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<三羽烏の襲撃1>またたび市動物園が火事です
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●対クローネ班(2)●
【ふれあい広場】
『力が……僕の羽根に、ビューティフルな力がみなぎってきたぞおおぉ!
見るがいい、この天翔ける僕の美しい飛翔を! ピーコッコ!』
浅沼の能力を利用して、以前の倍量にまで翼を増やしたヒルズは、空まで飛べるようになっていた。
加えてまたしてもクローネのタッチで、ろっこん再暴走の処置まで受けている始末。そのヒルズの下にダッと駆け込んだ
桜庭 円
が、空を見上げて訴えた。
「ヒルズくん、どうして!? すっかり心を入れ替えたって、
さっき言ってたじゃないかー!」
『ピーッコッコッ、馬鹿めっ! この僕が改心するとでも本気で思ったのかい?』
「やめろ、桜庭……あいつには何を言っても時間の無駄だ」
その肩を
御剣 刀
が叩き、血が沸騰するような怒りを再びその両眼に燃やすと、復活したヒルズに向かって戦いを挑んでいく。こうして対ヒルズ班のメンバーは、パワーアップした三羽烏との再戦に、次々とまた身を投じていく羽目になった。
一方、凛の騒音で行動力を奪われ、仲間の1人のろっこん暴走をまんまと許してしまった、対カラス班の面々も、クローネをこのままにしておくつもりなどなかった。
「おらクローネ! 落とし前つけろ!」
班の仲間には短く「来るな!」と言い捨て、悠々と舞うカラスの下に飛び込んでいったのは、
新江 天懸
だ。
「ようこの間のカラスさん。動物園でデートか? 少女趣味なんだな……
にしては随分酷い有様だな。
地獄か魔界みたいな場所が実は好み
か?」
『あら? あんた、何か知ってるみたいな口振りぃ〜?』
面白そうにクローネは少し興味を示したが、戦闘中のこの新江のカマ掛けには特に返答が返ってくることはなく、代わりに返ってきたのは、羽根手裏剣の一閃だ。
『ちょうどいい、あんたのろっこんでこの場に居る全員、
ガラス細工に変えて足止めさせて貰うわぁ〜』
「そんなこと……私がさせません!」
目視した物を蝶に変える【胡蝶の詩】の進化能力で、今度こそ
屋敷野 梢
が自班の仲間を守る。新江に命中する寸前で、その濡れ羽色の1本はカラスアゲハへと変わり、さらに駄目押しで飛んできた数本も、梢はまとめて蝶に変えてしまった。
『ああ〜んもう、ちょっとぉ! あんた、鬱陶しいわねぇ〜!』
激突、らっかみクローネVS
屋敷野 梢
ターゲットを新江から梢に切り替え、今度は梢のろっこんを暴走させるべく、立て続けに羽根手裏剣をその両翼から発射するクローネ。けれども梢は真正面からこの攻撃を受けて立ち、自分の身体にヒットする前に、その全弾を蝶に変えてしまう。
いや、ただ受けて立つだけではない。梢はその黒い弾幕の嵐をろっこんで次々に撃墜しながら、じりじりと相手との距離を詰め始めていた。
(今回の事件では、多くの命を残酷な方法で危険に晒した……
たとえ相手が神であろうと、絶対に許しません。
いえ……神だからこそ、ですね)
クローネとの間合いを詰めるごとに、能力で撃ち漏らした羽根が、梢の三つ編みや上着を次々に掠める。それでも梢は1歩も怯むことなく、蝶化ろっこんを盾に危険な領域に踏み込んでいく。
(ヒトは神を超えなければ、いけません。
そんな「無責任」な存在に、命は預けられません……!)
『こっ、この、どこまで歯向かえば気が済むのよぅ〜!
いい加減倒れなさいったら〜!』
フルファイヤーで撃ち尽くされる攻撃の全てが、2人の中央で極彩色の蝶へと変わり、能力と能力がぶつかり合う境界面を、鮮明に浮かび上がらせる。もはやこれはロングレンジの能力戦などではない。至近距離でのガチのインファイト、ほとんどパンチのラッシュの応酬に等しかった。
『このこのこのこのこのこのこのこのこのこのこのっ!』
「蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶蝶っ!」
『って、えっ??』
突然、梢の姿を見失い、クローネの羽根手裏剣の全弾が空を切る。舞い踊る蝶の群れに囲まれながら、きょろきょろとクローネが、
『分かってるわよぉ、自分も蝶に変身して紛れてるんでしょ〜?
消える寸前、脱いだ上着を手に持ち替えてたわね……何を考えてるのかしらぁ〜?』
(私が化けた蝶は、すぐには分からない筈……)
クローネが言うように、梢はある秘策を胸に、蝶の群れの中に隠れて好機を窺っていた。
(また同じような事件を気まぐれで起こさせないため、
追い詰められた命の力を、神に教える必要があります。
彼女の手駒じゃなく本人に……!)
そこに対クローネ班の
雨寺 凛
と
後木 真央
も駆け付け、援護に加わってくれた。
「クローネ! さっきはよくも騙してくれたね!」
「バーカバーカ、クローネ脳たりん〜!」
仲間が蝶なら聴覚には影響なさそうだと、今度は遠慮なく衝撃波をぶっ放す凛、真央も例の空き缶を丸めた金属弾をぽいぽい投げて、敵に休む暇を与えない。ともかく、弾や衝撃波が届かない高度まで逃げて、クローネが空から、
『ほ〜んと、懲りないのはあんた達の方だっての……』
地上で悔しげに手を振り上げる凛と真央を余裕たっぷりに見下ろした、その瞬間だった。
その直上を舞っていた蝶の1羽が突然、三つ編みの少女へとその姿を変え、
「クローネ!!」
『なっ……あんた!?』
蝶化を解除した梢が、あらかじめ用意しておいた上着で上からクローネを包み込む。いきなり服を被され暴れるカラス、これでクローネの自由を奪い、かつ触れても暴走させられるらしいその能力を同時に、布で遮断した。
「思い出してくれました?
ハロウィンの時も、2人でダイブ
しましたね……」
「また堕天しますか? この空から……ヒトの手で!」
「ここから地面まで……一緒に落ちましょ!」
利用する力は梢自身の重さと、位置エネルギー。このままクローネを地面に激突させ、自分はその瞬間にまた蝶に変身して離脱する──。
(後は地上で心強く戦ってくれてる、仲間達がきっと倒してくれます!)
そう勝利を確信した瞬間、突然その下腹を蹴り上げられ、
かはっと梢の身体が宙でくの字に折れた。
「なっ……?」
一瞬で吹き飛びそうになる意識を必死に繋ぎ止め、両目を見開くその梢の視界に入ったものは。
上着の布地の向こうで、ニタリと赤い唇を吊り上げ嗤っている、妖艶な女の顔──
「私ぃ〜、
この姿にも変身出来る
んだけどぉ〜?
あんた達、情報共有が足りないんじゃなぁ〜い?」
その巨乳を梢に見せつけるように空中で胸をそびやかすと、その全裸の女、すなわちクローネは首に巻いていた羽根マフラーを鞭のように振るう。
バスバスバスバスバスバスッ!
マフラーから射出された羽根手裏剣が、梢との間にあった上着をたちまち穴だらけに変え、本人は咄嗟に蝶に変身して、辛くもこの攻撃を逃れる。
その場を緊急離脱する梢と、くるくると空中で回転してそのまま地上に着地する人型クローネ、
「ん、もう! このままじゃ埒が明かないわねぇ〜。だったら……」
何を思ったか、突然そのクローネが、ヒルズと戦闘中の対ヒルズ班の方に向かって走り出した。
「なら、あんたのそのろっこん、利用させてもらうわよぉ〜!」
「うわっ、今度はこっち来た! ていうか、何で? 何で全裸?」
慌てて
白 真白
が、来た羽根は打ち落とそうと硬化リボンを構えて、
「クローネの羽根なんかはあまり触りたくないんだけどね」
「でも、うちらのろっこんが暴走させられるのは、御免だよぉ」
と
壬生 由貴奈
も、空の消火器を真正面に浮かせて、盾にした。その隣りで身を低くした
御剣 刀
も、いつでも頭の中で撃鉄を落とす構えで、
(あの羽根はまた【加速】で躱す!)
けれども、クローネの標的は、その3人の内の誰でもなかった。アハハハハ!と走りながら横薙ぎに羽根マフラーを振り抜くクローネ、三日月の円弧の形に射出された、その無数の羽根手裏剣のターゲットは、
「僕か!?」
サキリ・デイジーカッター
だった。
浅沼と同様、クローネに対して全くの無警戒だったこのサキリ。しかし慌てる必要など全く無い。彼には余裕でこの攻撃を避けられる、瞬間移動ろっこんがあるからだ。
指先でポケットの中の刃物を探るサキリ、その顔が瞬時に蒼白になった。
「しまっ……さっきの戦闘で!?」
ヒルズを倒したあの切り札、『赤の散弾』で鏡の破片は全て使い切ってしまったのだ。殺到する羽根手裏剣を避けきれず、まともにその全身に喰らうサキリ。
サキリ ・デイジーカッターのろっこん【斬空赤刃】──暴走。
「アハハハハハハ! アハハハハハハ!」
そして仕上げとばかりにクローネが、さらに羽根マフラーを狂ったように振るう。対クローネ班、対カラス班、対ヒルズ班と多くのもれいびが入り乱れるこの戦場に、盲滅法に撃ち込まれる黒い魔弾。
「何度だって! 蝶に変えてあげます!」
再び元の姿に戻った梢が目視でこれを蝶化し、真白は硬化リボンで迫る羽根を切断する。由貴奈は消火器で弾き飛ばし、同様に凛も衝撃波で、真央も投げた空き缶で自分の分を弾き飛ばす。御剣もろっこんでその身体を加速させ、すでに羽根手裏剣を躱していた。
「ハイハイ、ご苦労様。でもねぇ〜?」
クローネがふれあい広場の中心でマフラーを巻き終え、悠々と身繕いを済ませてニヤリと笑う。
・・・・・・・・・・・ ・・・・・
「ランダムに瞬間移動する、羽根手裏剣。
ウフフフ、これは幾らあなた達でも……避っけられないわよねぇ〜?」
梢の眉間に、真白の胸に、由貴奈の肩に、凛の手に、真央の背中に、そして御剣の首に、
トストストスッと新たな羽根が、突き刺さった。
屋敷野 梢
、羽根手裏剣に被弾。
白 真白
、羽根手裏剣に被弾。
壬生 由貴奈
、羽根手裏剣に被弾。
雨寺 凛
、羽根手裏剣に被弾。
後木 真央
、羽根手裏剣に被弾。
御剣 刀
、羽根手裏剣に被弾。
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「アッハハハハハハ! さぁ〜、楽しいフィナーレの始まりよぉ〜ん!」
ろっこん、多重暴奏。
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推理・サスペンス
バトル
動物・自然
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月22日
参加申し込みの期限
2016年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月29日 11時00分
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