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●旧市街へ part1
担当:
尾鎌 蛇那伊
、
風雲児 轟
、
三城 竜太
、
御剣 刀
、
三夜 朝陽
、
桃川 圭花
、
屋敷野 梢
、
矢萩 咲
墓地から桜川へ行くには森の中を通るか、墓地の端から簡易階段を伝い、自然の土手を下りるかしなければならない。
圭花の千里眼で見えたルートには、土手を降りたところに船があった。
全長十メートルほどの救難艇だ。
「一隻か」
船での移動は退路がない。刀が乗り込んで探すが、他に足場や退避先にできそうな船影は見当たらない。
「救難艇なら、水や食料も積んでいると嬉しいんだが……」
「あったわ。後ろのスペースに積んでるみたい」
圭花が荷物を確認して応える。彼女にしてもいかなサンマとはいえ、見殺しにしては寝覚めが悪い。できる限りの準備はしていきたかった。
「船べりが低いわねぇ。エンジンがかかればいいけど」
蛇那伊がそう言い、手にした棒状のものを刀に放る。灌木を削って造られた櫂だった。
「万が一の保険よ。武器にもなるし。ち・な・み・に、あたしのお手製よ」
「素手で木材加工なんて、便利な魔法ですよねー」
梢がひらりと船に飛び乗る。
「あら、貴女だって便利じゃない。それ、消臭してるでしょ?」
「……ばれました?」
現在の蛇那伊は嗅覚も研ぎ澄ませている。梢の周囲で物質が急速に浄化無臭になっていくのが分かるのだ。
「臭いし、汚れたくないですからねー」
そんな腹黒そうなことを言う彼女だが、発動魔法はれっきとした光属性である。
光のイメージがくずれそうだ。
「手をかざせば、あたしの臭いもとれるかしら」
「あーずるいですよー」
「いいじゃない。減るもんじゃなし」
「減りますー。きっと私は今、石けんのように綺麗なんですー」
そんな和気藹々(?)とした会話の中、エンジンを調べていた轟が操舵室へと向かった。
「動きそうか?」
「爆発はしないと思うぜ」
轟が機器に触れるとエンジンが駆動し、船が進みだす。
「すごいです、ストレイト先輩は船も動かせるんですね!」
「いいや」
感激する竜太に、轟が首を振った。
「勝手に動いたんだ」
救援物資を数えていた圭花がその言葉に動きを止めた。頬がひくついている。
「なんで動かしたの……」
「動くとは思わなかったんだよ!」
風雲児 轟
、最大級のピンチであった。
「すまないと思ってる。だが病院には今も怯える一般サンマがいるんだろ? 助けに行くなら一秒でも早く出発すべきだったんだ!」
「あれ、そうなのか?」
朝陽が轟の言葉に首をひねる。
「病院に大量のゾンマがいるから、殲滅するんじゃないのか?」
脳筋娘が末恐ろしいことを言った。残るメンバーが説明に入る。
「え? 違う? 見分けつかねェよ……まあ、その時は誰か止めてくれるよな、きっと」
「道中の襲撃に期待するんだな……」
咲がやれやれと首を振る。もっとも彼女自身、歯応えと楽しませてくる敵を渇望していた。
「前途多難、大変ですねー」
「他人事ね?」
蛇那伊の言葉に梢は微笑んだ。
「いざとなったら、蝶になって逃げますから!」
彼女は光属性である。
「……はぁ。いいわ、舵取りくらいだったらできそうだし私が――!?」
圭花が言いかけたその時、船が揺れた。外を見やれば、船は桜川から猫又川へと入ろうとしていた。
そこに大量のサンマ人たちの亡骸が浮いていたのだ。
見渡す限りの死体となれば、それをかき分けて進む船の速度にも影響してくる。
「いよいよってわけね。みんな注意して」
圭花が船を右に回頭させる。彼女の目は、死体に交じって蠢く存在をとらえていた。
「御剣君、右舷は任せた」
「了解です、矢萩先輩」
得物を手に操舵室から出ていく剣道部。竜太が鍬を掲げた。
「回復なら任せてください。愛があればどんな障害も乗り越えられます!」
「あたしは後ろに注意しようかしら」
蛇那伊が出ると、丁度船は猫又川の本流に入る。
「……流れが速くなってきたわね」
「川は相手が圧倒的有利な場所だ。なるべく戦いは避けていきたいが……」
轟のその言葉は、近づいてくる魚影に消える。
泳ぐ巨大なサンマ姿は、今はサメにも思えた。
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担当ゲームマスター
叶エイジャ
前回シナリオ
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月24日
参加申し込みの期限
2015年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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