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マタタビック演劇フェスティバル
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【演劇祭、開幕!】
たん、たん、たたん。まだ暗い舞台の上に、軽快なステップの音が鳴りまして。
ばん! ばん! と闇を裂くように、走るスポットライト。中央に照らし出される、人影ひとつ。
ぶわっ! と片手を振り上げて、マイクへ叫びました。
「Ladiiiiiiesッ、エaaaaaandォ、Gentlemeeeeeenッ!!」
ハイテンションな司会者さんがタキシード姿で登場しますと、客席からはぱちぱちぱち! とさっそくの拍手。それに片手をひらひらして応えてから、
「はいはーい、皆さんご注目! 今年で5回目となります、寝子島の秋を派手ーに彩る演劇のお祭り!
マタタビーーーック、演劇ッ、フェスティバル!!
の開演を、ここに宣言いたしまーっす!!」
再び客席から、ぱちぱちぱち!
片手ひらひら、律儀に応えながら、司会者さんはうんうんとうなずきます。
「さてさてそんなわけで、今年も始まりました、マタタビック演劇フェスティバル! このイベントは、『寝子島の文化的活動の発展・活性化を目的として、誰もが気軽に演じる楽しみ、そして観劇する楽しみに触れることができるように、プロ・アマ問わず広く出演者を募集し』……ってこーら、そこのカップル! お姉さんを無視してイチャイチャしなーい! まータイクツな口上だけどさー、もちょっと待っててよ、今に素敵なコスチュームに身を包んだアクターさんたちが、これでもかーって登場してくれるからサ!」
なんて笑いも取りつつ、司会者さん、このイベントについての諸々の説明なんかを挟みまして。
やがてみんなが気になっている、一階席の一番前に座っているスタッフさんたちについて触れていきます。
「最前列に座ってるアノ人たち、みーんな、気になってるよねー? 順番にご紹介していきまーす、まずはこの方! このイベントの主催者サマ! テレビでも良く見るこの方、リッカルド町長ーーーッ!!」
「Ciao!」
「ご紹介に預かりました、寝子島町長、
中沢 リッカルド
です。演劇祭も今年で5回目ということで、ここまで続けてこられたのもひとえに、町民の皆さまの熱い声援、寝子島を愛する郷土心によるものと言えましょう! ありがとうございます! いやいやそれにしてもこうして会場を見回せば、観客席の中にも素晴らしい女性の姿がこんなにも私の目に飛び込んで参りまして、もはやここに集う皆さま全てがこの寝子島におけるいわば素晴らしき女優とも言うべきでありまして」
「はいはーいありがとうございましたー町長、続きは後ほどタップリとね! 続きましてー!」
続きまして! お隣を見てみれば、すっくと立ち上がるあの流線形、銀色のシャープなお姿。
「いつの間にやらそこにいた、ご存知寝子島観光大使、
寝子 サンマ
さーーーんッ!!」
「よっ! サンマさんだよ」
びっ! と拳を立てて、ぐっ! とポージング。キャーッ! ファンの黄色い悲鳴が轟きました、さすがの大人気!
「皆、盛り上がって行こうぜッ!」
「Yeah! サンマさんにはね、後で上演される即興劇、演劇祭の目玉の一つでもある『即興☆ねこじま劇団』出場者のピックアップもお願いしてまーす。彼に指名されちゃったあなたはもはや、ねこじま劇団の一員! 強制参加ッ! イベント中も随時指名していくそうだから、みんな気を抜いてちゃあ、ダメダメよー?」
「そーいうこった! けどま、そんなに緊張しないで、気楽にな! 楽しんで行こうぜ!」
と、ひとしきりのサンマさんへの歓声の後。
隣に腰掛けていた彼が、す、と立ち上がりました。途端、司会者さん、ちょっぴり神妙な顔つきになりまして、
「……次! きっとこの場には、この方のことを知ってる人も、知らない人もいると思います。って言ってるお姉さんも知らなかったんだけどね……でも、みんなビックリするわよ?」
そう。もう、随分と昔になりますけれど……かつて寝子島には、伝説的と称された、ある劇団が存在していたのです。
その名も、『野良猫座』。演劇のファンや、あるいは何かしらの演技に携わったことのある人なら、誰もがその名前を聞いたことがありました。
「活動期間は短くも、演劇史に輝かしい名を残したあの、『野良猫座』! 寝子島の誇る伝説……まさにその人が今、ここに立っているのです!」
ごくり、と息を呑んだ会場の視線を、彼はその身ひとつへと集めます。
そう、彼こそは!
「元『野良猫座』の座長にして、今は寝子島高校の演劇教師! 生ける伝説と言ってしまってももはや過言では無い、この方こそ! 富士山 権ぞ」
「フジコとお呼びっ!」
「
フジコ先生ーーーッ!!
」
知ってる人も、良く分かってない人も、とにかく、わーっ! 大きな声が巻き起こりまして、会場をびりびりと揺らします。
フジコ先生はスポットライトを浴びて、眩しそうに目を細めてから。うんうんと鷹揚にひとつうなずいて、そして着席しました。
「フジコさんにはね、イベント全体のアドバイザーとか、コメンテイターとかお願いしてまーす。あの、伝説の! 座長さんがほーら、あの目力でビシビシチェックしてくれるってことだから、出演者のみんなも気合入りまくりってわけ! バッチリ期待しちゃってOKよん!」
スタッフのお三方は、表彰のための審査も行うことになっておりまして、イベントにかける意気込みもあり、表情はもう真剣そのものなのです。
と、そんなわけで、一通りの前口上を終えましたら、いよいよ参加者さんたちの演劇が上演開始!
の前に。
「……おーっとっと、うっかり! 自己紹介を忘れていたのよん。イベントの司会進行を務める私は、
坂井 晴香
。お気軽に、ハルさん♪ と呼んでね? これより皆さまを、面白くて可笑しくて、奇妙で素敵でマタタビック! な舞台の数々へと、ご案内して参ります……大いに、ご期待くださいませね?」
ぱっちん! ウィンクを残して、司会者ハルさんは一時、舞台を降りていきました。
「さーって、いよいよ始まるよ!
みんな、準備はいい?」
湧くような観客の声を背に、ちゃきっと眼鏡をかけまして、
三ヶ島 葵
が仲間たちを見回し、言いました。
「もちろんですヨ! バッチリ取材しちゃいます!」
結梨亜・カールシュテイン
も応えて、ぐぐっと気合十分!
彼女らはその名も、『非公式・寝子高新聞部』! 今回は独自の観点でもって演劇フェスティバルを取材し、記事作りに活かすつもりです。正規の校内新聞とは一味違った切り口による記事をこそ待っている生徒が、もちろんたくさんいるのです。
「それにしても、こんなに大きなイベントだったんですねー。取材抜きでも純粋に楽しめちゃいそうで、あ、もちろんちゃんとお仕事はしますよー?」
音無 文
がひらひらと掲げて見せたのは、『NK2』による『二つのF』のチラシです。
今回は、各人が一つずつ別の劇へと注目・取材して、それぞれのレポートを持ち寄る、といった段取りになっております。
と、そこへ、
「……みんな……おまたせ」
買っておきたいものがあるから、と物販コーナーへ行っていた
鬼久保 美桜
が戻ってきて、
「はい、これ……オペラグラス……あったほうが、良いよね……?」
と、みんなへ一つずつ手渡しました。もちろん、彼女の抱いている大切なお人形の分も用意してあります。取材の準備も、これで万端!
新聞部にも負けない、非公式新聞部ならではの素晴らしい学校新聞を作り上げるため! 4人もまた、動き始めたのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
160人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月14日
参加申し込みの期限
2015年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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