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【恋と音楽と情熱と】
「わー、るるかちゃん、お菓子いっぱい買ってきたんだねぇ……!」
最上 るるか
が、コンビニで買ってきたというお菓子を食堂で広げて、
雨寺 凛
は目を丸くした。
「おしゃべりにはお菓子が必要でしょ?」
「そうだね! ありがたくいただいちゃうよー♪」
「あたしね、凜とゆっくり、たくさんおしゃべりしたかったの」
お菓子の袋を開けながら、るるかは切り出した。
「……あのね、凜は好きな人っている?」
「んー、好きな人かぁ。私はまだいないんだけど、素敵な恋愛してみたいなぁって、あこがれはあるよ」
「そっかぁ。あこがれるよね、わかるなぁ。……あたしが今気になってる人ね、同じ同好会のメンバーなんだけど」
「
寝子島クラシック
?」
「そうなの」
るるかが肯定すると、凜は両手をあわせて、身を乗り出した。
「おお、そうなんだ、好きな人と一緒に音楽を奏でられるなんて、すっごい素敵じゃない!」
「うんでも、あたしね、その人を追っかけて勢いで入会しちゃったけど、みんな
レベルもスキルも高くって
……」
表情をくもらせて、るるかは悩みをうちあけた。
「あたしは素人同然だし、動機も不純だし、……場違いなんじゃないのかなって思えちゃってね」
「うーん、私はそういうきっかけもアリだと思うな」
「そうかな……。あたしの存在が不協和音になって、みんなの足を引っ張ってたらいやだなって。……みんなには内緒だよ」
「わかった。誰にも言わないよ。私は、動機が何だろうと、まずは楽器に触れてみることが大事なんだって思うよ」
「うん……、ありがと。凜は優しいね」
「そうかなぁ? あとは、必死になるより楽しむことが大事かな。楽器に挑戦して、るるかちゃんが音楽を好きになってくれたら嬉しいなぁ」
素直な凜の言葉に、るるかは顔をほころばせた。
「ねえ、凜も音楽やってるんでしょ? スランプとかで悩んだときはどうしたの?」
アドバイスが欲しいというるるかに、凜は少し考えた。
「えっとね、……私、スランプのときは、うまく演奏できてる自分を想像するんだー」
「今のあたしには、難しそうかも……」
「そんなことないよ。こういうふうにできたら、どれだけ楽しいかなって! そう考えたら、またやる気が出るからね!」
「楽しく、かぁ。そうね、音楽は音を楽しむんだもんね」
「そうだよー!」
「ね、ちょっとあたしのフルートみてもらえない? ここで練習しちゃっていいかなぁ」
少し明るさを取り戻して、るるかがフルートを取り出した。
「もちろん! 私もるるかちゃんの音色、聴きたいなぁ!」
ひとつひとつ、確かめるように音を出していくるるかに、凜はひたむきな眼差しを向けた。
ときどき音がかすれたり、調子が外れたりするけれど、るるかの真摯な気持ちが伝わってきて、凜の胸まで熱くなる。
凜はるるかに拍手をおくった。
「うんうん、素敵だった! 一歩ずつ、ゆっくり進んでいけばいいんだよ!」
「ありがと。あたしも、凜のギターが聴きたいな。オリジナルでもカバーでもいいよ、凜が今、弾きたいのを弾いて?」
るるかに請われて、凜もギターを手に取った。
「そうだねー、今の気分は、こんな曲かな……」
凜がるるかを見つめて、それから食堂を見回して、選んだのは心が落ち着くようなゆったりとしたバラードだった。
丁寧に奏でられる音に、るるかが微笑む。
「素敵……」
「私は音楽が大好き。私も応援してるから、お互いに頑張っていこうね!」
食堂から流れてくる楽器の音色に、真っ先に反応したのは、瑠奈だった。
「わあ、演奏が始まったよ。ちょっと見てきていいかなぁ?」
そわそわする瑠奈に、圭花もついていく。
「キッチンも落ち着いてきたし、食堂で少しのんびりしましょう」
「そうだね~!」
食堂では、凜がバラードを弾き終えたところだった。
瑠奈は軽い足取りで凜とるるかの元へ向かい、興奮気味に伝えた。
「凜ちゃんとるるかちゃんで楽器弾いてたの? あたしも一緒に歌いたいなぁ!」
「それじゃあ、次は瑠奈ちゃんも一緒に、三人でセッションしよっか!」
「えっと、でもあたしは……」
言いよどむるるかの背中を、凜が押す。
「楽しんだ者勝ちだよ、大丈夫!」
「う、うんっ、そうだよねっ」
「やったぁ! パーティーっぽい曲にしよう?」
「そうだね、瑠奈ちゃん。明るい曲にしちゃおう!」
瑠奈が食堂の皆に向かって、手を振った。
「即興の余興だよー! 手拍子してくれたらうれしいなっ♪」
拍手や声援にむかえられて、瑠奈は気持ちの明るくなるようなポップな曲を歌い始めた。
歌声に合わせて、凜がギターをかきならし、さらにタイミングを合わせて、るるかもフルートで色を添えた。
わっと手拍子が加わり、人々の顔に笑顔があふれた。
「おつかれさま」
楽しかった~! と言いながら戻ってきた瑠奈に、圭花はチョコを差し出した。
「
この前
買ったスイーツなんだけど、夢宮さんもどう?」
「わっ、おいしそう! いただくね。あたしが焼いたクッキーもどうぞ~」
高揚したままの瑠奈の顔をじーっと見つめて、圭花は何事かを考え込んだ様子だ。
「圭花ちゃん、どうしたの?」
「あ、いや、ね? トリエンの時、
軽音部のステージ
凄かったじゃない。それに、今だって」
食堂でのセッションに、圭花は目を奪われていた。
「あのときも今も、不思議な気持ちで見てたの。あのふわふわした夢宮さんのどこからこんな力が出てくるんだろう、って」
チョコレートをつまみながら、瑠奈はこたえた。
「力、かぁ。あたしね、歌でみんなが元気になってくれたら嬉しいの。そのためなら努力だってするし、緊張だって吹き飛ばせちゃうのさ」
「情熱の力ってことなのかしら」
うなずく圭花に、瑠奈はひかえめにつけ加えた。
「実は、トリエンナーレのときも、あたし緊張してたんだよ」
「そうだったの……。私、やっぱりすごいと思うわ」
「あたしは、歌のパワーがすごいって思うよ。これからもたくさん歌って、みんなの笑顔が見たいなぁ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月25日
参加申し込みの期限
2013年12月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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