天から落ちてきた神さま“らっかみ”の ののこ は、フツウの女子高生として寝子島高校に通いはじめる。
寝子高生や島の人々とともに、寝子島での楽しく豊かな時間を過ごした。
ののこの神魂がたくさん飛び散った寝子島では、異変も多い。
もれいび は、ののこの世話役のような“灰色猫のらっかみ”の テオ とともに戦ってフツウを守る日々を送る。
時には天界に行って、ののこの母 ままこ に会ったり、世界を揺るがすとも言われる白魂石を守ったり。
さらに彼らの前に立ちはだかるのは、フェニックスの父を持つ“カラスのらっかみ”クローネ だ。
意外と乙女なクローネの願いは「いちごワールド」を作ること。
そのために、謎の牛 ミル の力を使ってののこの記憶と力、神魂を求めて暴れに暴れた。
ミルが封印されていた鈴島からは、星幽塔(せいゆうとう)と呼ばれる浮遊塔が現れるが、
塔の住人 ほしびと が寝子島に来るとフツウの姿に変わるため、かろうじてフツウは守られていた。
そうして1年が過ぎ、もれいびは激闘の末にクローネを打倒。
最期は炎に消えたが、クローネには常にボスの存在が見え隠れしていた――
ののこは高校2年生になって、ますます青春を謳歌。
たくさんの友だちに囲まれて「フツウの楽しい学校生活」を過ごしていた。
しかし神魂の影響もますます大きく、悪魔なる者まで多く到来して、寝子島はさらなる混乱へと向かう。
そこに現れたのは、“白猫のらっかみ”のミラ。
未来を予知するミラは、時の特異点を発見してもれいびに伝える。
自らは戦いに適さないものの、分身してもれいびたちを全力でサポートしていくのだった。
悪魔やクローネを指揮していたのは、オオカミの姿をした 絶神(たちがみ)だった。
寝子暦元年に寝子島に落ちてきたという伝説の“元祖らっかみ”がののこであり、
その時、ののこだけでなくもう一人落ちてきたのが 絶神 だったということも判明する。
ののこの影から生まれた、もう一人のののこ。――彼女の暗黒面とも言える存在、それが絶神なのだ。
絶神自身は月に封印されていて出られないはずだが、ほんの僅かな綻びが生じていた。
その邪悪で強大な力を発揮し、ついには寝子島にも襲来する。
もれいびたちは寝子島をなんとか死守して追い返すが、今度はののこが囚われてしまった。
皆はののこを奪還して絶神を倒すため、月へと攻勢に出る。
鈴島や星幽塔もからんだ大規模な戦闘は、熾烈を極めることとなったが、見事に勝利!
絶神の力は失われて本来の姿であるののこに戻り、ののこと寝子島は守られたのだった。
これで、ばらまいた神魂はともかく完全な姿になったののこ。
このまま高校3年生になり、残り1年の「楽しい学校生活」を過ごせば願いが叶うだろう。
と思われたが、ののこの父の存在を妙に気にするテオであった……。
はたして、ののこの未来は? そして寝子島と人々の未来は?
寝子島のフツウをめぐる物語は終わらない。――ここからは、あなた次第! シーズン3へ!
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