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桜花寮でパジャマパーティーをしよう
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【食堂でわいわい】
食堂で、
桃原 空音
が地団駄を踏んでいた。
「もーっ、なんで寮に入っちゃだめなのさ!」
空音のブサ猫パジャマに気がついて、猫柄パジャマの
響 タルト
が寄ってきた。
「そらりんのネコちゃんパジャマ、かわいいねーっ」
「かわいいでしょっ! かわいいんだよ、目つきとか! ぷんぷんっ!」
「あれれ、ご機嫌斜め?」
「そうなんだよーっ、秘密の寮生活を覗き見したかったのに! 入っちゃだめなんだって!」
女の子の秘密の花園を覗いたり、男の子のエロ本を漁ったりしたかったと主張する空音に、タルトは耳を傾けた。
「ふむふむ、なるほどねー。僕は寮生だから寮内もうろうろできるけど。入れてあげたくても、僕の部屋は同室の子にも許可もらわないと悪いし……」
「生着替えとか見たかった! お布団だって、くんかくんかしたかったのに!」
「うーん……、そうだ、入るのは無理でも、覗くくらいならできるんじゃない?」
タルトの提案に、空音の表情が明るくなる。
「覗きっ! 窓からこっそりもいいけど、壁の穴とか鍵穴とかから見るのも興奮するよねーっ」
「覗きスポット探しちゃう?」
「探しちゃおう! 天井裏はセーフかなぁ? それとも大人しく、木登りして双眼鏡とかかなあ」
こそこそと含み笑いをしながら食堂を出て行こうとする二人に、パフェをトレーに乗せた舞華がキッチンから飛び出してきて、ストップをかけた。
「どこに行くんですか? パーティーの会場はここですよ」
「ほよよ!? えっ、えっとぉ……」
目の泳ぐ空音に、舞華はパフェを押しつけた。
「何かよくないことをたくらんでいましたね? 挙動不審な人には、こちらのパフェをサービス! マナー違反はいけませんよ、マサエさんの迷惑になりますからね」
「えーっ! パフェは食べるけど、でも、えーっ、見逃してよぉ!」
「いけません。さあ、あちらのテーブルで召し上がれ。超檄甘スペシャルフルーツパフェですよ」
「ふぅーん、生クリームたっぷり乗ってて、おいしそうだね」
興味を示すタルトに、舞華は胸を張ってこたえた。
「カロリー増量、体重増加必至の力作です!」
「うっわぁ……。うん、でもまあ、一緒に食べようか、空音ちゃん」
テーブルにつれていかれて、パフェを食べながら、タルトは荷物をひろげた。
「マサエさんのご機嫌とりのために、僕、薄い本も用意してあったんだけどなぁ」
「えっ、マサエさんって薄い本読むの!?」
「知らないけど、薄い本が嫌いな女性なんていないよね? 好みがわからないから、いろいろ取りそろえて来たんだぁ」
年の差ものもあるし、百合もあるし、ノーマルなやつもあれば、マニアックなものもある。
「学生寮を舞台にしたものを集めたんだよ~、ほら、寮ってけっこうロマンが濃縮されてるでしょ?」
「わっかるぅ~!」
「はい、ストーップ! 公共の場で良俗に反する品を広げないでくださいよー!」
再び舞華に制止されて、タルトはぷぅっと頬をふくらませた。
「理解のないフリはよくないよ~っ、ほら、好きなの貸してあげるからっ」
そこへ、ピザやドリアを食べ終えた真央がやって来て、舞華の袖を引いた。
「舞華ちゃん、おじやとかうどんすきが食べたくなったのだ。作ってなのだ~」
「わかりました、いいですよ」
「ありがとなのだっ」
真央は、空音とタルトが食べているパフェを見て、笑顔になった。
「空音ちゃん、タルトちゃんも食い倒れなのだ? 真央ちゃんも、お泊まりしたかったのにダメっていうから、がっかり気分をごはんにぶつけるのだ!」
「僕らのこれは、ちょっとしたペナルティらしいよ? おいしいけどね~」
「パフェ食べたらお腹が冷えるのだ。二人とも、おじやでぽかぽかになるといいのだ♪」
「消化に良くて、体が温まりそうなごはんを作ってきますね」
「わーい、なのだっ」
真央のリクエストで舞華がキッチンへ立ち去ると、空音とタルトのところに、今度は
三ヶ島 葵
がやって来た。
「見てたよ-。桃原くん、お怒りだったねー?」
白いパジャマに黒のハーフパンツを合わせた、モノトーンのシンプルな装いだ。
「そうだよっ、欲求不満だよーっ」
「まさか、このまま引き下がるなんて、できっこないよねー?」
「そっ、そうだよねっ! あたしの情熱、たぎりっぱなしだもん!」
「だったら、このチャンスに悪戯しようよー!」
「わぁ、賛成! うさばらしだねっ、ぱーっとね!」
「僕も参加したいな~!」
「もちろんだよー。
私たちらしい悪戯
、やっちゃうよー!」
三人は、顔を見合わせて、にやりと笑った。
恵御納 夏朝
は、敷いた布団の上で、ころころと転がっていた。
「みんな、かわいいパジャマを着ているなぁ……」
ちょうど前を通りかかった
高尾 日菜
の、うさみみパーカーとショートパンツ姿を眺めていると、振り向いた日菜と目が合った。
「こんにちは。夏朝ちゃん、くつろいでるね」
「うん……」
「あれっ、そのパジャマかわいいね。ネコさんの柄なんだね」
ひかえめながらも、可愛い猫がちりばめられたクリーム色のパジャマは、夏朝のお気に入りだ。
「……うん、これ、寝子島に来る少し前に、両親が買ってくれたの」
「そうなんだぁ! 私のはね、この間衝動買いしたやつなの」
「本物のうさぎさんみたいに、もこもこしててかわいいね」
「ありがとう! ね、一緒にクッキー食べない?」
「うん、食べる」
「持ってくるね」
クッキーにメープルマフィン、チョコレートに、ドライフルーツのパウンドケーキを皿にのせて、日菜は夏朝のところに戻ってきた。
「桜花寮に入ってから、二ヶ月くらいたったよね。寮生活にはもう慣れた?」
日菜の発言に、夏朝はうなずく。
「寮もそうだけど、寝子島に来てよかった、って思う。猫さんがたくさんいるから」
「うんうん、あちこちにいるもんね」
「いろんなところで猫さんに会えるから、うれしいな」
「猫が好きな人も多いよね。人なつこい猫も多いかも」
「うん……、かわいい」
「学校にも、いろんな人がいるし、面白いよね」
「うん、僕もそう思う」
「あ、実々ちゃんだ。実々ちゃんもこっちに来て、お菓子食べようよ」
オレンジジュースを持ってうろうろしていた 実々に、日菜は声をかけた。
「うん! わあ、クッキーとかいろいろあるね。みみにもちょうだい!」
「そのアルパカさんのパジャマ……、かわいい、ね」
「ありがとー。このパジャマ、フードついてるでしょ? お団子頭のままだとフードかぶれないなーって思って、ほどいちゃったんだー」
身長を偽っていない頭をぺたぺたと触って、実々は隣の布団に腰を下ろした。
「さっきの宣言、素敵だったよ。髪型とか違うと、ちょっと新鮮だけど、とっても似合うと思うな」
日菜の褒め言葉に、実々は笑顔をみせた。
「……ほんと? 実はまだやっぱり、自信がなかったりもするんだけど。ちょっとずつでも変わっていきたいなーって思ったの」
「元気があるだけじゃなくって、前向きなんだね。見習いたいなぁ」
「えへへーっ」
「日菜さん、それに皆さんも、お菓子はどうですかー?」
そこへ、零と一緒に作ったお菓子をトレーに載せて、璃人が差し入れにやって来た。
「わっ、これ、りぃちゃんが作ったの!?」
「そうですよーっ。お団子とクレープと、シフォンケーキもありますっ」
「……おいしそう」
「うん! おいしそーっ」
「トレーごと置いていきますねっ!」
「あ、ありがとう……!」
エプロンをひるがえして立ち去る璃人を見送りながら、日菜はいくぶんしどろもどろになった。
「どっ、どれから食べようか。お届け、うれしいねっ」
熱をもった頬を、日菜はごしごしと手でこすった。
お菓子を食べながら他の子の恋の話が聞けたらいいな、と思いながら。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月25日
参加申し込みの期限
2013年12月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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