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呉井は娯楽室に到着。
ドアノブに手を掛けたその時、中から物音が聞こえてきた。
何かを探すような、物が散乱する音だ。
彼は用心し、意を決して中へ飛び込んだ。
「誰かいるのかなぁ??」
身をかがめながら、恐る恐る部屋の奥の闇へ目を凝らす。
すると、緩慢な動きで長柄の得物を持った、人型のナニカが近寄ってきた……。
「あれ? 呉井くんじゃないか。君も迷い込んでいたんだね……」
近寄るソレ――
日暮 ねむる
はホッと胸をなで下ろした。
手に持つのは、ビリヤードで玉を突く棒、キューだった。
「ねむる君だったんだねぃ。顔見知りがいて助かったんだよぅ」
2人は友達同士である。
彼らは必然的に協力し合うことにした。
「ねぇ呉井くん。ここは武器になりそうな物がいくつかあるから、持って行っておくといいかも?」
「ねむる君、名案なんだよぉ。オレも何か見繕っておこうかねぃ?」
「だったらビリヤードの玉はどうかな? 僕はキューがあればいいや」
日暮は運良く、この遊技場に最初に転送された。
物々しい雰囲気に対し自衛手段を準備する行動に出たのは、彼の潜在的な戦闘センスからの警鐘なのかもしれない。
呉井は差し出された3つのビリヤードの玉を受け取ると、野球のピッチャーめいた投球フォームで投擲の素振りを見せた。
「ありがとー! オレ、コントロールには自信があるんだよぅ」
「出来ることなら、これを使わずに脱出できればいいんだけどね……」
2人が苦笑いを交わした直後、彼らの間を8番ボールが高速で通過していった。
それは壁に激突すると、けたたましい音を立てて砕け散った。
日暮と呉井はとっさに振り返った。
するとそこには、腹を赤い糸で縫われた熊のぬいぐるみがスレッジハンマーを振り被り、ゴルフスイングの要領でビリヤードの玉を今まさに飛ばしてこようという瞬間だった!
彼らは無言で左右に分かれて飛び跳ねた。
ほぼ同時に3番ボールが日暮の頭の真上を掠めていった。
「動く、ぬいぐるみ??」
ボールが通過した頭皮の感覚に肝を冷やす日暮。
判断が遅れていたら、砕け散っていたのは自分の頭であったのは言うまでもない。
「うわー、やっぱりこういう展開かー、ないわー」
呉井も顔を引きつらせながら日暮を助けようと動き出す。
早速ビリヤードの玉の1つを正確な制球術で熊へヒットさせる呉井。
すると今度は呉井へ直に鉄槌を振り下ろさんと熊が飛び掛ってきた!
「うわー! くるなー!」
呉井の顔が恐怖で歪む――かと思いきや。
「なんてねぃ♪ 空中なら回避出来ないはずなのん!」
彼は日暮に目配せする。
これに日暮は阿吽の呼吸で行動に移した。
「熊さん、ビリヤードしようよ」
日暮はキューを力いっぱい槍のように、熊の顔面へ突き立てて床へ墜落させた。
突き飛ばされた熊は数度バウンドしてうつぶせに突っ伏した。
「ただし、僕がハスラーで、君が白玉だけどね。今のはなかなか良いブレイクショットだったかな……」
「ねむる君、ナイスだねぃ♪」
華麗に友情コンボを披露し、熊を圧倒することに成功した。
そのまま呉井はカーテンの布を広げると、熊に向けて覆い被せるように投げ付けた!
「鈍器なら切り裂かれる危険性は少ないよねぃ! そのまま簀巻きにしちゃうんだよぅ」
熊を難なくキャッチした呉井は、生地で熊をハンマーごと雁字搦めにしてしまう。
拘束できた、と思いきや、突如としてその手触りが消失してしまう。
「ありゃー、消えちゃったねぃ……」
「瞬間移動して逃げたんだ。完全に倒すには、何か方法があるのかもしれないね」
もしかしたら、他にも迷い込んだ人がいるかも知れない。
その人たちがさっきの熊に襲われたら……?
日暮は使命感に燃える。
「僕たち以外にも襲われてる人が居るはず。助けなきゃ。呉井君はもちろん誰ひとり失わず守ってみせるよ」
……みんなで生きてここを出るんだ……絶対に。
最後は自分自身に言い聞かせるように日暮は呟いた。
「オレも同感だねぃ。みんな生きて、脱出できるように頑張ろー!」
呉井の入手した館内図を頼りに、まっすぐ階段へ向かうことにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月09日
参加申し込みの期限
2014年07月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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