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ナイトクラブ『Cocytus』(5)
いささかコワモテである
新江 天懸
だが、彼はこれでも、まだ中学生である。
「ほぉら、こっち向いて? いや~ん、君ってばカワイイ~ン♪」
「ねぇ、お名前なんていうの~? お姉さんに、お・し・え・てっ」
「……うおおおお俺モテモテじゃねーか! セクシーな魔界のお姉さんとイチャイチャしまくれるなんて、ィヤッフーーー!」
このような場所で大いにはしゃぎ、肌も露わな女悪魔たちを侍らせてデレデレ、ハメを外していようともだ。突然に放り込まれた状況への理解はあっさり放り捨て、自然と悪い遊びを楽しんでしまえるあたり、自称・ナンパ成功率99%も伊達ではないのだろう。この歳にして、末恐ろしいことである。
とはいえ、クラブの女悪魔たちもまた手練れの聞き上手ではあり、
「そんでよー、聞いてくれよおねーさん。俺の姉貴がよー、ヘンなカラスと一緒にいてよー、なんかおっかねーんだよなー……」
などと、気付けば目下の悩みである姉についてつらつらと、愚痴をこぼしていたりした。
ちなみにヘンなカラスとは言わずもがな、かのクローネのことだ。今のところ、魔界にその姿は見当たらないようだが、
「ヘンなカラス? そうそう、魔界にもいたわよねー。もうずいぶん前だけど」
「ああ、いたいた! イチゴの世界がどうの~とか、ひとりで騒いでた、あのヘンなカラス。そういえば、最近見ないわね?」
女悪魔たちがそんな風に漏らしたのを聞くと、どうやらあのカラスは、何時ごろのことか定かでは無いにしろ、魔界にいたことがあったようだ。
と、そんな話を聞きながらに、ぐいぐいとグラスをあおっていたら、
「ねえちょっとー! あっちのお客様がスゴイの、誰かヘルプついてくれないー!?」
そんな呼びかけに、見れば向こうの女性客の周囲にホストたちが集まり、何やら騒いでいる。トラブルだろうか?
「……よし!」
天懸は立ち上がり、そちらへ足を向けた。存分にちやほやとしてもらった分、ここは飛び入りホストとして、接客の手伝いをしてみるのも良いだろう。ちょうど、背中に翼も生えているのだ。
「ほほう、これが酒というものか。なかなか良いものであるな、身体が火照ってくるようだ!」
初めて飲む酒は美味いし、取り囲む男たちは彼女の美貌を手放しで褒めたたえ、ひたすらにおだてて持ち上げてくれる。それがたまらなく、気持ちイイ……!
ルーシー・R・マクミラン
はあからさまな褒め殺しにあっさり、ご満悦であった。
「うむ! 我の美を理解出来る者がこれほどに多いとは、気に入った! しばし羽を伸ばすとしよう……それにしても、少し暑くなってきたな」
ばさりと文字通りに黒い羽を広げ、うっすらと赤みを帯びて上気した肌。熱のこもった吐息、しなやかな仕草。彼女は確かに、美しかった。卓についたホストたちもいつしか仕事であることは忘れ、漏らすように口にした称賛の言葉は、偽らぬ本意であったことだろう。
だからこそ、ルーシーはノリにノッていた。
「ふふ……そなたらには、見せても良いかもしれぬな。我が肉体の、真なる美というものを……! さあ、存分に見るが良いッ!」
言うなり彼女は、しゅば! 勢いよく、躊躇なく脱ぎ捨てた。彼女の美肌を覆う数少ない布地であるところの、レオタードを。残すは羽織ったドレスのみであり、つまるところ今の彼女は、ほぼ
全裸
……。
「っうおおおおお!! そりゃあぶねーーーッスよ、お姉さん!!」
際どくインターセプト、胸元に抱く魅惑の頂点をずいと突き出したワインボトルで隠して見せたのは、飛び入りホストの天懸であった。ちなみに下のほうの危険地帯は、テーブルに置いてあったどでかいウィスキーボトルが担当していた。
「ふっ、どうだ? 我の肌は綺麗であろう。少しくらい触っても構わぬぞ?」
「いやいやいや、そりゃマズイッスよお姉さん……」
「そうか? ならば……よし! 我の、美しき舞を披露してやることにしよう! みな、ついて参れ!」
「ちょっあぶね、見える! 見えるって!」
その後、ルーシーはダンスフロアへ、ズバッと大乱入。
「ではゆくぞ、今が煌めき、輝く時ーッ! ふはははは♪」
天懸のナイスアシスト、それにろっこんによるまばゆい光が、踊りまくる彼女のアブないところをちょうど良く隠してはくれたものの、絶妙に見えそうで見えない感じが、男たちを大いにやきもきさせたという。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
151人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月01日
参加申し込みの期限
2016年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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