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深夜のメカサンマさん捕獲作戦!
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【それぞれの下準備(劇場版)】
放課後、
旅鴉 月詠
がトレーニングを終えてへばっている
御剣 刀
を見付けて声を掛けた。
「やぁ、御剣。噂で聞いている。件のメカサンマと勝負するとか?」
「ん、ああ、旅鴉……か……」
御剣、ぐったりしすぎて会話にならない。
呆れた旅鴉は、近くの自販機でスポーツドリンクとお茶のPETを買ってきた。
「ちゃんと水分は摂っているか? ほら、これでも飲み給え」
「さ、さんきゅー……!」
御剣はスポーツドリンクを受け取ると一気に飲み干す。
そしてむせた。
「まったく、君という奴は……」
旅鴉に背中をトントン叩かれる御剣の姿は、あまりにも無防備過ぎた。
「助かった……」
ようやく落ち着きを取り戻した御剣に、旅鴉は粘着テープを差し出した。
そこには大口を開けた猫の絵が描かれている。
「御剣、君に1つ頼みがある。この絵の描かれた粘着テープを、勝負の最中にメカサンマに貼り付けてくれないか?」
「なんだ、そんなことならお安い御用だ」
御剣は快諾した。
「でも、これが何だって言うんだ?」
「御剣、私のろっこん、覚えているか?」
以前、
引越のバイト
で2人は大活躍したのだ。
「ああ、もちろん覚えている。猫の絵に大きな家具をどんどん吸い込んでいたよな」
ついでにその時の作業に付随した“感触”も思い出したが、絶対に口に出さないことにした。
「私のろっこん、無機物には強い、確かに。ただ、今回のメカサンマ、動画を見る限りでは足が速い。私の目が追い付けずに視認出来ない可能性が高い。視認出来ないと発動しないのだ」
御剣、合点が行ったようだ。
「俺が勝負に勝ってメカサンマを止めるか、予め粘着テープを貼っておけば、旅鴉が視認した瞬間に発動するって訳か」
「そういうことだ」
旅鴉はお茶を鞄に入れると、用は済んだとばかりにスケッチブックを広げて街並みを描き始める。
「では御剣、協力して最善を尽くそうか。決行日や協力者などの情報共有のために、お互いの連絡先は交換しておこう」
「ああ、そうしてもらえると助かる」
こうして、御剣はまた1つ負けられない理由が出来たのだった。
ホームセンターで物色をする1人の少女がいた。
くるぶしまである丈のロングスカートが特徴的な
桜崎 巴
は、メカサンマさん捕縛のための罠の資材を調達している真っ最中である。
「あたしの知る限りの技術じゃ、自律型二足歩行ロボなんてものがそう早く走れるわけない」
桜崎の見解は実に的を得ていた。
日本の自動車メーカーが制作した自立二足歩行ロボットも走ることができるが、走行距離も速度もまだまだ発展途上である。
「そんなのが易々成立しちまうメカサンマさんは、大方、人為的な何かか、はたまた誰かのろっこんの暴走ってところだろうねぇ」
自己考察を行いながら、彼女はピアノ線を見繕い始めた。
「いずれにせよ意志かそれに準ずるものがあると仮定して……、
ゴールがあれば、そこを横切りたくなるのは人情ってもんさ
」
どうしてそうなった!?
彼女の考えた罠は、ズバリ『ゴールテープ型ワイヤートラップ』である。
ランナーはゴールテープに導かれるのが世の常。
そのゴールテープが切れないワイヤーで、身体に絡まったり他所に引っ掛かったりすればメカサンマさんでも動きが鈍るはず、というのが彼女の持論だ。
なんというか、すごく理に叶ってる気もするし、何処か間違っている気もする。
この罠を制作するために、ある程度のワイヤーを購入しなければならない。
案の定、店員に訝しがられる桜崎。彼女の身なりも相まって、何処かのチームと抗争するんじゃないかと思われているのかもしれない。
しかし、彼女は既にこの状況を想定していた。
「ただの工作さ。別にボウガンとか、そういう危険な物を作るわけじゃないよ」
煙に巻かれた店員は、それ以上は追求せずに商品説明に徹するのだった。
そこへ、馴染みのある声が聞こえてきた。
桜崎が振り返ると、地下帝国民と皇帝がやいのやいのとカートに資材を突っ込んでいた。
「奇遇だねぇ、あんたら。猫鳴館の補修の資材調達かい?」
声を掛けられた
骨削 瓢
は一瞬ギョッと驚くが、すぐにへらへらと笑みを浮かべた。
「これはこれは桜崎はん。まぁ、あっしらは色々入用なんだよぃ。桜崎はんこそ、そんなにワイヤー買い込んでどうすんだい?」
「ただの工作さ。しかし妙なもんばっか買ってるじゃないか。ビニールシートにワックスにオイル? 補修にしては肝心の板が無いじゃないか」
「こ、これは地下帝国で使うんだよー」
初島 優
がキョドりながらも必死に繕う。
「温泉が湧き出たからね! 色々必要なんだよ!」
桃原 空音
も笑顔で言ってのけるが、額に珠のような汗がびっしりとかいている。
不意を突かれたせいか、珍しく
浮舟 久雨
も若干テンパっているようだ。
「い、一見役立たなそうでも、地下帝国では意外な活躍をするアイテムが多いのだ! うむ!」
邪衣 士
は一同の狼狽ぶりに目を遠くしてしまう。
(悪事バレバレだろ、これ!!)
当の桜崎は「へぇ……」と言ったっきり何も言わない。
しばらくすると踵を返し、レジへと向かっていくのだった。
「……やり過ごせたな」
邪衣が胸をなで下ろした。
「恐らく、桜崎はんもメカサンマ狙いだねぇ? 作戦実行時は注意するよぃ」
皇帝ホネソギウスの言葉を肝に銘じる帝国民たちである。
夜。月が今夜も闇の中に輝く。
「今夜は現れるかなー?」
桜庭 円
は競技用自転車にサイクリングウェアとヘルメットで完全装備を施していた。
動画が撮影された時刻辺りに299号線を流す感じで走行していく。
すると、後方から金属の擦れるような音が近付いてくる!
桜庭は後ろを振り返ると笑顔がこぼれた。
「わぁ! 本当にサンマさんに似てる! かっこいい!」
桜庭はサンマさんをかっこいいと信じてやまない女子高生だ。
早速、桜庭はメカサンマさんと並走を開始。
かなりのスピードが出ているので、維持するだけでも一苦労だ。
それでも桜庭は必死に喰らいつく。
「こんばんはー、いい夜だね。ボクは桜庭円、キミは?」
メカサンマさんに話し掛ける桜庭。
赤く輝くモノアイが一瞬、彼女を見遣った。
『オレ ナマエ ナイ』
なんと、喋ったではないか!
「すごいすごい! 喋れるんだ! ねね、一緒に走っていい?」
『OK,come on !!』
「よーし、負けないよー!」
桜庭はしばらく、メカサンマさんと夜のツーリングを楽しんだ。
「楽しー! ねね、キミはどうして、この場所を走ってるの? キミの自由はここに? 走ること??」
矢継ぎ早に繰り出される質問に、しばらく間を置いてからメカサンマさんは答え始める。
『ココ マスター イル シマ。オレ トマルト キエル。ダカラ オレ ハシル』
「消える……」
その回答に、桜庭は急に切なさを覚えた。
「そっか、キミはアガサ先輩に自分が走ってる姿を見せたいんだね。でも、止まるとキミは……!」
『ツキ ノ ヒカリ チカラ アフレル』
「???」
突然の言葉に、桜庭が眉を下げる。
『ツキ デレバ オレ マタ ハシレル』
「キミは月が出てる日にここへ来るんだね?」
『Yes,I do !!』
キラリッとモノアイがまるで満月のように輝いた。
「……あれ、桜庭とメカサンマだったね」
「ああ、何やってるんだ?」
現地調査を行うため、逆巻と八神が299号線沿いを散策していたら、爆走する桜庭とメカサンマさんを目撃した。
「……あとで桜庭に話を聞かないとだな」
八神は遠ざかる2つの影を望遠のビデオカメラで撮影。
逆巻は「なんだこれ?」と呆れ果てていた。
どこからともなく、歌声が聞こえてくる。
八神と逆巻は身構える。
(黒幕のもれいびか??)
だが、歌声だけで姿が見えない。
しかも徐々に帰りたい気持ちで胸が張り裂けそうになっていく。
「なんだろう、俺、急に寮が恋しくなってきた」
「僕もだ……。八神、今日はもう帰ろうか」
「そうだな、逆巻。もう遅いしな」
こうして2人は調査もそこそこに解散していく。
その様子を、299号線沿いの雑居ビルの屋上から
白浜 渚
が見下ろしていた。
「……やっと帰ってくれましたか」
彼女はホッと一息付くと、再び夜空へ向けて歌声を響かせ始める――!
「歌声……? なんか家が恋しくなるな」
夜の散歩に凝っている
空里花・J・見条
が夜空を眺める。
どこからともなく聞こえてくる歌声が哀愁を誘う。
「静かなのはいいけどよォ、ちょっと退屈だよなァ……」
見条が呟いた矢先、メタリックブルーのメカサンマさんが目の前を横断していった。
「なッ……? 何だ……ッ、今のッ?」
猛スピードで横断していった物体の正体を、彼女はこの時はまだ把握することが出来ずにいた。
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シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月26日
参加申し込みの期限
2013年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月02日 11時00分
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