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こびとになっちゃった! ~隠れ里に遺された落神伝説~
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●北の洞穴、第一の道:鍾乳洞1
薄暗い鍾乳洞の中。
小枝や蔦で作られた筏がふたつ、浜辺のように横たわる岩場から水面へと浮かべられる。
木の葉の帆を張った『夜号』と中央に柱を持つ『雨号』だ。
「よーし、洞穴探索隊、張り切っていってみよー!」
燕三条 輝夜
の掛け声で、ふたつの筏は水面を滑り出す。
――巻物が隠されているという北の洞穴へやってきたテオと有志一行は、分かれ道に突き当たっていた。
ひとつは狭い岩の隙間を抜けた先、地下水の溢れる美しい鍾乳洞。
ひとつは真下へと向かう深い穴。その先にはうじゃうじゃとミミズのくねる姿が見える。
ひとつは普通の人間でも立って歩けそうな平坦な道。
そこで一行は四つの班に分かれることにした。
第一班は鍾乳洞へ。第二班はミミズの穴へ。第三班は洞穴の奥へ。第四班は分かれ道に待機だ。
こうして鍾乳洞の奥へと向かうことになった第一班だったが、その行く手は溢れる地下水の流れに阻まれていた。そこで彼らは小枝や蔦を集めてしっかりと繋ぎ合わせ、ふたつの筏を作った。
木の葉の帆を持つ筏は、
シグレ・ナイトウォーカー
を船長とし、
十条寺 達磨
を航海長とする『夜号』。こちらにはシグレの妹分である
立花 深紺灯
のほか、
三ヶ島 葵
、
ロベルト・エメリヤノフ
、
古館 苺花
が乗る。
もう片方の柱を持つ筏は、
浮舟 久雨
を船長とし、ルシ様こと
葦原 忍穂
を航海長とする『雨号』。
燕三条 輝夜
、
天満 七星
、
桐野 正也
が乗員である。
「おおー……これは! 神秘的なワンダーランドだねー!」
シャッター音も高らかに、葵はうきうきと写真を撮る。
自然というのは何故こんなに素晴らしい光景を作り出すことが出来るのだろう。
体内のように濡れてなめらかな回廊を抜け、薄いベールをまとって踊る貴婦人達のごとき流華石を横目に、まるで遙か異世界の街並みのような石筍が居並ぶホールへと出る。
「広い……それに天井が高い……」
七星は天から零れるような鍾乳石のつららたちを見上げ、感嘆の声を零す。
「でも広すぎるね」
輝夜があたりを見回す。
立ち並ぶ石筍は美しいが、全体が見渡せないので迷子になってしまいそうである。
すると夜号のシグレが颯爽と立ち上がった。
「俺が様子を見て来よう。立花、照明持ってないか?」
「あります。これで良かったら使ってください」
深紺灯から懐中電灯を受け取ると、シグレはパッと身を翻し近くの岩へ飛び移る。
そのまま飛び石の要領で、ひらりひらり。
「ぶっちゃけ。シグレっち凄いな」
達磨が感心したようにいうと、深紺灯は頷く。
「うん、すごいよね」
「深紺灯っちだって見直したよ。筏作る時、ぶっとい蔓草派手に引き裂いたりしてさ」
「えへへ、こう見えて猫鳴館民ですから。それに雪国娘は非力じゃないもん」
そっかそっかと、達磨はぐりぐり深紺灯の頭を撫でる。そんな達磨の袖を葵が引っ張る。
「ねー私も舟作るの手伝ったから、巻物見つかったら見せて欲しいんだよー」
「もちろん!」
そんな様子を見ながら、夜号の端っこでぴったり寄り添い体育座りをしている者がふたり。ロベルトと苺花である。しかしその表情はいまいち口元にしまりがない……。
「ああっ、ミコトちょー可愛い!」
「三ヶ島……男装したらスゴイ美少年になりそうだね」
じゅるり……ふたりの口もとから同時に垂れる涎。
「よし口説こ……あっ痛いやめて蹴らないで」
「エメリーのくせに苺花の邪魔しないで。可愛いからどっちも苺花のなの!」
「ええー!」
可愛いもの好き、ということで気づけば意気投合していたふたり。はじめこそネコを被っていたのだが、いまやこの調子である。
「うぉい、キミたちケンカすんな! 転覆しちゃうだろー! そもそも似た者同士なんだからさー」
達磨の仲裁。しかたなくまた膝を寄せ合うふたり。
「どうせならみんなショタになる神魂プリーズ!」
そこにシグレが戻り、石筍の向こうを指差した。
「水の流れはあっちの方に向かっているようだ。行こう」
「私たちも夜号に続くぞ」
雨号の久雨も櫂を漕ぐ手に力を込める。その手を包むようにして忍穂が久雨の櫂を押さえる。
「フン、我が魔力に掛かればこのような事は容易い。貴様は貴様の為すべき道を選択するがよい」
「ふ……頼りにしているぞ、堕天使よ」
久雨は忍穂の言葉に甘えて櫂を預けると、ぴんと神経を張りつめる。
そんな雨号では正也が、難しい顔をしていた。
正也は<思ったー>を発動させ、煙のような吹き出しを道しるべ代わりにしようとしていたのだ。
「いつもいらんところでぽこぽこ出てスッゲー忌まわしいくせに、肝心な時に上手く発動しねー!」
ろっこんを意図的に発動させるのに正也は慣れていなかった。なにしろ心の中でヤバイと思った時に発動するわけだから、心と同じでなかなかコントロールが難しい。ろっこんを発動させようとすればするほど無意味な言葉ばかり浮かんでくる。
と、正也の心臓が、突然の風圧にドクンと跳ねた。
「なんだ!?」
ポコッと背後に『なんだ?』という吹き出しが現れる。
その吹き出しを引き裂いて、黒い影が再び頭を掠める!
「皆伏せろっ! コウモリだ!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
174人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月16日
参加申し込みの期限
2014年06月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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