場所:Mahlzeitの一角
時刻:Mahlzeit定休日の夕暮れ時
状況:例の放火グループを叩きのめしてから数日後、事件も落ち着いて一息ついたといった所。
食べるのはっや!もっかい突っ込むぞはっや!!
俺も食べたいたべたぁい!!クーダサァイ☆
……おう屋敷野、サンクス……あきらか薄くねぇこれ?
……まぁ、それは一旦置いておくとして、だ。
大体こんなもんでいつの間にかわらわらと集まってくる連中だ。
少なくとも退屈はしねぇと思うぜ。
………いただきます。(合掌)
(もぐ)
……ごっそさん(合掌。一瞬である)
いんや、別に甘い物が嫌いな訳ではあらぬよ。
ま、軽い余興じゃ。種は明かせば簡単な手品じゃよ。
(そう言ってトランプを切って片手に持てば)
さて、今、一番上にあるカードは...ふむ、ダイヤの7か。
(二本指でつまむ様にめくった後、束の上に置いて皆に見せながら、またカードの束に戻して)
さて、わらわが指を鳴らすと...(パチンと指を鳴らして)この一番上のカードはどうなってるかのう?
(小声で)
お、そろそろいいかな? ってか強引に終わらす女子力とは一体……(こそこそ)
つーことで改めてはろーはろー(鴻上君に手を振りつつ)
さっき(PLがリアルで)名乗り忘れたけど、ウチもここの一員。
七緒璃音、あだ名はおりおん。寝子高の2年1組よー、よろしくねー。
よっしゃー腹減ってたんや! 遠慮せずロールケーキ食うで!
いやーおいしそ……っ(如月君の分だけあからさまに小さい事に気付き笑いをこらえる)
お、よーし続々人が来たところでみんなで食べようぜー
(走ってきてバーンと扉開け)
甘い匂いがする!!っていうかみんないるね!やっほい。
ってあれ……?(その中に見慣れぬ顔を見て)たしかちびっこたちと一緒にいたお兄さんだよね?(鴻上さんちらり)
まあ立ち話もなんだから……早速だけど屋敷野……とお兄さん!僕も一緒に食べていい?
(屋敷野さんに運ばれてきたロールケーキをみて)
あ、ありがとう。俺の分もきってくれて…いいのかな?(恐縮)
じゃあ座らせてもらって…と。
(如月さんの分が小さくて甘いもの苦手だったかなぁとかそっと気になりつつ)
あ、武道先輩もいらっしゃって。こんにちは(ぺこりと一礼)
そうですね、せっかくなのでみんなで食べたいですね。
俺ももらっちゃってなんか申し訳ないですしこれはみんなで食べて欲しかったんで…
あ、たぶん多めにはって思ってのロールケーキの長さにしたし、二つ持ってきたし、まだあると思いますし…!
(斉田さんに顔を向けつつ)
貴方の分もありますから多分大丈夫だと思いますよ、甘いものはお嫌いでしたか?
手品はあんまり縁はなかったですがみると面白いですよね、どうやったらこうなるのかな種明かしをつい考えてしまうんですがさっぱりわからないって感じですがね。
あれ?なんだみんないるのかコンチャーッス☆
ここに来たと言うことは、それなりの覚悟もあって来てくれたんだろーがもー!あの事件はその場にいなくても情熱の皆に関係ないやつなんていないんだっ!
そんなこと言うと寂しいゾーこのこのー!
あ、ロールケーキ要らないの?なら俺食べたいでっす!(ビシュッ
ホラホラ皆スワッテスワッテー!
あとで来たのに仕切るな?てへぺろ!!
あー、わらわはその件に関してはノータッチだから、わらわの分はリーダーにわたしてよいぞよ(ひいらりひいらり手を振りながら)
ま、ここに来たからにはのんべんだらりとするのが吉じゃとて...(とか言いながらスッと軽く手の平を掲げるとカードの束が現れてそれを切り始める)
わらわもわらわでのんべんだらりとしたいからのう
(ここでちらりと彰尋を見ながら)
そなたは、手品は好きかえ?
(こそこそ、七緒先輩、もうそろそろ終わったんじゃないです?
まだ続いてたら二人の女子力で強引に終わらせましょ)
はーい、オーナーの代わりにロールケーキ切り分けてきましたー!
だいたい等分してきましたー、皆で頂いちゃいましょ―!
リーダーのは等分できなかったのでコレです(小さい)
鴻上君でしたっけ? よろしくおねがいしますー。
立ってるのも何ですから、ここ座っていいですよー。
お茶でも飲んで…話でもしましょうか…!
(如月さんの話を聞いて)
……ちょっと驚いたかな。
いや、思っていたより壮大な組織じゃなくて安心したって感じでね。
「そこにある知らない世界」なんていうの、ちょっと言い回しもすぎたかな? ごめん、俺の癖なんだ。
正義の味方も英雄にも、もともとふさわしくもないしなれる気はしていないしね。
でも、少なくても俺の好きな人達には幸せになって欲しいし
何かあった時には力になりたい、守りたいって思ってる。
君たちなら、どっちかっていうとそういう意識のひとが多いんじゃないかな?
というか、俺の知ってる人は少なくてもそんな人達だしね
(入るって事で~を聞いて)
随分とあっさりだなぁ。
うん、君たちが歓迎してくれるなら喜んで(嬉しそうな笑顔)
といっても、俺結構、家のこととか下の兄妹の面倒とかで集まりにはあんまり参加出来ないかもしれないけど…名ばかりの放送部でほぼ帰宅部だし。
それでも大丈夫なのかな?
(周囲を見て)
今日は結構人来そうなのかな?
……って、あ、一番重要なこと言い忘れていたな。(如月さんに視線を戻して)
俺は、寝子高1年3組の鴻上 彰尋(こうがみ・あきひろ)っていいます。
今日からよろしくお願いします!
(何事も無いように普通に入ってきては普通に席に座り普通にボーッとしている少女)
おっすおっす(如月君に手を振りつつ
おー、ロールケーキかぁ……手作りってすごいな。
じゃーちょっとこれオーナーに渡してくっから、どうぞごゆっくりー
(そう言うと紙袋を受け取って奥のスペースへ)
(簡単な説明と共に紙袋を店のオーナーへ渡すと、そっと物陰から二人の様子を伺う)
説明メンドクサイから庚に任せようと思って席外したんだけど、終わったかなー(小声でぶつくさと)
目的と手段が一致しただけの事だが…まぁ、一応礼は受け取っておく。
(フムと紙袋へ視線)
ロールケーキね…ここんちのオーナーに渡すか。切り分けてもらおう。
俺らが集まった理由…つってもな…俺もなし崩しでリーダーやってっから大した事は言えねぇが…
そうだな…まずひとつ、俺の上司が…つっても同学年だが…「もれいびのスカウト」をしろ。と言った。
でもってそれっぽいチラシみてぇなのをばら撒いたらいつの間にか集まった…いきさつはこんなとこだ。
妙な力を持っちまった分、妙な事件に巻き込まれたりする羽目んなっちまったしな…
テメェの身はテメェらで守る。その為の組織だ…というのは俺の考えだが。
そう大それた目的があるわけでもねぇんだ。言うなら「集まるべくして集まった」そんだけだ。
(かいつまんでいきさつを話した後、コーヒーを啜り、一呼吸)
「そこにある知らない世界」…つってもそう大したもんじゃあねぇぞ。
面倒事に首突っ込んだり、この前みてぇに気に入らねぇ奴らをブチのめしたり…そんなもんだ。
そんなもんを、集まるべくして集まった連中と一緒になってやる。
それ以外は食って遊んでバカやって騒いで…たまにくる上司からの「指令」をこなしたり…
「正義の味方」とか「英雄」とかそういうのに憧れてんならやめとけ。俺らはそんなんじゃねぇしよ。
そうじゃねぇなら、まぁ…「此処」に入れば良い。
もれいびともれいびは引かれ合う。そんな運命とやらに興じてみるのも悪くない。
……で、長ったらしく語るのも飽きたところで入るって事で構わねぇな?
おお…店の中もなかなか。
こういったお店ってあんまり縁が無いんだよな…と。
(如月さんに気がついて一礼)
こんにちは、如月さん。
すまない今日が定休日だって知らなくて。親切なひとが開けてくれて助かったよ。
ええと…(名前を聞きそびれていたことを思い出し)君の仲間の方で間違いない、よね?
用件は2つかな。一つは君たちへのお礼。
うちの弟と妹を助けてくれてありがとう。俺1人じゃどうにもならなかったから、あいつらを無事に家に帰してくれてありがとう。
それで気持ちとしてつまらないもの…というか俺の手作りで申し訳ないけど、よかったらみんなで食べて欲しいかな。
ロールケーキでプレーンのと、ココアで中にバナナがはいったやつの2種類。
結構人数いるのかなぁって思って作ってきたけど、よく考えたらいっつもあんなにみんないっぱいいるわけじゃないのか…な?
まぁ、良かったら食べて欲しいし、あまったら持って帰ってくれて欲しいかな。
もう1つは……聞いた良いのかわからないけど、君たちのこと。
時間があればで構わないんだけど、君たちの集まり―Leidenschaft―っだったね?
いったいどうしてあの場にみんなが集まってああなったのかなって。
(少し考えて)
もちろん、あまり話すようなことじゃないっていうなら話さなくていいよ。
守秘義務とかそういうのがあるなら別にいいし。
ただ…俺自身は君たちに興味を抱いたんだ。
冷やかしや軽いノリなんかじゃなくて、そこにある知らない世界を知りたい、そう思ったんだ。
(頬杖ついたまま人の気配のする方へ視線を向ける。見知った先輩に)
うーす。
(と例の如く挨拶、それともうひとり)
…確か…お前は。
(あの事件の…と言葉を飲み込んでから、フムンと一つ思案。それから)
ここに来たってこたぁ「俺ら」に用があると認識するが…その前提で、用件を聞こうか。
(特に威圧するわけでもなく、いたってダウナーに、通常営業で。
紙袋をチラリと見てなんとなく察しているが、あえて聞く)
(七緒さんに気がつき)
あ、ええと君はこの間の時に…
Leidenschaft…それが君たちの名前、なのかな?
うん、そうあの時のお礼にきたんだけどお店が定休日だったみたいで。
ありがとう、良かった、人がいるなら持ってきた中身も腐らなくて助かるよ。
(扉を開けてくれたことに礼をして中に入る)
あー腹減った。中で何か頼もう。食べさせてもらおう。うん。そうしよう。
……っと?(鴻上さんの姿を見て)
あれ、今日定休日よな……迷子か? でもその割には店の方見てるし……
んー……そういやこの間見かけたよう、な……?(脳内で例の事件を思い出し)
って事は店に、ってよりはウチらに用事があるって感じかね?
よーし。
やーやーそこの君ぃ、“Leidenschaft”に用があるんじゃない?
立ち話もなんだし、とりあえず中入んなよ。(扉を開けつつにっこりと微笑みながら
(Mahlzeitのドアの前。店まわりを恐る恐る、だが物珍しそうに見渡す)
ええとたしかここにいるって行ってたよな。
でも定休日だったか、どうするかな……
お礼をって思っていたけれども…
(と、持ってきた紙袋の中身を見つつ入り口で悩んでいる)
(店内のテーブル席で頬杖をついてコーヒーを啜り、ぼやく)
…結局あのパーティーは後日またやるって事になったはいいが…
どうにも表沙汰んなんねぇ物騒な話が多いこった…。