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貴賓室Cには、
エヴァ・ブランシェ
がいた。
黒依の叫び声を聞いた彼女は、しかと追跡者の情報を頭に叩き込んだ。
「……でも、駆け付けるには遅かったようね」
貴賓室Cの扉が、何故か開かなかったのだ。
まるで見えない力で邪魔されているかのようだった。
隣のBへ駆け付けた時には誰もおらず、荒らされた内装と血痕、血文字だけが残っていた。
「また何かの怪異に巻き込まれたってわけね……。日課のトレーニングを終えて帰宅、と思ったらこんなところに飛ばされて。挙句、得体の知れない物体に命を狙われるなんて……」
うんざりした顔で、エヴァは再び貴賓室Cへ戻った。
「あたしの他に巻き込まれた人がいるのよね。まずは情報を集めないと……」
エヴァは手掛かりになる物が無いか徹底的に調べることにした。
「こういう時、大抵、手記や書物にヒントが……、あら?」
サイドボードの棚の中、古ぼけたノートを発見した。
彼女は意を決し、カンテラの灯りを頼りに表紙をめくり、ページを読み進めていった。
――ぬいぐるみが襲って来た。
――あいつらは瞬間移動して私を追ってきた。
――あの腹の縫い目が怪しいが、接近したら殺される。
――そういえば、ひとりかくれんぼという都市伝説に、あのようなぬいぐるみがあったような?
――塩水があれば、勝てるかも知れない。
ここで手記は途切れていた。
「塩水、ね。食塩を探す必要が出てきたわね……」
エヴァはカンテラと予備のマッチを持ち出すと、館内の探索に動き出した。
貴賓室Dには3人の来訪者が集まった。
篠崎 響也
、
双葉 仄
、
屋敷野 梢
の3人だ。
自己紹介もそこそこに、彼らは行動開始。
「こういう時は大人しくしているほーが安全……って言う訳じゃないのは知っています!」
屋敷野は“如何にも”なおどろおどろしい空気に気を張り詰める。
「可能な限り、お互いの死角を補える位置にいろ。それと、じっくり何か探すのは危険だ」
双葉は篠崎と屋敷野へ注意を促した。
自身も壁に背を着け全体を見回せるようにして、横目でちら見するような感じで引き出しを開けて中を確認する。
「何が飛び出すか分からないぞ」
「そうだな、俺も早く帰らないと同居人にどやされそうだし、怪我したら尚更だ」
篠崎はヴァイオリンを演奏する都合上、手を怪我しないように細心の注意を払う。
彼はカーテンを引っ張り下ろすと、本棚にある厚めの小説を風呂敷の要領で包み込む。
「情報は得られなそうだけど、投げ付ければ武器になる」
他にもガラスの破片のような鋭利なものを探すが、屋敷野が先にペーパーナイフと紙ヤスリを発見してしまう。
「あのー、万年筆も見つけましたけど、使いますかー?」
「ああ、助かる。突き刺すことはできそうだ」
屋敷野は篠崎に万年筆を手渡すと、ペーパーナイフの刃を紙ヤスリで磨き始めた。
「これで多少は切れ味良くなるといいのですがー」
「梢、うっかり手を切るなよ? ……ふむ、この部屋はハズレだな。書籍の言語はバラバラ、時計は壊れている。妙に空気が生暖かいのに背筋はゾクゾクと冷たい感覚があるな。そしてここは建物の3階付近か」
双葉は部屋で得られた情報を反復すると、椅子を一脚抱えて早々に退出してしまった。
「留まるのも危険だ。どこかに下に降りられる階段があるはず。そこで落ち合おう」
双葉は2人に言い残し、壁伝いに部屋を後にした。
2人はその言葉に従うことにした。
「道中に使えそうなモノがあったら拾って共有しよう」
篠崎の提案に屋敷野も同調した。
「それじゃ、私もそうしますねー。では、階段前で!」
篠崎を見送る屋敷野は、ホラーゲームのあるある話を思い浮かべた。
「こーいうのって。何か発見して、後ろに気配を感じると……」
振り向いたベッドの上、猫のぬいぐるみが子供のようにピョンピョン飛び跳ねていた。
――みつかっちゃった。こんどはこっちが鬼だよ。
「いたー!」
両手の包丁を振り回しながら駆け寄って来る猫へ、屋敷野は手近にあった椅子を猫に全力で叩き付けた!
「逃げるが勝ちでーす!」
猫が怯んだ隙に、屋敷野は篠崎と反対方向へ逃げていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月09日
参加申し込みの期限
2014年07月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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