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変態の軍隊
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【11】
少し時間は遡る。
桜庭 円
は帰宅途中、教室に宿題のプリントを机の中に入れっぱなしであることを思い出したのだ。
やむなく再び教室へ戻ると、桜庭の机にショッキングピンクの全身タイツを着込んだ般若の面の人物が座っていた。
「ボクの机で何してるの!?」
桜庭、ツッコミどころが多すぎて立ち尽くしてしまう。
変態は桜庭に気が付くと、自分の尻を椅子に擦り付け始めるではないか!
「これ、君の椅子? 俺の匂い付けていい? ねぇ、いいでしょ?」
椅子の上で高速ドリフトを左右に展開する変態に、思わず桜庭の背筋に悪寒が走る。
(嗚呼、やっぱり酷いね、男の子の性欲って……)
ついこの間のこと
で、桜庭は考えを改めざるを得なかった。
つまり、性欲を鎮めるには、言葉による説得は不可能だ、と。
「ごめん、君。ちょっと立ってもらえるかな?」
「お安い御用さ。ところで、もうひとりの俺を見てくれ。こいつをどう思う?」
立ち上がる変態の股間がモッコリしていた。
「やっぱり、そんなものをぶら下げているから……」
桜庭は股間を凝視しながら、憂いを帯びた表情を見せた。
「ねぇ、もうやめようよ。君は犯罪者になっちゃうよ? 誰だって望んでないよ!!」
「心配してくれるのかい? なんて優しいロリっ子なんだ!」
変態は喜びを腰の動きで表現していた。エア乗馬状態である。
桜庭は目に涙を溜め、一歩前に出た。
「君を犯罪者にしないためにも……!」
その時、桜庭の目が鋭く光った!
「オラァッ!」
桜庭の右拳を相手の股間へシュゥゥゥートッ!!
変態も驚く超エキサイティングな行動だ!
桜庭は股間を抑えて蹲る変態へ向けて、慈愛に満ちた声を掛け始める。
「これは優しさ……、暴力なんかじゃないよ。その股間にぶら下がる諸悪の根源があるから、争いが始まってしまうんだ。みんなで解り合う為、変態の♂とωは潰さなくちゃならないんだよ……」
そういうと、桜庭はむんずと変態の股間を鷲掴みにする。
「ボクだってこんなモノを触りたくはない! 本当は話し合いで解決したいけど! だけど! オラァー!!」
何かが砕ける音がした。変態が仰け反りジタバタしていると、桜庭は首を傾げて呟く。
「ん? 思ったより、平気そうだね? それじゃ、全力で潰さないとダメか」
冷静に追撃を開始。くいっと捻り上げると、変態が断末魔を上げた。
遂にガクリと項垂れて動かなくなる変態。目が覚めたら性別が反転しないことを祈るばかりである。
「君は悪くないよ……。その腐った元凶さえなくなれば、楽しい学園生活――フツウの学園生活は、きっと平等に訪れるはずだから」
悲哀の目線を送りつつニコリと笑うと、廊下で騒いでいる変態たちへ標的を移す桜庭。
「悲しいけど、お互いの幸せの為に……。一年二組の学級委員長として、君たちの竿とクルミは全力で潰すねっ♪」
♪たん、たかたたったんっ、たんったんったーぁ♪
♪たん、たかたたったんっ、たんったんったーぁ♪
口ずさむは、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』。
その旋律と共に、変態どもの股間を蹴り飛ばし、殴り抜き、握り潰していく……!
御剣 刀
は変態たちを下着姿のまま正座させていた。
御剣は変態どもの後ろから「この御法度野郎共!」と飛び蹴りをし、一通りボコったあと、仮面と全身タイツを剥いで反省させている真っ最中だった。
通り過ぎる生徒へは「映画研の撮影です!」と誤魔化していた。
もっとも、現実世界でこんな光景がまかり通っていいわけがない。
「なぁ、お前ら。大体の人が最初に考えると思うんだけど……、恋人に頼めばいいんじゃないか?」
この言葉に、変態たちは一斉に涙を流し始める。
「あっ、もしかしてみんな居ない? ……うん、そうだよね、中々出来ないよね? 悪かったよ、ゴメン」
バツが悪そうに苦笑する御剣。
彼は他の変態討伐者よりも理解力のある部分をもっていた。
「お前ら変態の熱意はベクトルは違えど理解できなくもない。俺が剣術の鍛錬に情熱を注いでいるのと同様に、お前らもこの活動に熱を注いでいるんだよな?」
変態たちは途端に目を輝かせながら、激しく何度も頷いてみせた。
「剣術の鍛錬も、変態行為も、傍から見たら理解するのに難しいかも知れない」
温泉で女子風呂を覗こうとしちゃうほどのムッツリスケベだと最近噂される御剣、腕を組み、神妙な表情で変態と対峙する。
「でもな? それが、普通に犯罪レベルの危険を伴うものならば話は別だ。何か回避策があるはずだ。だから、俺がこれからシバいたあとに、一緒にそれを考えよう」
結局殴るんじゃないですかー!?
変態たち涙目である。
「しかし、桃色破廉恥小隊って凄い名前だな。誰が考えたんだ?」
さぁ、誰が考えたんでしょうね?
そこへやって来る、桜庭。
♪たん、たかたたったんっ、たんったんったーぁ♪
♪たん、たかたたったんっ、たんったんったーぁ♪
「さ、桜庭?」
御剣の呼び掛けに全く聞く耳を持たない彼女は、突然、1人の変態(♂)を押し倒した!
……断末魔とともに、鈍い音が聞こえた。
「ち、♂ωを、潰してやがる……!」
変態の1人が呟くと、周囲は大パニックに!
だが変態どもは、正座の影響で足が痺れて逃げられない!
♪たん、たかたたったんっ、たんったんったーぁ♪
♪たん、たかたたったんっ、たんったんったーぁ♪
次々と桜庭の歯牙に掛かる変態ども。
その手には、いつの間にか金槌が……!
「それは止めておけ、マジで!? その技は男のライフを0にして、心の温度を一気にマイナス273度にしてしまう禁断の技だから!? 普通にタイツを剥くだけにしてあげて!」
咄嗟に御剣、桜庭の手から金槌を奪い取る!
すると桜庭、邪魔をする御剣の股間を握り、一気に力を篭める!
「――ッ!?!?」
(どんなに鍛えても、そこは、無理……!)
金槌は死守したものの、敢え無く力尽きる御剣。
最後の力を振り絞り、ねこったーで救援を求めた。
(メッセージ……、だ……。誰……か、受け取って……くれ……!)
その顔は、非常に安らかなものだった……。
【戦死】
御剣 刀
【死因】くるみ割り
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月28日
参加申し込みの期限
2013年03月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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