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アリえない不法投棄 from 宇宙
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逆巻 天野
と
北原 みゆき
が設営した、砂浜の野営地には数人の怪我人が集まっていた。怪我人、といっても、多くは服が破けて肌を露出させ、周りの目から逃れるように逃げ込んできた者たちだ。
獅子尾 優華
や
小山内 海
ら女性陣は、みゆきと合流した
猫村 翡翠
によって、溶かされた衣服を布で応急処置してもらっている。もう一方のテントでは、
御剣 刀
や
霧生 深雪
、
畑生 言嗣
などが、アリとの戦いで負傷した箇所を手当てされている。
テントの外では、いまだにタワーが物議をかもしている。
「どんな機能だか知らないが、宇宙人共は壊されたくないはず。なら、壊すしかないじゃないかい」
桜崎 巴
はとにかく、宇宙人を困らせたいらしい。
「おい、宇宙人共! これ以上壊されたくなけりゃ、今すぐアリ共を回収しな!」
タワーに向けて声を張り上げる。
「これに集音機能はないよ」
女性専用のテントを気にしながら
初島 優
。
「俺たちが無事に帰還するためにも、これはそのままにしておくべきだろう」
草薙 龍八
がそう言えば、
「分解したほうが地球のためかもしれん」
と
八神 修
。スーパーの袋から買っていたものを取り出し、作業に没頭している。アリとの戦いに備えての準備だ。
「なら、これが一番いいんじゃないか」
タワーへ一歩踏み出したのは
旅鴉 月詠
だ。スケッチブックを開くと、そこにはタコ型火星人の絵。タワーがそれに触れると、スケッチブックの中へ吸い込まれていった。ろっこん「絵空事」の力。
「これなら、タワーを守れるし、誰かに悪用されることもない」
月詠の言葉に全員が一斉にうなずいた。
「おーい仇敵草薙とその他大勢よ、あり退治には行かんのか?」
大田原 いいな
も輪に入ってくる。両手いっぱいに、拾い集めた缶を抱えていた。
「そうだね、僕も戦うよ。行こう」
怪我人の手当てを終えた天野がテントから出てくる。
「わざわざ出向く必要もなさそうだ」
座って作業していた修が立つ。険しい目を森林方面へ向けている。
「……?」
黒い塊が帯のように広がっている。それは少しずつ面積を大きくしていた。確実に近づいている。
じっと目を凝らせば、地面すれすれはウネウネと動くいくつもの足。
アリの集団がこちらへ迫ってくる。
「……あれ?」
さらによく見ると、その集団の真ん中に人影があった。
「杞憂であってほしかったが……やはりか」
いち早く正体を突き止めた龍八が、頭痛に手をおさえる。
機械の誤作動だろうか。彼は、今回転送された者の中で唯一の“ひと”だった。
「俺に、他にはない特殊な力があるとすれば、それはエロスの力だ」
と、
横嶋 下心
は言う。
「貴様、アリに味方するというのか!?」
アリ集団と下心が砂浜まで下りてくると、いいなが問いかけた。
「俺はアリさんと友達になったんだ」
そう言ってアリの頭部を撫でる。下心に、“下心”はない。ただひたすら純粋に、
「俺はおっぱいが見たい」
という明確な理由があり、真剣なまなざしで告げた。
「アリー、奴らに蟻酸をかけまくるんだ! 特に女の人には増し増しで!」
アリたちは一斉に動き出した。本当に意思疎通がとれているかのようだ。
対する“もれいび”勢も構える。
鈴島砂浜の戦いが始まる。
テントを守るようにして散らばった。
前衛には刀や
橘 千歳
、システマ使いの
ロベルト・エメリヤノフ
。さらには龍八も加勢した。
「穿て」
龍八のろっこん「破空法」は周囲の空気を集めて飛ばす。
足場の緩い砂浜では反動が大きい。龍八の足が砂に埋もれる。岩をも砕く圧縮砲は、アリの機能を次々と停止させていった。
「アリーを虐める奴はゆるさないよ!」
後方から下心が龍八の体を羽交い締めにしながら、小声で尋ねる。
「一緒に破廉恥しないのかい?」
ソウルメイトの龍八は首を横に振る。
「今回は他にやりたいことがあってな」
「そうなのかー残念」
「一応、敵同士ってことだ。離せよ」
「いいよ、ほい」
龍八の体を押し離す。勢い余ってバランスを崩す。
「アリーこいつも敵だよ!」
「!」
龍八にアリの噛みつきが襲いかかる。
(間に合わん!)
と思った直後のひらめき。
「穿て!」
足を踏ん張らずに破空法を打つ。反動で龍八の体が後方へ緊急回避。アリの噛みつきは空振りに終わる。
そしてアリが勢い余って走り抜けた先には、
「ええーいアリ共めー!」
ツルハシを振り抜く優がいた。
——前略おふくろ様、あなたの息子はこんなにも逞しくなりました。
ゴッ。という音とともにツルハシがアリの頭部に食い込む。その感触は無生物的で、地下帝国の掘削で岩に当たったときと似ていた。
月詠も同じく、アリたちが生物でないことを認識していた。
ろっこん「絵空事」で絵の中に封じれるのは“動物ではないもの”。スケッチブックに書いた蜘蛛の絵に触れさせると、アリは吸い込まれていった。
(しかし……アリに絵を貼り付けるのは至難)
近づけば噛みつかれたり捕まえられたりする可能性は高い。おまけに
「来るか」
アリの口元がもぞもぞしたかと思えば、蟻酸を吐き出す。
(これはどうだ)
スケッチブックを盾にする。蟻酸はうまいこと絵の中へ吸い込まれていった。
「ふむ、盾役にならなれるな」
が、全てを吸いきれてはいないため、服はところどころ切れてしまっている。下着が見えてしまっても構わない。
(この服がダメになったら、予備服のメイド服に着替えよう)
マイペースな月詠だった。
天野も続く。
「あまり足跡をつくらないでくれよ」
砂浜全体に描かれた魔法陣。アリたちがテリトリーに踏み入った直後、浜は紫の不可思議な色に包まれた。
天野のろっこん「裏切りテリトリー」。目視したアリの動きが反転され、味方のアリを噛みつきにかかる。
「サポートは任せて」
“もれいび”の力は、宇宙テクノロジーをも凌ぐ可能性を秘めている。
遠くから監視しているであろうラパーマ星人は、さぞかし驚いているだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月20日
参加申し込みの期限
2013年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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