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桜花寮でパジャマパーティーをしよう
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【手料理をどうぞ】
桜花寮にまねいた友人達が到着したと連絡があり、海は食堂へおりていった。
「海、こっちよ」
食堂の入り口付近に、着替えを終えたブリジットと月、それに冬華が手を振っている。
『わ、みんなのパジャマ かわいい!』
冬華のネグリジェにはレースがあしらわれていて、女性らしいシルエットをやわらかく包み込んでいた。
生地は幾分薄いらしく、明かりの下で見ると、うっすら足のラインが見てとれる。
月が身につけている紺色のパジャマは、はっきりとした色合いが彼女によく似合っていた。ちょこんと乗っているナイトキャップも可愛らしい。
「冬華も月も、よく似合っているわね。で、海は……ワイシャツ?」
はっきりとした青色のパジャマをまとったブリジットが、首を傾げて海を見つめた。
『いつも、ねるときにきてるやつ。らくだから、きにいってるの』
とはいえ、海もこんなときくらいはかわいいパジャマを買っておけばよかったかな、と思ってしまう。
食堂には、ぬいぐるみのような愛らしいパジャマを着た少女がわんさかいたのだ。
「よう、皆、ようやく来たのか」
調理が一段落ついて、キッチンから刀が出てきた。
「小山内に北条!? いや、その恰好は、……似合っているけれど、その……!」
露出のひかえめなブリジットや月はまだしも、体のラインがくっきりと出ている冬華と、彼シャツ状態の海に、刀は動揺して顔を赤くした。
「あ、いや、パジャマパーティーだもんな、そういえば……」
今まで、食材を運んだり料理に夢中になっていて、周囲を観察するゆとりがなかった。
気づいてみれば、食堂には寝間着姿の女子がたくさんいる。
(いや、でも小山内は寒そうな足してるし……、皆、目のやり場に困るな)
意識するからいけないのだろうか。なるべく直視しないようにしようと思っても、なぜか目がすいよせられていく。
「なんで刀までいるのよ。刀って、こういう女子のイベントのときに居合わせる率が高いわよね。わざとなの?」
ブリジットは呆れたような目をむけ、月はもっと明確な敵意をあらわにした。
「なぜお前がいる、覗き魔」
「桜サン、その呼び方は本当に勘弁してください。
この前
のは本当に悪かっ……た……」
(思い出すな、俺……!)
いっそう顔を赤らめる刀に、月がひややかな眼差しを向ける。
「覗き魔よばわりが不服だというのか? 事実だろう」
「ま、覗き魔というのも間違いじゃないわよね。計画的犯行ってわけでもないようだし、何か妙な星の下に生まれたんじゃないかしら。ラッキースケベとか」
北斗七星の脇に見えてはいけないはずの星が見えたりしないかと、冗談を言うブリジットの言葉を、刀は真面目に受け取った。
「いや、修行中も見えたことはないけれど。……なんだ、俺は何かおかしな星の下に生まれたのか?」
「やだ、冗談よ。……たぶんね」
「それは覗き魔の星なのか? はた迷惑な星もあったものだな」
憤慨する月をなだめようと、海が間に入った。
『まあまあ、ふたりとも。かたなくんも、あのときだって、わるぎがあったわけじゃないし』
「ほんと、海は刀に甘いんだから……。まあ、今回はこの辺で許してあげるわ」
「まったく、皆、優しすぎるな」
矛先をおさめた二人に、刀はほっと胸をなで下ろした。
「ありがとう、小山内」
「で、刀さんは何をしていたんですか?」
冬華があらためて疑問をなげかけた。
「そうそう、俺は差し入れの料理を作っていたんだ。食べていくだろう? リクエストにも応えるからな」
刀が食堂に、料理をどんどん運んできた。
「あら、これ全部刀が作ったの?」
『おいしそう。ありがたく、いただくね』
「たくさんあるんですね、ありがとうございます」
途中、真央にもドリアとピザを届けると、大喜びで受け取ってくれた。
「刀ちゃん、ありがとーなのだー!」
「あとで飲み物も用意するからな」
さっそくピザを頬ばって、真央は相好を崩した。
「……とってもおいちーのだ♪」
「口に合ってよかったよ」
ポトフもドリアも、女子一同は喜んで食べてくれた。
テーブルを囲んでおしゃべりをしながらも、刀はやはり、彼女たちを不思議と意識してしまい、顔の赤みはなかなかおさまらない。
(何だろう? 皆がやけに色気があるような……。パジャマ姿だからってわけじゃないよな?)
理由はわからないが、無性にドキドキするのだ。
(うーん……、不思議だ。謎だ。謎めいている……)
それでも、皆がおいしいと言ってくれたので、作ったかいがあったというものだ。
「ごちそうさまでした」
「私たち、これから小山内さんの部屋に行くんです。刀さんは申し訳ないけど……」
食事を終えると、冬華が遠慮がちにこう告げた。
「刀さんは女子寮には入れないから……。あの、覗かないでくださいね?」
「覗かないよ!?」
『うん、かたなくんはごめんね。おんなのこだけの、じかんだから』
「俺はまだここで色々作るつもりだから。楽しんでくるといいよ」
海の部屋へ移動するという四人を見送って、それでもまだ、刀は胸の高鳴りの理由がわからずにいた。
「うーん……。まあいいか」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月25日
参加申し込みの期限
2013年12月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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