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アリえない不法投棄 from 宇宙
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伊賀 解理
の場合、転送先は巣の目の前だった。
タンクトップにスパッツ、その上に白衣をまとっている異様な組み合わせだが、普段着だ。
(部屋でのんびりしてたと思ったら唐突に変なところにいたでござる)
ぽっかりと開いた巣穴は黒く深く続いている。
(ここで入らない奴は万死に値する、ってくらいあからさまにボスがいそうなダンジョンの入り口だけど、まずは足元の手紙を読んでおこう)
さっと目を通して状況把握。
「……しょうがないとっとと片付けるか」
目の前の巣の中にいるアリを全滅させることは分かった。目的が分かれば解理の行動は迅速だ。支給品を装着し巣へと歩き出す。
「!?」
ようやく、腕に付いたベルトに気づく。ラバー状のチューブが伸び、先端にはボールが。部屋にいるとき暇だったので、この一人練習用のトレーニングボールをなんとなく付けていたのだった。
「!?」
トレーニングボールに気を取られたおかげで、巣の闇から2匹のアリが姿を現すのを目視できた。
(危ない……このまま進んでいれば鉢合わせだった)
巣入り口の横壁に引っ込む。アリたちは巣を出て、見回りだろうか、二手に別れた。一方のアリの後を追う。
(目的はアリの殲滅……よし、試してみようか)
ボールを握ると、力一杯、アリの後頭部へ向けて投げる。投げた直後で気づいた。
(僕は馬鹿だ!)
ボールはチューブに引っ張られ、解理の手中へ鮮やかにターンしてきた。
当然アリに気づかれる。
「くーやるな……これならどうだ!」
近づいてきたところを、今度はスプレーを噴射。……が、アリは足先で顔を掃除する程度で、全く効果がない。
「どういうことだ!? このスプレーはアリに効果はないのか……!?」
ちょこんとのった小さな眼鏡をなおしてパッケージを見る。
『体に噴きかけることで虫を寄せ付けません』
「先に言っとけ!」
蚊に食われたふくらはぎを掻きながら、スプレーを地面へ叩き付ける。一人でボケ続けている隙に、アリの噛みつき!
(ダンジョンすら入ってないのにゲームオーバーとか!?)
噛まれる、という寸前で、解理とアリの間に機敏な影が割り込む。
「プシャー!」
猫の威嚇のような声をあげ、素早くアリの頭部を爪で引っ掻くのは……本当に猫だった。
(うわ……間近でみると、ほんとでかいアリだな……)
と、でかい猫に変身した
園部 流花
は思う。
さらに続けて、アリの胴体を持ち上げるのは、
ティナ・フォルトゥス
。
「たあっ!」
力の限り木へと投げつけた。そのぐったりしたアリへ最後の仕上げを施すのは
桜庭 円
。
「君たちは異端だから。ごめんね」
ガスボンベの口元でライターを点火。簡易火炎放射器がアリの全身を焼く。アリを沈黙させた。
「とりあえず、私たちでなんとかなったね」
円は解理に説明する。円、巨大ネコ(流花)、ティナは、アリを殲滅するため合流し、巣を目指していた。
「仲間は多い方がいい。一緒に行こうよ」
ティナの誘いに乗るまでもなく、共にアリ殲滅を誓う解理。
伊賀 解理
、
園部 流花
、
ティナ・フォルトゥス
、
桜庭 円
、4人で巣内の清掃にかかる。
そんな彼らを見送る、アフロヘアーにヘルメットを食いませた怪しい男がいた。
(こんばんは、
山田 与太郎
です)
紳士な彼は、たとえアリの巣に入るときでも礼儀を忘れない。一礼し、心中で自己紹介すると、4人を追うように歩き出した。
(まさかこのような事態に巻き込まれるとは……)
悩ましげな与太郎。実はすでに上着がない。
(部屋で美少女育成ゲームをしてハッスルして服脱いでたところでした)
下着はガーターベルト。黒に紫ラメが入ったフリフリ。タイツも付いている完全仕様だ。
(母親が買ってきてくれました)
アフロガーターベルト与太郎は、ヘルメットの光で4人に気づかれないよう、慎重に距離を保って進む。己の格好が後ろめたいからではない。
(今女性に接触して無駄な浪費をすることは避けておきたいのです)
今宵はどでかい一発を打ち上げたい。無駄な“漏れ”を懸念しての、苦肉の策だった。
(過去最大の威力の主砲発射を!)
与太郎のサングラスが、アリの複眼よりも濃く光るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月20日
参加申し込みの期限
2013年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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