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桜花寮でパジャマパーティーをしよう
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【お片付けの時間】
「手際よく、ぱっぱっと片づけちゃいましょう」
「うん。でも、思ってたより散らからなかったかもねぇ?」
そろそろパーティーも終わりが近い。
圭花と瑠奈は、時折近くの生徒に指示を出しながら、後片付けを進めていた。
キッチンを使用した生徒があるていど自主的に動いてくれたので、さほど大変な思いはしなくてすみそうだ。
「キッチンは平気ですから、食堂の床を拭いてきてくださいねー」
舞華にモップを渡されて、本日ばかりは女子の下僕と化した柳司も、せっせと働いた。
「皿洗いでも床磨きでも、何でもやったる。だから、このひらひらした服だけはどうにかならんかなぁ……」
床を拭き、机の配置を元に戻しながら、柳司はぽつりとつぶやいた。
「解散の時間には脱いでも文句いわれないんじゃないか」
要領よく着替えを免れた刀が、同じく机や布団を片づけながら慰めた。
楽しく過ごして、夜がふけて。
海の部屋でも、そろそろ解散の時間となった。
「今日は楽しかった。また、こうやって皆で集まりたいね」
月の言葉に、他の三人もうなずく。
『うん、またみんなでやりたいね』
「そうね、色々話せて楽しかったわ」
「私もです。ありがとうございました」
桜花寮の玄関まで海が見送り、冬華とブリジットと月の三名は帰宅した。
「そろそろ帰る時間よね。楽しかったけど、名残惜しいなぁ」
「楽しい時間にも終わりが来るんだよね……」
似たような感想をもらした羽衣に、若菜は声をかけた。
「ねえ、それなら、これから私の家に泊まりに来る?」
「若菜せんぱいのところって、星ヶ丘寮の?」
「そうよ。もちろん、よかったら、だけど」
若菜の言葉に、羽衣がぱっと顔を明るくした。
「やったー! パーティーの二次会だね!」
「他にも誰か誘ってみる?」
周囲を見回す若菜に、満帆がたずねた。
「うちも一緒でもええ?」
「もちろんよ! どのみち寮も同じなんだし、一緒に帰りましょう」
「真央ちゃんもお泊まりしたいのだ……」
ずっとお泊まりがしたかったという真央に、若菜は微笑みかけた。
「真央ちゃんも歓迎するよ、うちにおいで」
真央は尻尾を振らんばかりに喜んで、若菜に飛びついた。
「やったなのだ、ありがとなのだ~っ!」
「わぁ、四人でお泊まりだねっ。明日はお休みだし、じっくりお話しようねっ」
羽衣も、手を打って喜んだ。
「じゃあ、俺はこれで」
「おつかれだっちゃ~」
「楽しかったし、カレーもおいしかったよー」
神無と海斗、澄佳の三人も、玄関で手を振って別れた。
そのすぐ後ろで、ももと冴来も、手を振った。
「おやすみなさい。もも、またね」
「おやすみなさい、姉様……」
「今日はたくさんお菓子を食べたね」
「またパーティーしたいですよねー」
そんな言葉を交わしながら、日菜や夏朝、実々、小萩、春哉といった桜花寮の寮生たちも、自分たちの部屋へ戻っていく。
桜花寮のるるかと凜の部屋では、就寝時間にこんな会話が交わされていた。
「今日はたくさん食べたり、音楽の話ができて楽しかったね~」
「うん、でもごめんね凜。いきなし深刻な話しちゃって」
「ううん! るるかちゃんと一緒に過ごせて、嬉しかったよ」
笑顔で布団にもぐろうとする凜の袖を、るるかが握った。
「……ねえ凜、今日、あたしと一緒に寝ない?」
「るるかちゃん?」
「らしくもない弱音をこぼしたせいかな。なんだかホームシックになったみたい……」
頼りなさげな顔をするるるかに、凜はうなずきかけた。
「そっか、たまにはそういう夜もあるよね。よーし、一緒に寝ちゃうぞー!」
二人はくすくすと笑いをもらしながら、寝床を用意した。
テディベアを真ん中に置いて、川の字で横になる。
くすぐったさを覚えながら、電気を消して、るるかはささやいた。
「あたし、凜とルームメイトでホントによかった……」
「私もそうだよ、るるかちゃん。いつでも話し相手になるからね、これからもたくさんお喋りしようね」
「うん、そうね。ありがと。……おやすみなさい」
テディベア越しに、一度だけきゅっと手を握りしめて、二人は目を閉じた。
「おやすみなさーい! また、明日ね!」
パジャマパーティーの思い出を胸に、皆は健やかな夜を迎えた。
END
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あとがき
担当マスター:
瀬野 とうこ
ファンレターはマスターページから!
おつかれさまでした。
桜花寮でのパジャマパーティーのひとときの模様をお届けいたしました。
なごやかな寮での時間は、お友達と一緒に過ごすからこそ、優しい思い出になるのかなと感じました。
皆様、仲が良くて可愛くて、おいしいものもたくさん食べていましたね。
じめじめとした梅雨を乗り切ったら、いよいよ夏です。
これからも楽しい学園生活をお過ごしください。
それでは、今回もまことにありがとうございました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月25日
参加申し込みの期限
2013年12月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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