のし難い内容となってしまいましたが……
これは、恐らくシスターが選択した道が正しいのだろうと思われます。
心に秘めずに、完全に吹っ切れて諦める、もしくは告白するのどちらかを選択するのが良いかと思われました。お心さえしっかりとしていれば、どちらも受け入れられる道だと出ています。

(PL：１～２日で終わらなかった…！本当に申し訳ありません…！！)

いっ、いえっ！自分に出来そうな事がこの位しかなかったんです。そうしたら、たくさんの方がいらしてくださって本当に嬉しくて……
(幸せそうに微笑みながら)

(無言ながらに少し驚いた様子で)
シスターが恋占いですか……？(不思議そうにしていたが、話を聞く内に納得した様子で沈黙して話を聞き)
…ご相談頂きまして、ありがとうございます。
(深く頭を下げてカードを引いて)

状況は、葛藤しつつも思い焦がれる今が一番幸福な時と出ていますね……。神父様はとても徳…というのも変ですが、凄く人として立派な方で、秘めやかな想いの傍らで『自分はまだ、一人前ではなくそこまで辿り着く事も出来ていないから、もっと全てにおいて励まなくては』と、やはりお伺いした通りの事柄で出ていますね。
神父様から見ても、恋心はまだ分かりませんが、ゼシカさんはとても神徳篤い良いシスターだと思っておられて……
でも、心の中に秘めておく想いでは無いところまできている様子。
確かに心の中に秘めていれば、禍根は残さないかも知れませんが、これから先ゼシカさんご本人が、今まで以上に心がもやもやしてしまって、何も手に付かない状態になってしまいそうですね……。
→

(PL:申し訳ありません！事情により１～２日程コメントが遅くなってしまいそうです……！
お待たせしてしまい、申し訳ありません…！！)

はじめまして、ごきげんよう
お噂には聞いてましたが……随分と流行っておりますのね。
物腰柔らかで笑顔も朗らか、皆様が癒されているのがわかりますが

さて、今日うかがいましたのは……その、恥ずかしいのであまり大きな声では申せませんが、恋占いをお願いしたくて（頬を赤らめて俯き）

わたくしはゼシカ・ホーエンハイム、星ヶ丘教会でシスターを務めております
実はわたくしには長い間お慕い申し上げている殿方がおりまして……遠く離れた故郷ドイツ、両親を亡くし孤児となったわたくしを誠心誠意育ててくださった神父様です。
神父様とは今でも文通を続けております。恋と申しましてもわたくしは信仰にすべてを捧げた身、それは育ての親への敬慕の念に似た淡い初恋にすぎないかもしれません。
……ですが最近、このままでいいのかと悩むようになりまして。
わたくしが片想いを続ける事がもし神父様の重荷になっていたら……
もちろん、手紙ではそのような事一言もほのめかしておりません。
ですが神父様は洞察力に優れたお方、行間からわたくしの悶々たる悩みをを酌みとってしまうやもしれません。
それにこの気持ちが恋愛感情なのか尊敬の念が高じたものなのか、自分で判じかねているのも事実です。
わたくしは神父様の幸せを祈っております。
ですがそろそろ親離れしなければ。
庇護下にあるわたくしが一人前に自立しない限り神父様は安心できず、わたくしを一人の女性として見てくれることもけしてない……

神父様への片想いを吹っ切って、信仰に身を捧げるべきか。
一生死ぬまでこの想いを秘め続けるべきか。
勇気をだして告白するべきか……

もし、もし告げるのが正しい選択ならば、手紙がいいのかご本人に直接言った方がいいのか。
どのような状況でならお互いに禍根を残さずにすむのか。

どれが最善の選択か、何度尋ねても神は答えてはくれません。
きっとこれもわたくしに与えられた試練の一つなのでしょうね……

わたくしは修道女。還俗は考えておりません。
結婚や出産など人並の女の幸福は望むべくもございませんが、心は常に主と共に在ります。

どうか心弱きわたくしをお許しください
今だけは主ではなく、一人の女として悩みを分かち合う事を許してくださいまし
（胸の前で手を組んで十字を切り）

はいっ、本も過去には大切だったものなのだけれども、今は形骸的なもので、もう要らないものなんです。内容は倉前先輩全てに残っているものだから。
だから大丈夫ですっ。それらは、表立って使われるものではないのだけれども、確かに、確実に倉前先輩の中にあるんです。
──だから、大丈夫ですっ。

こ、こちらこそ、占わせていただいてありがとうございます。何か素敵な事……あるといいのですが……！
それでは、ありがとうございましたーっ。

(出入り口までお見送りをして)
……名前で呼ばれるのは、照れるなぁ……(その後姿に、恥ずかしそうに頬をかきながら、頭を切り替えて改築の方へ)

（占いの結果をいつになく真面目な顔で聞きながら）
……ふむ。思い出すことは不可能ではないけど、思い出さなくても問題はない…ですか

それにしても、僕は内容をすっかり忘れてしまっとるのに、本の内容は全て僕の『考え方や思考にしっかりと残っている』というのはなんだか不思議な結果ですね
無意識でも残っている…か、それを聞いてなんだか安心しました
大切なものだった気がするので、なんも思いだせんことに罪悪感めいたものが少しあったんですよ
でも、茉菜の言うとおり僕の中に『無意識でも残っている』のなら…きっと大丈夫ですよね（穏やかに微笑んで）

無理に思い出す必要がないとやったら、うちは今まで通りうちらしく過ごしていこうと思います
急に忘れたことやけん、同じように急に思い出すこともあるかもしれませんもんね

茉菜の占い、とても助けになりました。ありがとうございます
茉菜にもこれから先、素敵なことがあるといいですね（ふふりと微笑んで一礼）

それで、ふと気になって、倉前先輩にとって、その『白い薔薇が表紙の本』というのがどのようなものか拝見してみたのですが……

……先輩にとっては、それは過去に感銘と温かさを受けた、とても大事な本だったけれども、現在では、もう本当に過去の遺物に近い状態となっています。
現状では、大事かも知れないから内容は思い出さなければならないと思うものの、
その思い出せない本の『大切な内容は全て』無意識的に、倉前先輩の『考え方や思考にしっかりと残っている』ので、改めて思い出す為に、無理をする必要はないんじゃないか、と。

本の内容まで思い出す事も不可能ではないけれども、時間が掛かった上に苦労するので結構苦しく、効率が悪いのではないかと出ています。
何しろ本の中身は、無意識だけれども倉前先輩の中にしっかりと残っている、とあるので……。

こちらについては、しばらくは、忘れようとしても、ふと脳裏にその本の存在が根強く浮かび上がるかも知れないのですが、それを気にせず、自分にとって楽しい事をして遊んでいるうちに、その思いからもすっきりすると出ています。


そんな感じで出ました！
……大切だけれども、思い出さなくても良いって複雑な感じですね……。
ただ、選択肢的にはどちらを取っても致命的な問題は無いと出ています。少し、ほっとしました(長く息をつきながら)