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ネコ島復興記~リバイバルターン~
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●旧市街へ part3
「生き残るのは難しそうね」
「……みたいだな」
蛇那伊の言葉に轟は頷く。
二人は結局、爆発に巻き込まれて川に落ちたのだ。遠ざかる船が小さくなっていく。
そして近づく魚影。
「岸に着くまで保ちそうにないわね」
「なら最後まで生きて、戦い続けるだけだぜ!」
轟の声に、盾に力がみなぎる。高速で近づく魚群へと、盾から力が伝播していく。
「くらえ、インパクトスマッシャー!」
轟必殺の魔法が衝撃波となって、水に激流を生み出す。激流は魚群を蹴散らしながら、対岸まで行き届いた。蛇那伊もまた背後の忍び寄ったゾンマを仕留める。
「そうね、最後まで抗いましょ」
近い桜台方面の岸へと、二人は泳ぎだした。
「二人の熱源が消えたわ」
「くっ……」
圭花の言葉に刀がくずおれる。しかし危機はまだ去っていない。
「あの瓦礫を壊さないとな」
舵は操作不能。眼前には障害とゾンマの群れ。咲が日本刀を掲げた。
「大技をやるか」
「面白そうだな、乗った!」
朝陽も必殺技を発動。空中にいくつもの魔方陣が揺らめき、そこからバール、スコップ、スパナが顔をのぞかせる。
「さぁて、とっておきを受け取りな!――『ゲート・オブ・物理』!」
超高速で射出された工具の群れが、水中のゾンマを滅ぼし、瓦礫の山に突き立つ。巨大な鉄筋コンクリートに亀裂が刻まれていった。
「こちらもいくぞ!」
咲の掲げた日本刀から極大の光の柱が顕現。巨大なビームの刀と化した剣が振り下ろされ、残る瓦礫を粉々に散らしていく。
「見えた、病院です!」
病院の影に竜太が安堵した、そこで、
三度目の爆発が起こり、船が猛スピードで旧市街へと進みだした。
「降りるぞ、岸にぶつかる!」
「待って、まだ救援物資が」
立っていられぬほどに船が揺れる。刀が言った。
「まだ猫神の力は残ってる。それでエンジン部を斬ります」
「それなら、私も手伝えるわ」
圭花の声に刀は頷いた。駆動部を狙って渾身の斬撃を放つ。
船が両断された。
同時に後部が最後の爆発を引き起こす。
「……っ」
圭花も奥の手を発動。魔法による光の斬撃が、迫る炎を掻き消す。
爆風のみを受けた船の片割れは岸の上まで吹き飛び、地面を削ってようやく止まった。
「……先輩方、大丈夫ですか?」
竜太が起きたとき、彼以外は衝撃で気を失っていた。
間の悪いことに、旧市街のゾンマが集まってきている。
「なんとか、しないと」
竜太は船から降りると、ゾンマと対峙した。
「みなさん、愛が足りませんよ! 貴方達が襲えば、犠牲になった魚類の家族や友人も悲しみます! それは貴方達も同じじゃないんですか!」
竜太の魔法の叫びに、ゾンマたちの足が止まる。
「どうか思い出してください――あの、愛溢れる日々を!」
広範囲でゾンマを浄化する必殺技が発動し、ゾンマたちは涙しながら死体に戻っていく。
「なんて哀しい戦いなんだ……」
最後にそう言い、竜太も気を失った。
だが気絶した病院班は五名……そこに梢の姿はなかった。
「死ぬかと思いましたよ!」
三度目の爆発に巻き込まれた梢は、直前で蝶に変身し、病院前に到着していた。
「みんな無事ですかねー……一人は怖いですし」
言いながら敷地内に入った梢は、大量のゾンマの死体に足を止める。
「……ん?」
そして、それを為したらしき人物が彼女へと振り返った。
●基地内 part2
鬼崎 未月
は暗い地中を掘り進んでいた。小さな体で、その何倍もの体積の土をずんずか掘り返していく。
「すごいねぇ」
隣で手伝っていた瑠樹がそう言ってしまうほど、未月の手際は素早い。
「ロマンや夢がある以上、穴を掘る私は無敵なの!」
「俺も頑張るよぉ」
瑠樹も笑顔を浮かべ、未月の掘り進める場所に合いのシャベルを突き刺していく。
ガツン。
「あれ?」
「どうしたの?」
「今、硬い何かに当たったような……」
瑠樹がもう一度シャベルを突くと、やはり今までなかった硬い感触が返ってくる。
「きっとお宝なの!」
未月が興奮した声で必殺技を始動。さらに掘る速度を上げる。瑠樹の目の前で、未月はコマ落としのようなスピードで、かつ繊細な手つきで土を取り除いていく。
そして現れたのは――
「これって、壁画かな?」
大きな壁がそこにあった。猫神シャベルでも硬いその壁面には、古代文明の特集で見たような絵と文字が刻んである。
「埋蔵金じゃなかったの……」
しょげる未月を慰めながら、瑠樹は絵を観察する。大まかに四つの絵があった。
空から沢山の雷のようなものが降り注ぐ絵。
人がたくさん倒れている絵。
立っている人に尻尾が生え、徐々に四肢をもつ魚になっていく絵。
最後にたくさんの四肢持つ魚たちが遊んでる絵。これは海の中のようだ。
「これって、なんだろうね?」
「下手な絵なの」
瑠樹と未月が色々と想像を巡らせていた時、声を響かせ真央が現れる。
「穴掘りは順調なのだ~?」
真央は彼女を見てくる二人に、奥に目をやった。そして気づく。
「おお~、落神神社が見えるのだ! 二人ともよく頑張ったのだ!」
「え?」
瑠樹と未月が振り返ると、そこに壁画はなかった。代わりに大きな穴が開き、暗くなった猫島の光が入ってきている。
目の前には、落神神社が小さく見えていた。
「なんで……」
「壁の下手な絵、消えちゃったの~」
未月は不思議そうに、掘った覚えのない大穴を見つめていた。
「どうかしたのだ? それより開通祝いに休憩するのだ。紅茶も用意できたのだ♪」
「三人とも、ご苦労様です」
リッカルドは上機嫌であった。
「司令たるもの、やはり専用の部屋があると落ち着くというものですよ」
あの何もなかった場所が……なんということでしょう。
未月、瑠樹、真央が司令室を始めとする部屋を作り、露天風呂やトイレを作り、住居スペースを設け、
更にはゲート脇にごっつ強力な電磁砲までついてるではありませんか!
暗黒司令は未月の作った自分の銅像を見やり「マーベラス」と笑みを深めた。
「先ほど電気が通りましてね。電磁砲は使用条件こそありますが瑠樹くん、君の作った露天風呂は稼働してますよ」
「ホント!?」
穴を掘って服などが汚れていた彼をはじめ、もちろん女性陣にも好評だった。
「私の作ったエレベーターも動く?」
「もちろんです――このハイティーもなかなかですね」
「恐悦至極なのだ!」
給仕する真央。ちなみにティーは自転車型発電機で彼女が魔法蓄電池に電気を貯め、作ったものだ。非常時は自家発電もできるスグレモノである。
「基地、広くなったねぇ」
「みんなが戻ってくるのが楽しみなのだ。きっと驚くのだ」
「なにか分からないの?」
未月に聞かれ、そうですねとリッカルドは笑みを深めた。
闇の笑顔だ。
「なにかしら進展はあるでしょう。魔帝たちも、君たちに気づいたようですから」
(つづく)
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あとがき
担当マスター:
叶エイジャ
ファンレターはマスターページから!
・次回予告(的な)
魔帝1「ほぉ、誰が来たかと思うたら、猫神の使徒が動いとったんか」
リッカルド「彼女はカゼの魔帝。私と猫神の……娘にあたります。ですが遠慮なく脱がしておやりなさい!」
魔帝2「ゴホ、ゲホ、ゲホン! ガハッ!? ハークション!」
魔帝3「貴様らを助けたのはただの興味だ……もしその気があるのなら、私がいるだろう場所に来い。頼み事くらいはあるかもしれん」
次回:火の魔帝、カゼの魔帝(仮)
全サンマ人語 「ハーイ」「サーン」「ンマァー?」「ハハッ」(ハの数は様々)
☆RESULT☆
●シーサイドでの要請
・猫島変電所を開放せよ!:成功
▶基地に電気が供給されるようになりました!
・ねずの湯を開放せよ!:成功
▶次回ミッションから弱いゾンマが減少します。
●旧市街での要請
・猫島総合病院SOS!:成功、の前に!
→緊急ミッションが発生しました。
●九夜山での要請
・落神神社への穴掘り:成功!
▶新しい要請が出現しました。
・リッカルドとの戦闘訓練:なし
▶ヤツが、調子に乗った
・基地を発展させよう!
できたもの
台所
食堂
トイレ
台所横に自転車型電気発動機と魔法の蓄電池
司令のカッコイイお部屋(笑)な司令室
作戦会議室
基地内のエレベーター、オートウォーク
迎撃用の電磁砲
猫神様の銅像
リッカルドの銅像
お宝倉庫
神様達の神殿部屋
露天風呂(男湯/女湯)
シャワー室
更衣室
二十人分の居住スペース
今回の死者:0名
●
参加いただきありがとうございました。
はい、今回はコメントページで会話のできそうなものにできないか、ということを意識してガイド作成をしました(と思います)。
相談で濃度の増した皆様のアクションを、リアクションで少しでも多く表せていればと思います。
今回は、泣く泣く削った箇所が多かったと思います。
いずれそれも少なくできるよう、文章を研ぎ澄ませていきたく思います。
今回の皆様の行動を元に、猫島への影響や新たな要請などを調整するため、しばらく期間が開きますが、
次回も参加いただけたら、嬉しく思います。
それでは、これにて失礼いたします。
※
もし協力いただけましたら。
ダイアリーにて、以下の質問にご回答ください。
Q1:次回出てくる魔帝は誰でしょう?
(火の魔帝、カゼの魔帝の担当NPCは誰でしょう?)
Q2:あなたが関わりたいNPCは、どなたですか?
次回以降の魔帝役(PCと関わって、仲間になるかもしれない人)の多くは決まっていません。
決定はランダムですが、回答されたNPCは候補としてチェックします。
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叶エイジャ
前回シナリオ
バトル~VS暗黒魔帝リッカルド~
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月24日
参加申し込みの期限
2015年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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