霊界 は、現実の「寝子島世界」と重なるように存在していて、
幽霊、妖怪、付喪神といった あやかし たちの暮らす世界です。( → あやかしとは)
霊界と寝子島
霊界の地形や建物は “現実の寝子島世界” とほぼ同じで、山も海も学校も図書館もあります。
ただし、どこか雰囲気が違っている闇の世界です。
寝子島世界で起こることの多くはそのまま、あるいは別の形で霊界に影響を与えます。
一方で、霊界で起こることは寝子島世界へはほとんど影響しません。
霊界と寝子島世界をつなぐ魔行列車
霊界にはあやかしを運ぶ魔行列車の駅や線路があります。
多くの生き物は死後に魔行列車に乗り、霊界のさらなる深淵へと向かいます。(路線図の赤い線路)
ただ、魔行列車に乗らない死者(幽霊)もいれば、霊界と寝子島世界を行き来している者もいます。
死者ではなく、妖怪や付喪神が魔行列車に乗っていることもあります。その存在は謎に包まれています。
寝子島電鉄・霊界線
寝子島と重なる霊界に存在する魔行列車は、寝子島電鉄・霊界線と呼ばれています。
霊界線を走る魔行列車は「死んだ列車の霊」で、車種はいろいろです。
蒸気機関車だったり、小さな路面電車だったり、リニアモーターカーだったりします。
霊界線の主要駅
・花緑青(はなろくしょう)駅:霊界線最大の駅で中心地。現代的でホテルやカフェなどもある
・銀朱(ぎんしゅ)駅:駅からは無数の鳥居が連なる参道が複数。日本古来のあやかしが多い地域
・瑠璃紺(るりこん)駅:空と海が広がり、海上を線路が通る。空の上にも海底にも建物がある
・黄橡(きつるばみ)駅:砂丘の真ん中にポツンとある洋風の駅。地平線の彼方にあやかし学校も
・鉄紺(てつこん)駅:暗い洞窟の奥に位置する駅。洞窟を改造した家屋や古い遺跡なども多い
・赤朽葉(あかくちば)駅:花緑青駅に次ぐ現代的な駅。謎多き霊界遊園地や霊界スタジアムなども
・浅縹(あさはなだ)駅:霧に包まれ、森のあちこちに現れては消える駅。運が良ければ温泉も出没
社会と秩序
霊界では、さまざまなあやかしが存在するため、地域や建物、集まりごとに風習も慣例も異なります。
まれに秩序を乱すあやかしもいますが、絶妙なバランスで霊界なりの平穏が守られています。
貨幣は、古今東西さまざまな紙幣や硬貨がごちゃ混ぜで使われています。
あやかしの生活
たいていのあやかしは、生きるために働いたり何かを食べたりする必要がありません。
自由気ままに過ごしている者が多いものの、なにかしらの仕事や役割を持つ者もいます。
食べものなどが必要になる一部のあやかしは、霊界でそれを求め、時に作り、時に奪います。
最近は寝子島に出向く者もいるようです。( → くわしくはこちら。あやかしとは)
花緑青駅は“あやかしの居場所”
シーサイドタウンに位置する花緑青(はなろくしょう)駅は、霊界線最大の駅です。
寝子島を巡る2つの路線の乗り換え駅であり、大きな駅ビルのようなものがそびえ立ちます。
あやかし向けのホテルやレストラン、カフェ、映画館などなどあやかし向けの施設も充実しているようです。
この周辺には危険なあやかしも少ないようで、あやかしがのびのび過ごすことができます。
迷い込む者
霊界はあやかしが暮らすところですが、寝子島との境界が曖昧になったことで異変も起きています。
寝子島のある基本世界などから『迷い込む者(ひと・もれいび・ほしびと)』がいます。
通常は現実の寝子島世界に返されますが、不思議とそのままあり続けることもあるようです。
※ 次のページでは、霊界で暮らす者 あやかし についてくわしく説明しています。
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