場所:Mahlzeitの一角
時刻:Mahlzeit定休日の夕暮れ時
状況:例の放火グループを叩きのめしてから数日後、事件も落ち着いて一息ついたといった所。
(如月さんの話を聞いて)
……ちょっと驚いたかな。
いや、思っていたより壮大な組織じゃなくて安心したって感じでね。
「そこにある知らない世界」なんていうの、ちょっと言い回しもすぎたかな? ごめん、俺の癖なんだ。
正義の味方も英雄にも、もともとふさわしくもないしなれる気はしていないしね。
でも、少なくても俺の好きな人達には幸せになって欲しいし
何かあった時には力になりたい、守りたいって思ってる。
君たちなら、どっちかっていうとそういう意識のひとが多いんじゃないかな?
というか、俺の知ってる人は少なくてもそんな人達だしね
(入るって事で~を聞いて)
随分とあっさりだなぁ。
うん、君たちが歓迎してくれるなら喜んで(嬉しそうな笑顔)
といっても、俺結構、家のこととか下の兄妹の面倒とかで集まりにはあんまり参加出来ないかもしれないけど…名ばかりの放送部でほぼ帰宅部だし。
それでも大丈夫なのかな?
(周囲を見て)
今日は結構人来そうなのかな?
……って、あ、一番重要なこと言い忘れていたな。(如月さんに視線を戻して)
俺は、寝子高1年3組の鴻上 彰尋(こうがみ・あきひろ)っていいます。
今日からよろしくお願いします!