本来のだんぼーるはうすに、いかにも突貫工事的な、やはりダンボールの扉がついている。
扉を開ければ、外ともつながっている、本館に比べたら若干こじんまりとした空間が広がっていた。
中には、テーブルと、同じながらもこちらの方が繊細な銀細工のワイヤー細工で組まれた籠に、今度はピンクの星の形をした飴玉が山積みになって入っている。
『防水ダンボール』なるものを入手した為に、実験的に改築工事を行ってみたらしい。
いかに防水といえど、劣化すれば建て替えを行うのだが、作った本人は満足感にあふれて、その事をすっかり失念しているもようである……
実際の部屋としては、若干のこじんまりさではあるが、人が二人とテーブルが一つある分には全く問題なさそうだ。
お待たせしましたなんだよーっ!(勢い良く、飛び込んできて)
自分も1杯お茶もらいますっ!
(紙コップにお茶を注ぎながらくいっと飲み干し)
次は、お兄さんの番ですかね……?(どきどきしつつ、蓮太郎さんの方にお尋ねして)
改めましてっ、寝子校の1年4組の維都月茉菜と言いますっ。よろしくお願いしますっ!(ぺこりとお辞儀等をしつつ)
う、うう。……そうですよね……。
……………リラックス、リラックス………(とてもリラックスしていなさそうな顔)
……………あまり、気にしすぎないように、しないと……いけませんよね…………。(はぁ
(眼鏡を中指で押し上げ、お菓子をいくつかつまみ上げると蓋に分けて乗せて)
…………ええと、ですね…………、こっちが、みかんで………これがかぼちゃ、だと思います……。
…………確かに、色の違いが、判りづらいですよね………
(独り言のように)……どっちがどっちだったっけ。
…………(一つを口に入れて)…………あ。……こっちが、かぼちゃで……合っています。
(維都月さんに慌てて)
あ、はい、僕………です。……す、すみません………。
……す、すみません……ええと、浅葱と申します………
…………よ、よろしくお願いします……。
(頭を下げて自己紹介を返すと、背中を丸めて維都月さんについていった)
(PL:書き込み遅くなってて申し訳ありませんでした…!)
困ってること……(真剣な顔で考え込んでからこくんと頷き)うん、わかった。るいり日本語へた、でもがんばって話す。
大人のひと、いっぱい。ひとりでくることあんまりない、だからびっくりした……だけ。もうこわくない。説男がやさしくしてくれたおかげ
胡麻団子買う?(きらきら)
いっしょ買いいく、叔叔やはる、小姐や爺々婆々のぶんも買う。
説男は叔叔知ってる?叔叔おなか冷やす、風邪ひく?だいじょうぶ、ここくる前毛布かけてきた。すやすやしてた
説男はつちのこ派?……じゃあるいりの敵。でもいいひとだから許す。
???……むつかしくてわからない。
怖くても怖くない言う、るいりにもある。……かっこつけてると違う、心配させたくないから?
ちょっとだけわかる。
説男、あの人のともだち?だから説男とあの人似てる。説男もなんだか寂しそう。にこにこしてる、でもあの人と似てる……さみしいこと、あった?(澄んだ大きな目でひたと説男さんを見据え、頭をそーっとなでようとする)
にーはお。
やっぱりさみしい?説男のいうとおり
あいやーかわいい子いなくなる?蓮太郎はかわいい子すき?るいりのこともすき……??
るいりきたからさみしくない、元気だすといい
(皆口さんに声をかけられたことや、るいりさんの視線に気づき)
……ん、ええっと占ってもらわん人もおるのですね?
冷やかし、というものでしょうか?
文学少年かどうかはようわからんけど、文字を読むのは好きですよ
んーと、ちょっと気になることがあるけんそれを占ってもらおうかなと。まあ大したことやないんですけどね
……あ、こんにちは!
【ぼんやりと眺めていたところを、七瀬くんが入ってきて、笑顔で挨拶する】
【るいりちゃんの寂しそう、という言葉を耳に入った時、目を丸くした後、すぐに笑って】
あー、ばれちゃった? 寂しいのって…うん、寂しいよ…
だってさあ…君みたいな可愛い子がだんだん少なくなっちゃってるんだもん!
そう思うと切なくなるよ! もう!
その代わり、増えたけどね! うん!
君や、説男くん、そしてさっき入ってきた文系くんが入ってきたから、俺、寂しくない!
【グッと親指突き立ててみせる】
んでー説男くん、なにをしてるのかなー?
新手のナンパ法でも試してるのかなー?【首かしげながらにこにこと】
こわくないよ~。占い師さんは優しいひとだよ。お話もちゃんと聞いてくれるんだよ。だから困ってる事があったら何でも話したらいいと思うよ~
びっくりしたよねえ?(同調するように首を傾げ)大人がいっぱいいるもんねえ、でもだいじょぶ!オレ以外も、みーんな、いいひとだよ、だいじょーぶ。
わ~しょんぼりさせちった~っ、、、あとで胡麻団子探しに行く?んじゃるいりちゃんが占い終わったらあとで買いに行く?
ジニーさん、お昼寝か~。大丈夫かなあ。ジニーさんお腹冷やしてないかな……
そうかな、はるって言うんだ?はるさん?
はるさん、どっか行っちゃたんだー?大丈夫?ちゃんと帰って来れる人なのはるさん?
うん、つちのこ食べよ食べよ~。なんかねえ、色んな味あるの。みかんとか……?そっか、るいりちゃんはなめこ派か~。オレ?オレはそーだなあ、、、、コレを言ったらみんな怒るんだけど、オレはどっちも好きなんだっ!だってどっちもおいしいじゃん!ケンカよくない!
(蓮太郎さんを気に掛ける瑞麗さんに、こっそりと)
あー、あの人は、蓮太郎さん。オレの友達。すごくいいひとなんだよ。
さみしそうなのはねえ、さみしいコトがあったから。
でもねえ、笑ってるのはさみしがってるって思われたくないからなんだよ。るいりちゃんには分かんないかな?たとえばさー、怖いって思ってる時でも怖くないよっ!って言っちゃうときあるじゃん。それは恥ずかしいからってのもあるから、ちょっと違うかな。
心配されちゃうと余計に、辛いってゆーか、申し訳ないって思うひともね、いるの。
んーだから、そう言う時はね、知らない振りしてこっそり励ますんだよ。
今の話、ナイショだよ。(とるいりさんに片目を瞑って、人差し指を口に充てる
やさしくてがんばり屋さん……それならこわくない?
るいり、びっくりしてない。……うそ、少しびっくりした。でもだいじょぶ、説男やさしいひと。こわくないってわかった。
胡麻団子ない……(しょぼん)しかたない、違うお菓子たべる。
きょうは叔叔はおるすばん。シーサイド九龍でお昼寝してる。おっきいお友達……はるのこと?はるはいない。どっかいっちゃった。
つちのこたべる。説男はつちのことなめこどっち好き?るいりはなめこ
あたらしいひときた。ご本読んでる。何か占ってもらう?(倉前さんをじーっと診て)
あの人笑ってる……でもさみしそう。
何かつらいことあったのかな……(飛吹さんを心配げにちらちら見て)
(本を読んでる倉前さんにてってと近づき)
こんにちはー!
占い屋さんはここですよぉ~。ちなみにオレはカンケイない人っ
順番は割と早く回ってくるみたいだよ?
本読んでるんだ~ほえ~文学少年ってカンジ?
(本を片手にフラフラとやってきた)
こんにちはー
噂の占い屋というのはここでよかったとですかね?
少し興味があったのでお邪魔させていただきます
…ふむ。人気の占い屋さんなだけあって人の多かですね
本でも読んで待つとしましょう
【微笑ましそうに、隅っこで説男くんとあやめくん、そしてるいりちゃんの3人の様子を
静かに眺めている】
(みんな本当に、幸せそう…傍からみれば、悩みがないような感じ…
勘助も、今頃こんな感じで過ごしてるのかなあ……
アリアも……あの世では大丈夫かなあ……いや、あの人、地獄でも楽しそうにしてそうな人だけども……
……それにしても、ここの占い屋さんって、大人から子どもまで、幅広いなあ…)
大丈夫だよ~笑わせるのが狙いだから!
作戦成功~
占い頑張ってねーー
あやめちゃんはすっごく緊張してるから、もしかしたら上手く話せないかもだけど、大丈夫だから~お願いします~
(ほやーっとした声で言いつつ手を振って見送り)
(瑞麗さんがびくびくしてるのを、にこにこと見つめながら、おずおず出てくるとおいでおいでをします)
びっくりさせちゃった?ごめんねー。
るいりーちゃんって言うんだね、ヨロシクー(お菓子ぱくぱく)
うん、人いっぱいいるんだ。腕がいいからだよ。それに優しく明るくて頑張り屋さんだから、話したい人もいるんじゃないかな。
わあ、胡麻団子はないんだ!胡麻団子が好きなの?
他のお菓子ならあるんだけどなーざんねん。
うん?オレは占いはしないんだー。ここに来る人とお話したいだけー。あとはお使い係なの。
順番もうちょっとだからお菓子食べてればそのうち来ると思うよ~。
つちのこ食べる?(とツチノコの里を差し出そうと)
今日はジニーさんと一緒じゃないんだねえ……あと、誰だっけ?年の離れたお友達……?
あいやっ!?(説男さんに近寄ってこられてびくり、きょろきょろとあたりを見回すと逃げられないと観念しおずおずと歩み出)
……るいり、占ってもらいにきた。人いっぱい、占い師さん腕がいい?
お菓子?胡麻団子?(ちょっと期待をこめて)
説男も占ってもらいにきた?
順番守る。お菓子食べて待つ
(戻ってきて皆口さんの様子に思わず僅かにくすりと笑ってから)
…笑っちゃったっ、笑っちゃったら失礼とか考えなかった!ごめんなさいっ!!(深く頭を下げて謝って。
浅葱さんのところへ小走りに向かい)
じゅ、順番合ってますよね……?(不安げ) 違ったら言ってくださいっ(汗)
大変お待たせしました!こちらへどうぞっ。
私は寝子校1年生の維都月茉菜と言います。よろしくお願いしますっ。(ご案内しつつ中へ)
(顔を逸らしたあやめさんを目を細めて見つめています)
うーん大丈夫だよー。占いだもん。当たるも八卦当たらないも八卦だよ。あんまり間に受けすぎたら占い師さんがどきどきしちゃって占い出来なくなっちゃうよ~?ここは占い師さんのためにもリラックスリラックスー。
(あやめさんがお菓子の方を見たのにわあーと嬉しそうな顔を浮かべ)
うん限定商品~
そだね、すっごいカラフルなの!
食べて食べて~。オレのじゃないけど
みかん?みかんなのソレー?
おいしかったー?わーい、よかったー♪
オレー?どれがいいかなあ。
かぼちゃ?かぼちゃどれ?実はオレかぼちゃと、みかんの色の違いが分かりゃない……。眩しくってーめがね装着してくればよかったー。
かぼちゃ食べた~い。ねえねえあやめちゃん取ってー。
(るいりさんに気付いて、物陰の方をちらっと見て、笑顔で手を振ります)
わ、ちっちゃい女の子がいるー。どったのかなあ?
(お菓子を持ったままてってと小走りで近付いて、ちょっと離れた所にぺたんと座ります)
こんにちはー。オレ説男ー。
今お菓子食べてるんだけど、キミもいるー?
ここは占い屋さんだよー。占いする?占いは順番待ちなんだー
(お団子頭の女の子が鉄扇に顔を隠してこそこそやってくる
……あいやー人いっぱい
るいり占って欲しい、でも順番守る。知ってるひといる?(きょろきょろ)
大人のひとばっか、すこし怖い……(物陰に隠れてじーーーと観察)
(皆口さんがひとつひとつ折る指をじっと見ている。)
(自分も数えられたので、密かに嬉しいような照れるような)
…………はぁ。…………ありがとうございます………。
(よくわからない、という顔のまま。じーっと見つめられて、思わず目をそらす)
………………うう。…………そうですね……
………なんだか、怖いような、気がしてきてしまって…………。
(シャツを引っ張られて、改めて沢山のお菓子と向き合う。皆口さんが手に取るお菓子をしげしげと見て)
………そういえば、そんな時期ですよね……。…………限定商品ですか……
……かぼちゃ……………と、みかんと、ぶどう……?
(箱の中、ごろごろしている色とりどりのつちのこ)
…………色優先…………(ふ
………………あ、ええと…………じゃあ。すみません
(一呼吸だけ指を迷わせて、オレンジ色のつちのこをつまみ上げる。少し逡巡してから口に入れた)
………………。
………みかん味、ですね……。………おいしいです。
…あ、皆口さんは………どれにしますか……?……黄色い、かぼちゃの方が、甘い……でしょうか……。
(維都月さんに慌てた笑顔で返し)
わー、そんなに畏まらないでっ!オレ、顔広い!広いよ!(自分の左右の頬を手でひぱって見せる)
ほら、こんあに、こんあにひおい(ふがふが)
オレもじっとしてるのニガテだから、なんか気になっちゃうよ!さっきズザーこけてたし!
そ、そ、ライチお兄さんの言う通り、勝手にやってるだけだから~
オレおつかいできるよっ!買いに行く!買いに行く!じゃあそれまではお菓子食べてるね~(ほえほえ)
小さな幸せはいっぱい見つけたよ!(指折り数え)んーとねえ、あやめちゃんと会えたしぃ、占い師さんも元気だったし、三夜さんともお話できたし、センパイもいるしね!
(蓮太郎さんに頭ぽんぽんされ、ひょこひょこ手を振って)
わーー頭撫でられたらゴリョウショウするしかないじゃないか~センパイずりぃぞーっ
蜂が来ても大丈夫かも?
ビーチャーマーって、ハチに刺されない人もいるんだって
わあい、あやめちゃんとお話できるの?オレも嬉しい~。お揃いだねぇ
あやめちゃん、可愛いよ?(じーっと顔を覗き込み)
うん、ちょっと緊張してる?
三夜さんパパさん知ってるよ~あやめちゃんトコで会った。うん、ハンサムさんだった!ライチさんもカッコいいよね!チョー羨ましいっ!
眼鏡率高いんだね~双子のお兄さんいるんスか!双子だと似るのかなあ?どうでもいいのー?お兄さんなのに~
はーい、じゃあね、ライチさーん(手を振り)
(と、シャツを掴んでいるあやめさんに、屈託のない笑顔を向けて)
わ~あやめちゃ~ん、見てみて!これ、つちのこの里ハロウィン味だって~!
キャラメルかぼちゃおいそうー!ミカン味とブドウ味があるんだって~
あやめちゃんも食べて見て~どれがどれだか分かんないよーっ
(とツチノコの里を食べさせようと)
(皆口さんの言葉に、少しだけ照れたような)
……そう、でしょうか………そ。…そう、言って頂けると、有り難いです……
………ええと、はい。……お話しいただけると、嬉しいです……。
(何人かの三夜家の方々を思い浮かべて)
……そう、ですね…………雷一さんもですが、皆さんにご贔屓にして頂いております………
(改めてぺこりと頭を下げ)
…………うう、す、すみません………どうにも……そ、それなりには食べていると思うんですが……
(手の甲で頬を軽く擦る。顔色が悪い自覚はあるらしい)
……………はぁ。
(可愛い、という言葉に何を言っているのかのかよくわからない、という顔)
(恵御納さんと目が合い、微かな既視感にやや目を見張るものの、小さく会釈を返すに留まる)
………日暮さんも、お久しぶりです……
(脱獄という言葉に、微かに首を傾げ。たぶん何かの聞き間違いだろうと一人納得する)
……ええ、その……はい。………こんなに人がいらっしゃるとは……思いませんでしたが…………。
……あ、はいっ。飛吹さんも、お疲れ様で………っっ(がばっ、と抱き着かれて、緊張に身体を強ばらせた)
(次々と占いに行った皆さんを見送って)
……………ううう。……………どうしよう………(か細く呟いてシャツの胸の辺りを掴む)
(烏龍茶飲みつつ)
うん…皆もテオ君も、無事でよかった。
勘助君…人魚になれるんだ。すごいなぁ…
確かに人魚みたいな姿を見たような気もするような気も…。
そうだよ、花火を空へ投げてたんだ。
勘助君が人魚になれるように
僕は「条件付きでものの重量を変えられる」から、できた事だよ。
ピッチャーか…スポーツはあまりやらなかったけど、考えてみようかな?
(呼びに来てくれた維都月さんの方へ向いて)
あ、僕の番だね。
ううん、僕の方こそ…同じクラスの人に占ってもらえるなら、嬉しい。(少し微笑み)
占ってほしい内容は…
(少し考え)…中に入ってから説明するね。
…あ、飛吹さん!
息子さん…勘助君に「お菓子台風の時、助けてくれてありがとう」伝えてくれると嬉しい!
話してくれてありがとう…それじゃ、また。
(そう伝えて、手を振りつつ
維都月さんについていく)
(深く考え込む様子で出てきてから、顔を上げて)
お待たせしましたなんだよっ!
次は、恵御納さんの番だよね。同じクラスの人に来てもらえるなんて思わなくて嬉しいなっ。
こちらこそ、な、なかなかお話しする様な機会もなかったから、申し訳ない限りなんだよ…っ。(少し緊張気味にしながら)
こちらへどうぞなんだよ~っ!(繋がっているお部屋の方へとご案内しつつ)