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深夜のメカサンマさん捕獲作戦!
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【299号線爆走伝説!・1】
寝子島の夜空に満月が浮かぶ。
『I'm comming back……!!』
電子音声が暗闇に響く。
赤いモノアイが燃えるように灯る。
メカサンマさんはどこからともなく公道へ飛び出すと、脇目も振らずに寝子島大橋へ向かっていく。
「なんかね! なんかね! 真夜中の道路をメカメカのサンマさんがダダダって走ってるんだって! すごいね! かっちょよいね! 見てみたいねー!」
1人、寝子島大橋にて出待ちを敢行中の
回転院 環
である。
時刻は深夜1時。繰り返す、深夜1時である。
深夜1時なのにこのハイテンション。凄まじい。
回転院のヴォルテージは更に加熱していく。
「という事で! たまちゃんは見にきたぜー! メカサンマさんの御姿をこの目に焼き付けるのさー!!」
1人はしゃぐ回転院の数十メートル島側で待機するは、リアカー持参の
宇佐見 望月
と
アガサ・プレラチ
、
草薙 龍八
の追跡班本隊、そしてメカサンマさんとスピード対決を挑む
御剣 刀
と
冴木 竜司
だ。
御剣の傍らには、まるで競輪選手のように完全武装状態の
桜庭 円
がメカサンマさんが来るのを今や遅しと待っていた。
「沢山の人が集まるだろうし、罠も警戒しつつ今日は完走を目指すー!」
そう言いながら桜庭は「今夜、メカサンマさん捕獲する人へ。罠の場所を事前に教えて! メカサンマさんと併走する人に教えてあげたいんだ」とねこったーで発言。
だが、反応は残念ながらなかった。
「うーん、罠の場所は教えてくれないのかー」
「元気出せ、桜庭。俺たちも罠に引っかからないように気を付けないとだな」
しょげる桜庭を元気付けようと声を掛ける御剣。
そんな彼の出てだちは、ランニングウェアーに『最速』の文字が入ったハチマキを頭に締めている。
この男、ガチだ。
「巻き添え食らったら勝負どころじゃなくなるな! 道も暗いし、気を付けて行こうぜ!」
冴木はストレッチを開始。いつもロリコンとかおっぱいなどと連呼している彼にしては、至極真面目な姿である。
それをリアカーに乗り込んだ草薙が一瞥する。
(ふん、罠は所在と内容を隠すから面白いのだ……。正直に罠のネタばらしをする奴はいないだろうな……)
心の中で失策を指摘する草薙だが、決して口に出すことはない。
「あー……、やっぱりダメだ!」
突然、冴木が頭を抱え出す。
「ダメだわー、まじモチベ上がらねーわー」
「どうしたんだ?」
深刻そうな表情の冴木を心配する御剣。
「競争相手がここにきてモチベ上がらないとか、それはないんじゃないか?」
「分かってるけどさー、どうしても足りないんだよー、
おっぱいが!
」
冴木の言葉に「何を言ってるんだオマエは」と口揃えて突っ込む御剣たち。
「おっぱいはすべてを優先するぜッ! ともかくだ! お願いだ、そこの緑髪と紫髪の女子2名! 後生だ、おっぱいを揉ませてくれ!」
冴木は欲望を力の限り叫ぶと、流れるような動作で土下座を行った。
もはやその所作は土下座プロである。
回転院は咄嗟に両胸を腕でガードしながらドン引きしていた。
「ぴきーん、ぴきーん!」
一方、桜庭は笑顔のままロードバイクの前輪で冴木の頭部を躊躇いなく踏みにじった。
冴木の額がアスファルトにどんどんめり込んでいく。
「いでででででで! ど、どいひー!?」
「冴木センパイ。ボクは
男の子の過剰な性欲は諸悪の根源
だと思ってるんだよ。おおっぴらにそんなこと言っちゃ駄目だからね?」
桜庭は以前、『胡桃割り女』として変態どもから恐れられた過去がある。
後に、被害にあった桃色破廉恥小隊の平隊員から事情を聞いた冴木が青ざめてしまうのは別の話である。
「うう~、モチベ上がらねーけど、頑張るかー……。望月ぃ、額に小石突き刺さって血が出てる気がするんだけどさぁ、怪我直してくれよぉ」
冴木が涙目で宇佐見にすがると、宇佐見は仏の笑みでこういった。
「大丈夫だ! むしろそっちのほうがワイルドで男気アップだぜ?」
「まじで!? じゃあ痛くても我慢する!」
すっかり宇佐見に乗せられ冴木である。
と、その時、回転院が遠くを指差して叫んだ。
「みてみてー! あっちから何か来るよー?」
指差す先を見れば、赤い閃光が彗星のようにように尾を引きながらこちらへ向かってくるのが見える!
「来たぞ! メカサンマだ!」
御剣が、冴木が、クラウチングスタートの態勢を取る。
自転車組の宇佐見と桜庭はサドルに跨ると後方を確認する。
回転院はというと、何故か感動していた。
「ハァンッッッッ! たまちゃんは魂で理解したんだよー! 実はアガサ先輩が陰で走らせていたとか神魂の暴走とか考えていたけど! そんな疑問はくるくると回転して飛んでいったよー!」
奇声を上げながら、迫り来るメカサンマさんへ人差し指を突き付ける彼女!
「最早そんな無粋な考えはござんせん! だって、あのメカサンマさんは、根っからの『走り屋』だったのさ!」
「「な、な、なんだってー!!」」
その場にいた全員が「その発想はなかった」と目から鱗を落とした。
「ただ走りたいってゆーメカニカルハートから湧き上がってくる情念に駆られて夜の道路を走ってるんだーきっと! その姿にたまちゃん、心惹かれました! きゅん♪」
猛進してくるメカサンマさんにうっすら頬染める回転院。
おい大丈夫か? 今にも「ハァンッッッッ」って声上げて天国行っちまいそうな顔付きである。
「だから今夜は思う存分走らせてあげよー! メカサンマさんを満足させてあげよー!」
「なるほど……、一理ありますね」
アガサがふむ、と小さく頷いた。
「私の速く走りたいという願いが神魂を呼び寄せたかもしれませんし、彼を満足させるのは良い結果を導くと思います」
「それじゃー決まり! 僕も追いかけっこに参加するよ! 夜更しが無駄にならなくて良かったよー! 無駄に? 無駄に! ハァンッッッッ!」
またしても1人ヘブンへ旅立ってしまう回転院であった。
そうこうしているうちに、メカサンマさんは眼前に迫っている!
御剣が叫んだ。
「メカサンマ、俺とお前どちらが速いか勝負だ!」
その叫びに応じたのか、モノアイの光が一瞬煌く。
「俺が勝ったら大人しくプレラチナ先輩の所に戻ってもらうぜ!」
『FREEEEEEEEDOOOOM!!!』
メカサンマさんの咆哮が轟く!
「来るぜ! オン、ユア、マークッ!!」
冴木の掛け声とともにメカサンマさんが真後ろまで駆け寄る。
その直後に一気に全員が走り出した!
「始まったか。俺も急ごう」
ねこったーで『状況開始』を知った
八神 修
は、自前の150ccバイクに跨る。
そして本物の
寝子 サンマ
さんとの待ち合わせ場所へ合流を果たした。
「いいのか? ホイホイ魚類と2ケツなんて?」
サンマさんは夜空を見上げながらニヤリと微笑んだ、ように見えた。
「サンマさんはメカサンマさんの無傷の捕獲を望んでいるのだろう? なら、俺も協力しよう」
サンマさんにヘルメットを手渡す八神。
「……付けられるか?」
「悪いな、少年。付けてくれ」
やっぱり、と苦笑しつつ、とりあえず頭に該当するであろう部分にヘルメットを『巻きつけて』おいた。
「しかし、少年。免許を持っていたとは意外だぜー?」
この問い掛けに、いつになくワイルドな笑い声を出す八神。
そしてとぼけるような口ぶりで言ってのけた。
「きっとこの騒ぎで、警察はそれどころじゃないさ」
八神は黒い笑みをサンマさんへ向けた。
早速、彼はサンマさんを乗せ、299号線のあるポイントまで移動することになった。
移動中、気のせいだろうか、何だか後ろが生臭いような……?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月26日
参加申し込みの期限
2013年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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