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寝子島高校
マタタビック演劇フェスティバル
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【開幕直前】
「うわぁ、賑やかだなぁ……!」
遠野 まほろ
が『STARHILL Theater』へと足を踏み入れますと、そこには既に、人々の熱気と華やかさが入り混じる活気にあふれた空間が広がっておりました。
ぐるりと見回せば、まず目に入るのは、本日ここで行われる演劇のポスターたち。
まほろも通う寝子島高校の『映画研究部』の劇、『オルフェウス』のポスターに描かれた絵は本格的で、壮大なギリシャ神話の世界観がぐいぐいと伝わってきます。
劇団『NK2』の劇『二つのF』はどうやら、あのオペラ座の怪人がモチーフのようで、大胆に描かれた仮面の上に記されたキャッチコピーに、こちらもわくわくと期待が高まるのです。
中には、上演前に本人たちが宣伝に回っている出演者たちもおりまして、
「あの『スーパーレジェンド伝説ko-ha-gy』の番外編エピソード、脚本はなんと! 今回のための書き下ろしですよー、ぜひ見て行ってくださいね!」
と
本条 小萩
が張り切って、自分の舞台で演じるお話を小冊子にしたものを、宣伝を兼ねてにこやかに手渡ししています。
また違ったほうを見れば、
ネミッサ・ネモローサ
が操り人形たちを伴いカタカタと、
「これは不快で愉快なグランギニョル……劇団『リジー・ボーデン』による演目、『チェンジリングの悲劇』。けっして、退屈はさせませんことよ?」
不思議な世界観を醸し出していて、ぞくぞくと好奇心を煽られて止みません。
創意工夫を凝らした色とりどりのポスターや、パフォーマンスも交えて宣伝に勤しむ人々に、まほろが目を奪われておりましたら。
「そこを行かれるお嬢様! しばし時を拝借いたしますよ」
「わ!」
怪盗紳士に扮して、芝居がかった調子でまほろを呼び止めた
結城 日和
。さらには初々しい探偵助手といった出で立ちの
夢宮 瑠奈
が、
「音楽をめぐる、大サスペンス! 見なきゃ損だよ、さあ、おいでー!」
「『軽音部』と『クラシック同好会』合同のミュージカル、『Phantom Thief Rhapsody』! ぜひ観に来てね?」
と、チラシを手渡してくれました。
会場は既に、今日のお祭りを楽しもうと観客たちが多く詰め掛けておりまして、そこには仲睦まじいカップルなども、ちらほらと。
志波 拓郎
に
高梨 彩葉
の二人は、『二つのF』のポスターを前に、
「……あの、馬鹿兄貴……脱がないよ、な……?」
「あはは! これは真面目な舞台みたいだよ。真面目な武道先輩、なんてなかなか見られないから、楽しみだなぁ。ねっ、拓郎!」
その向こうで何やらひとり、そわそわとしている
天馬 ひびき
は、
「彼、まだ来てないみたい、って彼とか言っちゃって恥ずかしい……」
「お待たせしたねぃ、ひびき嬢。さあ行こうかぃ?」
「にゃわあ!? 」
骨削 瓢
に声をかけられ飛び上がった後、すぐに嬉しそうな顔を浮かべて、彼の手をぎゅっとしながら歩いて行きました。
本土からやってきた
恵御納 久隆
と
恵御納 理沙
は、入り口で受け取ったパンフレットを覗き込み、
「夏朝の出番は……ふむ、午後からのようだな」
「『オズの魔法使い』で、ライオンちゃんを演じるんですって。うふふっ、楽しみね、あなた♪」
誰かの応援に来たらしい二人の姿に、遠巻きに眺めていたまほろは、どこかで見たような? とちょっぴり、首を傾げたり。
ふと、まほろの小さな鼻に届いた、良い匂い。くんくんとそれをたどってみますと、
「えー、幕の内弁当。幕の内弁当、いかがですかー」
売り子として、今回のお祭りのために用意されたという
特別な幕の内弁当
各種を売り歩くのは、
御剣 刀
。
向こうから聞こえる明るい声は、
「『巻きと茶』では、観劇中にも食べやすい海苔巻きやサンドイッチを販売中デース!」
「アイルランド料理店『spraoi』出張店だ。観劇のお供に、アイルランドの主食パン、ソーダブレッドはどうだ?」
深縹 露草
、
七條 蛟
のお店には、美味しそうな海苔巻きやパンに釣られたお客たちの長蛇の列。
「グーテンアーベント! ドイツ料理店『Mahlzeit』、スターヒル・シアターで営業中だよー!」
「お待たせしましたー、お料理をお持ちしました! グーテンアペティート!」
薄野 九月
と
屋敷野 梢
が元気一杯に接客中、の向こうでは、店主の
蓮宮 ディートリッヒ
が、せっせと料理中……どれもこれも、ああ、なんて良い匂い!
まほろも思わず、ふらふらと釣られてしまいそうになりますけれど、
「ま、まだ始まってもいないもんね。お昼の楽しみにして……とりあえずは、お菓子を買っておこうかな」
とパッキーを購入、したは良いものの。
「って、あ! 一階席は、食べ物、持ち込めないんだった……!」
気付いて慌てて、観客席へ入る前に、ぱくぱく。ぱくり!
壮大な劇、切ない劇に面白い劇に……色々な劇を見られるとあって、どきどきわくわく、今から楽しみ。それにそれに、大事なお友達をめいっぱい、応援してあげるつもりなのです。
「今日は、思いっきり楽しむんだ……!」
まほろはパッキーを急いで食べてしまってから、てててっ、と観客席へ向かいました。
さて、こちらは上演開始を控えた、舞台の裏っかわ。各劇団に割り当てられた楽屋が並ぶフロアでは、慌しく最後の確認作業を行う声が響いております。
「……このシーンでは、音響と合わせて、派手な殺陣を演出したいんです……」
「なるほど。あ、ええと、それじゃこっちのシーンは?」
「こっちは、静かなシーンなので……優しい明かりで……」
劇団『イーリス』では、照明係さんが急病で来れなくなってしまったそうで、座長の
浅葱 あやめ
が、急遽ピンチヒッターを務めることになった
灯 斗南
へ、レクチャーの真っ最中です。
お隣の『ヴェスタ』の楽屋では、
神嶋 征一郎
と
葛城 璃人
が、衣装の最終チェック中。
「……ほう。腕は鈍ってねぇみたいだな」
「ふふふ、もちろん! りぃが皆さんの魅力を、この衣装でバッチリ引き出しますよ!」
役者兼衣装係の璃人のウデには、征一郎の言葉は遠巻きながら、どうやら満足な様子。
そのまたお隣では、
「うーん、良い出来! まさにエメラルドキャッスルって感じだねー!」
「でしょ! その緑は、うりゅのこだわりなんだよー!」
『演劇部』の大道具、美しいエメラルドの都が、どーん!
最上 るるか
と
雨龍 雛
が、納得の仕上がりに、にっこりと笑いました。
「じゃ、しばらくぶりちゃんたちと頑張ってきてね、にゃーくん」
にゃーん!
桜庭 円
の手を伝って、子猫が
ブリジット・アーチャー
の腕の中へ。円の愛猫にゃーくんは今日、ブリジットたちと一緒に、『ミス研』の舞台へ出る予定なのです。
「ありがと、円。それじゃよろしくお願いね、にゃーくん?」
にゃーん! と子猫も、やる気十分なようです。
後ろでは、ふっ、はっ! と、鋭い呼気が響きます。
シダ 美穂戸
と
伊藤 佳奈
が、『ボビナム』の演舞のため、組み手の手順を確認中。
じゃららん、とギターをひとつかき鳴らした
入江 みつび
は、シダと佳奈へパッチリ、ウィンク!
「よーっし! 頑張って、良い舞台にしようね!」
廊下の一角、少し開けた空間には、ご存知
寝子 サンマ
さんの姿もあります。彼は大きな声で、辺りへ向かって、
「おーい! 『即興☆ねこじま劇団』の出演者は、こっちに集まってくれー!」
ぞろぞろ、わらわら。未だちょっぴりぽかんとしている人々も、中にはおりまして……彼らは会場でサンマさんに呼び止められ、びしっと指名されてしまった、即興劇の参加者たちなのです。
「やれやれ、妙な成り行きになっちまったもんだ……」
「うん、緊張する。でも……叔叔もいっしょ、こわくない」
きゅ、っと袖を掴んだ姪っ子、
劉 瑞麗
の頭を、
ジニー・劉
はぽふっとして撫で撫で。
「……
デジャヴ
だな……」
とつぶやいた
伊織 源一
や、
「これ、オチとかちゃんとつくんですかね……?」
心配そうな
稲場 舞
へ。
朝鳥 さゆる
は、クールに言ってのけました。
「なるようになるわ」
そして突然、舞台裏へと響き渡る声。
「ちょっ、ルーシーさん、あなたはまたこんな強引に、咲は槇の劇を見に来ただけで……いやーーーっ!!」
「そう遠慮するな、咲よ! 舞台の上で、再び我と共にこの輝かしき肢体を見せ付けてやろうではないか、はっはっは!」
ずるずるずる。
ルーシー・R・マクミラン
に引きずられていく
矢萩 咲
を、妹の
矢萩 槇
ちゃん、ひらひらと手を振り見送りました。
「咲お姉ちゃんも、頑張ってねー!」
槇は、一緒に劇を演じる寝子島中学校の仲間たちをくりんと振り返りまして……がばっ、むぎゅー! みんなをいっぺんに抱き締めて、天真爛漫な笑顔を浮かべて、言いました。
「えへへ♪ みんなと一緒に劇をやれて、嬉しいな。今日はよろしくねっ、頑張ろうね!」
……みんなで一生懸命、作り上げてきた劇。この日のために準備してきた、とびっきりの最高の舞台。
それを楽しみにやってきた、期待に胸躍らせる観客たち。パンフレットにオペラグラス、美味しい食べ物も用意して、ふんわりシートにどっかと腰を落ち着けたら、準備万端!
やがてブブーッと、ブザーが鳴り響いたなら。
いよいよ、寝子島最大の演劇祭が、ここに幕を上げるのです……!
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3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
160人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月14日
参加申し込みの期限
2015年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月21日 11時00分
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