『入館無料』の貼り紙と、開け放たれた門。
アナタは気後れしながらも門をくぐった。
青々とした芝生と季節の花に彩られた庭を進み、薔薇のアーチをくぐったアナタの前に、背丈の倍はあろうかという巨大な扉が現れる。
ゴシック調の白い外壁に負けぬ存在感を放つ、黒い観音開きの扉の前に立つと、薔薇に囲まれた獅子のノッカーの横に『入館の方はこちらを鳴らして下さい』と書かれている。
意を決したアナタが2回ソレを鳴らすと、ゆっくりと扉が開き始めた。
出迎えてくれたのは美しいオルゴールの音色、そして暖かみのあるオレンジ色の灯りだった。
館内を見渡すアナタの後ろで、扉がゆっくりと閉まっていく。
アナタの目の前には美しく、無機質で、異様な、混沌とした光景が広がっていた。
横からアナタに声が掛かる。
「お客さんですね。ようこそお越し下さいました。まずはこちらで、お茶でもいかがですか?」
・・・・・・・・・・
(こちらは雑談トピになります。)
(御子神さんの言葉を聞いて、笑顔を浮かべて)
こっちに引っ越し来てから、更に目標が増えましたからね。
切っ掛けを下さった人に感謝でっす。
根はしっかりしてるしてるって、そう言われると思ってなかったから何だかこそばゆいですわー。
でもやっぱり嬉しいので、ありがとうございまっす♪
(御子神さんの様子を見て、自分の手を見て)
ハイ、自分の作品が幸せな気持ちになってくれてたら、嬉しいなぁって思います。
(呉井さんの言葉に頷いて)
今からそれだけしっかりとした向上心を抱いて先のことを考えているならきっと大丈夫ですよ。
きみと話をしてても、歳を重ねてもしっかりとした大人になるだろうなって感じますから。
根がしっかりしている印象を受けますしね。
(穏やかな視線を向けて、自分の手を見て)
作品もお礼を・・・そうだといいですね・・・。
作品を作るときは少なからず想いも込めますから、その作品達が幸せなら嬉しいですね。
(須崎さんの言葉に苦笑して)
先輩って言うには歳が離れてそうですけどね…。
でもありがとうございます。
はい、きみが中学生の頃をそう感じたように気がつけば大人になってて社会人です。
楽しくて忙しなくていっぱいいっぱいな時間はすぐに過ぎちゃいますからね。
(皆口さんに頷いて)
はい、全て裁縫でというわけではないですが。
レースで作って宝石やチェーンをあしらったチョーカーやブレスレットもありますし、
レースを編んで花を作るイーネオヤというものもあって、それはそのままブローチにできたりもしますよ。
(蒼志君に勧められて、ぶんぶん首を振って)
いやいや、危うく絆されそうになったけど、やっぱ遠慮しとくぅ…っ(
ビームなサーベル的なのでバッサバッサもカッコイイよねぃ♪
なんかブーンブーンって音するのも好きだわー。
うんうん、反応がいい子の写メ撮って、今度オレにも見せてー☆
(皆口さんにフツーでいいよと言われて)
ありがとうございまっす。じゃ、もう少しゆるっとしますねぃ♪
あ。爪の部分は結構鋭くしちゃってるし、刺さったらアイター!ってなると思うで、
触らないようにして下さいねぃ。
そうそう、絵の具と混ぜてこんな風にこねこねとー(と説明しながら、指でこねてる様子を見せて)
絵の具は多めに入れると粘土がゆるゆるになっちゃうので、
つまようじとかで絵の具をチョンチョンと少しずつつけながらの方がいいと思いまっす。
陽太君と話すの楽しいから、そんなに頑張らなくてもフツーでいいよ~
ニャッタ君カッコいいなあ。強そうだよね爪!刺されたら痛そう!うん、俺も作ってみたい!
(呉井さんの話をふんふんと聞きながら)
樹脂粘土とアクリル絵の具、こねるの!?面白そう?混ぜたらいいのかな?配分とか分かんないけど、テキトーでだいじょうぶかな?
ニャッタ君、強そうだよね……(まじまじと見つめる須崎さんに応じるように)
俺もニャッタ君と互角に戦えるぐらいのやつを作ってみようかなぁ……
名前なににしよう……
色々あるんだねえぇ、御子神さんは細かい系かあ。え、裁縫とかもあるの!?へえースゲーなあ!
好きなものや得意なもので、かあいいなあ、それ。
ここに来る人も何かが好きな人なんだろうね、話聞いてて楽しいです。
何かが好きな人って、好きだなあー。
(呉井先輩の言葉にふむ、と首を傾げて)
先輩ならいけるっすよ。自信持ってくれるといいと思うっす(
ビームなサーベル的なのでばっさばっさも燃えるっすよね。
(こく、と真面目に頷いたあともう一度頷き)
知り合いで反応がよければ撮るっすね、記念に(
(神子神さんの言葉に、ふむ…と考えて)
…そういえば中学生の頃とかも3年もあるって思ってたらいつの間にか高校生だったすね…。
…?年寄りくさいとは思ってないすね…。先輩からの助言と思ってるんで大丈夫っす。
(緩く首を傾げて答えた後、名刺をどこにしまおうかと視線を漂わせ、結局財布を取り出してカード入れ部分にしまう)
(御子神さんの話を聞いて、にっこり微笑んで)
今も昔も素敵な作品を作る人がいるのって、いいですよねぃ。
対抗心や向上心が沸くのは、今よりももっと良くなる為の新たな一歩に繋がるし、
これから歳を重ねていっても、そうあり続けたいと思います。
へへー、ここでバイトさせてもらえるようになって、すごく充実してまっす♪
(ニャッタ君を指でなでなでしながら)
御子神さんの作品も、きっと幸せって思ってるんじゃないでしょうか。
オレが作品だったら、お礼言いたくなっちゃいますもの♪
(須崎さんの言葉に苦笑して)
学生の頃はまだ将来のことも想像できませんでしたが、過ぎ去ってしまうと一瞬ですよ。
過ごしている間は気づけなかったことに気づいたりもして。
ああ、そんなことに気づかないほど時の流れは早かったんだなって感じます。
・・・って、今が青春の若い子にこんなこというのも年寄り臭いですね。
(自分の言ったことに恥ずかしそうに苦笑して)
(呉井さんの言葉に首を振って)
いえ、私もわかりづらい言い方をしていたのでお気になさらないでください。
当時は・・・今もですが、自分より優れた作り手の方は沢山いますからね。
そういう方々の作品を目にするとやはり自分もいい物をという対抗心や向上心が沸いてきます。
きみも、こんなに素敵な作品達に囲まれて刺激的な羨ましい環境ですね。
(展示品に目を向けて穏やかな微笑みを浮かべて)
ニャッタ君も、素敵な作り手に作られて幸せですね。
(皆口さんの言葉に少し噴き出して)
確かにここは毎回お菓子用意してるし、いい事ありますねぃ♪
ハイ。まだまだ未熟ですけど、楽しいお話できるようにこれからも頑張りまっす。
(女子もいるし、と小声で話してもらって、同じく小声で)
そーいう事でしたかぁ…って、いやいや、元々えっちなのは作ってないです、大丈夫ですよぅ(
(ニャッタ君の感想を聞いて、照れ笑いになりながら)
へへー、ありがとうございまっす♪
まるみがある感じだけど、強そうな要素も入れたくて、爪をシャキーンとさせてみたんですよねぃ。
ん?こーいうの作ってみたいんです?
なら、まずは樹脂粘土とアクリル絵の具をこねて、好きな形を作ってみるといいかも♪
(御子神さんから詳しい話を聞いて)
うわわ、すみません…っ 勘違いしちゃいましたー…(汗)
でもよかったぁ、不評とかそーいうのじゃなくて♪
なるほど、なるほど。もっと良い作品をって熱が入っちゃったんですねぃ。
身近に素敵な作品があると、自分も頑張るぞーってなるの、オレも分かります。
リアルな造形で禍々しさ増し増しのドクロ、きっと凄いんだろうなぁ。
ゾクゾクするカッコ良さ。憧れまっす♪
(ニャッタ君を指で撫でながら、微笑んで)
かわいいって言ってもらえてよかったねぃ、ニャッタ君。
御子神さんが作るかわいい系、機会があったら見てみたいですわー♪
(蒼志君に目指すべきと言われて)
いやいや、惹かれるけど、流石にそこまでなれる気がしないわー(首ぶんぶん)
おー、蒼志君はロボは接近戦が好きなんだねぃ。
ガッツンガッツンやり合うの、燃えるよねぃ♪
そっかそっかぁ。お菓子を食べる人の反応の方が気になるのかぁ。
で、何となくだけど、キミはその様子を写メもしてそーな気がするわー(
(ニャッタ君を真面目な顔で見てる蒼志君を見て)
うん、爪の鋭さが売りってイメージで作った子なんだよぅ☆
(満更でもなさそうに見える呉井先輩の言葉に神妙に頷き)
俺なんてまだまだすよ。惹かれるのなら目指すべきっすね…うん。
動いたり動かしたりとかいいすよね。因みにロボは近接戦が好きっす。
(食べにくい?との言葉に首を傾げ)
いや…?腹に入れば一緒なんで。ただ、こう、他の人の反応を見てみたい的な…?(
(皆口さんの言葉に呉井先輩の作品をまじまじ見て)
おー…確かに凄いすね…。
爪以外はって事はこの強そうな爪がメイン武器っすか…やるな、ニャッタ…(真面目な顔で)
(御子神さんが確認するように手のひらに書いてる様子を見てこくりと頷き)
ん…多分で大丈夫す。なんとなく思い出せない時は適当にそれっぽく呼んで貰えれば反応できる…かもしれないっすし
卒業後か…まだ全然想像つかないすね…。
(こういうのを持って挨拶とかするようになるのかな…と手元の名刺を見て)
(須崎さんの指の動きをじっと見て)
ふむふむ・・・須崎・・・蒼志・・・君。須崎君ですね。
うん・・・多分ですけど、覚えました。
(見た動きを確認するように左の手のひらに指で書きながらこくりと頷く)
ふふ、きみも卒業後は誰かに渡すようになるかもしれませんよ。
(大人だという言葉にくすっと笑って)
(呉井さんの言葉にはにかんで)
ああいえ、講師や師に不評だったわけではないんです。
学校での授業や師の工房で作る作品は女性向けの綺麗な物が多かったので・・・。
あまり触れていない、ドクロなどを作って提出し始めたのはいいのですが段々とその・・・。
・・・リアルな造形に拘ったり、禍々しさを増していった物を何度も提出していましたので。
先人達の作品もリアルなドクロを模している造形が多くて資料も豊富ですし、つい熱が入ってしまいました。
(頬のあたりを指で掻いて苦笑して)
呉井さんのニャッタ君のようにかわいい物もたまには作っていればよかったのですけどね。
(ふふっと小さく笑って)
(皆口さんの言葉に頷いて)
はい、一言に美術品と言っても種類は多岐に渡りますからね。
アクセサリーにしても、私が作るのは金属や宝石類を加工した装飾品ですが裁縫で作る物もありますし。
それぞれ自分が好きな物、得意な物に従事した先で自分の知らない世界や感性に触れる。
面白い業界だと思います。
(微笑みを浮かべ小さく頷く)
(須崎さんの言葉ににこりと頷き)
うん。一期一会だね。
(呉井さんに)
来たら毎回いいことありそう。もちろんお菓子目当てでもあるんだけどっ!陽太さんと話してると楽しいしってのもあるかな。
(どっちなんですと言われ、あれそうだったけというような顔をして)
ん、あーうんうん、アレよアレ、ホラ、女子もいるからちょっと、えっちなのはよくないと言っといた方がいいかと思いまして……(と小声でボソボソ)
お、陽太さんのつくったの、見られるの!?やったぁ、見たい見たい♪
(御子神さんから名刺を受取って、にこりと返し)
ありがとう、御子神さん。
(御子神さんの話に、ふんふん、へえ、なるほどと相槌を打ちながら聞いています)
金属製品なんだ。シルバーアクセとかおしゃれだもんねえ。へえ、今度オレも作ってもらっちゃおうかなあ。でも結構手作りだと手間だったりするのかしらん。
(質問の答えに深くうなずき)
そっかー、やっぱり、それぞれの技術みたいのがあるんだなあ。御子神さんは小さいくて細かいのが得意そうですもんね。こっちはおっきくって細かいカンジだもんなー。
(御子神さんにつられて、ぐるりと展示物を見渡し)
うん、アクセサリーに音はでないしね。
(呉井さんの作品を見て)
わ、スッゲェエ!ニャッタ君、カッケー!
(テーブルにしがみつくようにしゃがんでニャッタ君をじろじろと眺め)
わわ、すごいすごい。この爪強そう!戦闘力いくらぐらいあるんだろう、あーしまったスカウター持ってくればよかったぁ!
どうやったらこんなのつくれるんだろ……オレも作ってみたーい。
須藤君もスゲーカッケーと思わない?オトコノコ的にはわくわくするしませんかこういうのー?
御子神さん的にはどう?
ニャッタ君にカッコいい金属の装飾とかつけたらもっといい感じになりそう!じゃない?
(御子神さんの話を聞いて、頷きながら)
技術を身に覚えさせるのって大事ですよねぃ。
おー♪ドクロや蜘蛛の巣のデザインのもの、いいなぁ。
そーいうの、好きですよぅ♪
ありゃ?でも生方の反応はあんまり…だったんですん?
んー、ドクロとか死神とか連想しちゃう人もいるから、それで…なのかなぁ?
だけど、お客さんから具体的な発注を受けてから商品を作るケースもあるし、
色んな造形を作るのって良い事だと思いますよぅ。
ハイ、直接販売の機会があったら、是非☆
(御子神さんから名刺を受け取り、笑顔になって)
あ。名刺、ありがとうございまっす!
御子神さんのお店見かけたら、寄らせて頂きまっす♪
(蒼志君の返しに、もーって顔をして)
キミこそボケたと思ったら、すかさずツッコミ入れてるじゃないのー。
でも…その称号っぽい名前には、ちょっと惹かれるかも(
オレもロボものアニメ、よく見てたなぁ。
大きいロボットも小さいロボットも好きだわー、動いてるの見ると楽しくなるぅ♪
ん?やっぱり悲鳴が上がるお菓子は食べにくい??(首傾げ)
(呉井先輩のえーって顔に、「えー?」って声に出し)
確実に俺より出来そうかなって…。ボケとツッコミのオールラウンダーって言うとなんか良くないすか?
好きすね。ロボ物は小さい頃に何度もアニメで見てたからか、やっぱり憧れっす。大きいし。
…そういうお菓子…うん、俺が食べないのなら見たいすね(
(御子神さんの言葉にこくりと頷き)
出来て嬉しくて、作ってる時に楽しい…それ出来たら最強すもんね…。
最初は作る事にいっぱいいっぱいになりがちな気もするから、余計に自分のものを作る方がモチベ的な意味でも良い気もするっす…。
(そして名刺を受け取り)
あ…ども…。大人だ…(名刺を見てしみじみと)
…えと、他の人には言ってたけれど改めて…俺は須崎蒼志す…。漢字はこう…
(宙に文字を書くように指を動かし)
(皆口さんの質問に少し考えて)
どんな・・・ですか?そうですね・・・。
彫金や鋳金の技法を用いて金属製の物を作ることが多いです。
宝石や天然石をあしらった物、シンプルなシルバーアクセサリーに彫金を施しただけの物。
ネックレスやリング、アンクレットなども作りますし一概にこれ・・・と言える物はないかもしれません。
(展示されている物を作れる?の問いかけに)
私は内部の精密な機巧の知識がないのでこういった作品を作るのは無理ですね。
外見だけなら物によっては似せることはできるかもしれませんが・・・。
やはり私が作る物とは畑違いの作品だと思いますよ。
(そう言って展示物を見回し)
(須崎さんの言葉に微笑んで頷いて)
自分で作った物は愛着もわきますし、出来上がった時の喜びや達成感もありますからね。
作っているときに楽しいと感じられたら尚更ですよ。
(呉井さんの言葉に頷いて)
学生時代や修行時代は技術を身に覚えさせる為にも自習として沢山の品を作りました。
ごてごてしたドクロのシルバーリングなんかも作りましたし、蜘蛛の巣なんかも作りましたね。
様々なお客さんの要望に応えるスキルを、と思ってのことでしたが・・・。
師や講師にそういう物ばかり提出した時は、呆れられていましたね。
(思い出してくすりと笑って)
直接販売できる機会については今後色々と触れていきたいと思っています。
出来ることなら、お客さんの顔を直接見てみたいですし。
(皆口さんと呉井さんの言葉に鞄から名刺入れを取り出して)
私は御子神緋梨といいます。
字はこちらを。
(自分の個人ブランドの名刺をこの場の人それぞれに差し出し)
(御子神さんの言葉に嬉しそうに頷いて)
大切なことですね。オレもそう思います。
ありゃ、お姉さんも好きなように作って、そんな事が?
…って、そういえば、お名前まだ聞けてなかったーっ
あの。もし大丈夫でしたら、教えて頂けると嬉しいでっす(ぺこりと頭を下げる)
おー♪ネットの方で販売されてるんですねぃ。
そっかぁ…確かにネットだと直接渡すのは難しいですし…、あっ…でもフリマとか
デザインフェスとかなら直接渡せるし、機会があったら参加するのもいいかもしれません♪
(褒めても何も出せませんよ?と聞いて、少し照れ臭そうに微笑んで)
へへー、こうしてお話出来るだけで十分ですよ。
(皆口さんのわくわくした様子を見て)
ちょくちょく確認って、へ、変な物作れないなぁ。
よ、よっし。頑張りまっす(ビシッと敬礼)
ハイ、お菓子の方はオレではなくて、ここの使用人の方が買って来て下さってるので、
使用人の方にお店を聞いてみますねぃ♪
(えっちじゃなくて残念と言われて)
え、残念???って、えっちじゃなければ大丈夫かもーって、
皆口さんってばどっちなんですん?(汗)
んー、でもそこまで言うのなら。ちょっと待って下さい。
(ポケットから樹脂粘土で作ったキジトラの猫を取り出して、全員に見えるようにテーブルに置いて)
ええっと、爪がシャキーンとしてる、猫のニャッタ君でっす。
あー、その。爪以外は、コワくない…はず、でっす(
(蒼志君が無茶ぶってきて、えーって顔をして)
甲乙付けがたい良さがあるからって、なんでオレが極める事になるのん(
あ、ロボット好きなのねん。
オレも好きだわー、関節部分とかどーなってるのかなぁって眺めるの好きー♪
ちょ…。ロボット型のお菓子で、食べた瞬間悲鳴が上がるヤツを…見たいのん?(
(皆口さんの言葉によろしくっす、と返し)
これも一期一会っつーやつすかね。案外貴重で良い事だと思うす。
(神城さんの笑みにこくりと頷き)
身が引き締まる服って大事すね。仕事する人って感じがするす。
卒業生…OB…先輩すか。あ、はい。俺は高一の須崎蒼志って言います。
今は演劇すね。俺は参加というか、観客として見に行く予定すけど。
(呉井先輩と同じ方向に首を傾げて)
…ボケとツッコミ…どっちも甲乙付けがたい良さがあるすからね…。むしろどっちも極めますか。呉井先輩が(さらっと無茶ぶる(
ロボは好きというか…うん、好きすね。…つまり、ロボット型のお菓子、食べた瞬間悲鳴が上がる…(しれっと提案)
(御子神さんの言葉に何かを思い出すように視線を漂わせ)
確かテレビの特集で聞いたことあるなって…程度すけどね…
(そこで言葉を区切り、楽しそうに話す様子をきちんと聞き)
…心惹かれる…俺がそういうの作れるかもって想像つかないすね…。でも自分の身につけるものを自分で作るのはちょっと楽しそうす…。
(神城さんの信仰についてのお話に真摯に耳を傾けています。聞き終えるとこくり、と頷き)
信じられるものがあるのは、素晴らしい事だと思います。
かみさまでも。かみさまじゃなくても。
神城さん……!よろしくです!(慌ててぺこりと挨拶)
お散歩。そうですねっいい天気ですし!
神父さまはこの辺りにお住まいですか?
あ、ぼく……オレですか?
えっと、たまたまですたまたま。
歩いてたら、不思議な建物見つけて、面白そー入っちゃえーってカンジです!
来てみてよかったです!
(呉井さんの返答にわくわくしながら)
陽太さんの作品楽しみ!
ちょくちょく確認しに来ちゃおうかな?
へえ、シーサイドの方で売ってたのかぁ。買って来た人は呉井さんじゃないのねー。センスいいなあー。わーい今度来たときにでも教えてくださーい♪
あ、えっちなヤツじゃないの?残念!
えっちなのじゃなければ大丈夫かもー見てみたいような……。
(御子神さんの話を聞いて興味津々)
アクセサリー作ってるの!?ほえースゴい!
アクセサリーってどんなアクセサリー?
そっかー精密さってコトでは似てるトコあるもんね!
(展示されている作品を見渡し)
……コレ、作るのムリかなあ。
お姉さん?は作れそう?
あ、オレは皆口説男って言いまーす!
(皆口さんの問いかけに)
はい、私はアクセサリー製作の仕事をしています。
普段作る作品は原型に重きを置いているので内部まで精巧な物は自分とは違った分野で新鮮ですね。
内部の仕組みたしかに難しそうですね。
(くすりと笑いながら)
(神城さんの言葉に頷いて)
ええ、人を惹きつける魅力のある場所なのだと思います。
私も居心地よく感じていますから。
(問いかけに小さく首を振って)
ここに来るのは初めてです。
たまたま見つけて、なんとなく気になり入ってみたんです。
(須崎さんの言葉に微笑み)
ふふ、よくわかりましたね。
蝋で原型を作って石膏で型を作り、そこに熔かした金属を流し込むことで形作るんです。
細かな形の物も作れますし、若い子が好きそうな物も作りやすいと思いますよ。
(どこか嬉しそうに話す)
きみくらいの歳からなら、まだなんだってできますし。
将来、ここに展示されている作品のように誰かが心惹かれる物の作り手になっているかもしれませんよ。
(呉井さんの言葉にくすくす笑って)
自分の好きなものを作るというのは大切なことですからね。
私も、修行の合間に自分の私物を好きなように作っては師に呆れられていましたから気持ちはわかります。
(メールの話題に頷いて)
はい、お客さんからの言葉はとても嬉しく励みになります。
本当は直接渡せるといいんですが・・・独立したてなのでほとんどネット注文しか受けていないんです。
個人の店舗は持てませんし、店舗への納品はしていますが私が直接手渡すことは稀ですね。
(複雑そうに苦笑して、その後の言葉に今度ははにかみ)
そこまで真っ直ぐに言われると少し照れてしまいますね。
褒めても何も出せませんよ?
(神城さんに微笑んで、ロビーへと案内しながら)
ハイ、今ロビーにいる皆さんとおやつを食べながらお話をしてるので是非是非。
すぐおやつと紅茶をご用意しますねぃ。
(神城さんの分のシュークリームと紅茶を用意して)
お待たせしました、ごゆっくりどうぞ♪
(御子神さんの言葉に頷いて)
そうですねぃ。今日は色んな初めましての人とお会い出来て楽しいですわー♪
あ、ハイ。私物のは自由に作っちゃってるのもあって奇抜なのが多くて(汗)
それも一つの感性って言ってもらえて、何だかほっとしました。
そっかぁ、メールで感謝や喜びの声も届いてるんですねぃ。
お姉さんの作品、仕上がりも丁寧ですし、きっと買われていったお客様も
気持ちを伝えたくなるんだと思います。
(食べ終えた御子神さんと蒼志君を見て、にっこり笑って)
お口にあってよかったでっす。オレも後で食べよーっと♪
(皆口さんに微笑んで)
ハイ、どんどん成長できるように頑張りまっす♪
よかったぁ、シュークリームの方もお口にあって何よりですわー。
んーと、今日のおやつもシーサイドのお店で買ったお菓子だったようなー…。
すみません。今度聞いておきますねぃ。
いやいや、デザインはえっちなヤツじゃないですよぅ(首をぶんぶん振る)
(蒼志君の言葉に首をかくんと傾げて)
ありゃー、確かに。ボケかツッコミかわかんないねぃ。
じゃ、ボケの策士かツッコミの策士のどっちがいいか決めちゃう?(反対側に首を傾げる)
お?蒼志君、ロボット好きなのん?って、食べた瞬間叫び声とか何それ怖い、
…と言いながら、面白そうって思ってる自分がいて、悩ましいわー。
(須藤さんへほんわりと笑みを向け)
はい、こんにちは。
服?ああ、うん、そう。これ着てるとさあ、心が引き締まるというか。
君は高校の制服?寝子高?懐かしーなあ。
俺もさあ、寝子高だったの。
今って何してんのかなあ、行事。
結構多いよね、寝子高の行事。楽しかった。
(皆口さんに視線を合わせるように屈み)
そう、神父。君も同志なんだ、嬉しいな。
でも俺、信仰してるの一つだけじゃないんだ。神はどなたも尊いから。
それぞれがそれぞれの心の支えだから。俺はそう思ってる。
ああ、俺は神城。神城硲。
散歩してたらさあ、此処凄い良いなって思って。
自由に入って良いって言われたらさあ、そりゃあもう入るしかないよね。嬉々として。
君は?どうして此処に?