『入館無料』の貼り紙と、開け放たれた門。
アナタは気後れしながらも門をくぐった。
青々とした芝生と季節の花に彩られた庭を進み、薔薇のアーチをくぐったアナタの前に、背丈の倍はあろうかという巨大な扉が現れる。
ゴシック調の白い外壁に負けぬ存在感を放つ、黒い観音開きの扉の前に立つと、薔薇に囲まれた獅子のノッカーの横に『入館の方はこちらを鳴らして下さい』と書かれている。
意を決したアナタが2回ソレを鳴らすと、ゆっくりと扉が開き始めた。
出迎えてくれたのは美しいオルゴールの音色、そして暖かみのあるオレンジ色の灯りだった。
館内を見渡すアナタの後ろで、扉がゆっくりと閉まっていく。
アナタの目の前には美しく、無機質で、異様な、混沌とした光景が広がっていた。
横からアナタに声が掛かる。
「お客さんですね。ようこそお越し下さいました。まずはこちらで、お茶でもいかがですか?」
・・・・・・・・・・
(こちらは雑談トピになります。)
陽太君と話すの楽しいから、そんなに頑張らなくてもフツーでいいよ~
ニャッタ君カッコいいなあ。強そうだよね爪!刺されたら痛そう!うん、俺も作ってみたい!
(呉井さんの話をふんふんと聞きながら)
樹脂粘土とアクリル絵の具、こねるの!?面白そう?混ぜたらいいのかな?配分とか分かんないけど、テキトーでだいじょうぶかな?
ニャッタ君、強そうだよね……(まじまじと見つめる須崎さんに応じるように)
俺もニャッタ君と互角に戦えるぐらいのやつを作ってみようかなぁ……
名前なににしよう……
色々あるんだねえぇ、御子神さんは細かい系かあ。え、裁縫とかもあるの!?へえースゲーなあ!
好きなものや得意なもので、かあいいなあ、それ。
ここに来る人も何かが好きな人なんだろうね、話聞いてて楽しいです。
何かが好きな人って、好きだなあー。