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【星幽塔】第一階層 ウィッチ・ゴーズ・サジタリオ
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【ブラックリキッド亭へようこそ】
2人が営む店、
ブラック・リキッド亭
は画材屋なのだが、同人誌(いわゆる薄い本)も取り扱っている。
なのに軽食も扱っているという、なかなか不思議なお店だ。
ラピスを乗せていた死霊馬が厩舎へ戻ってゆく。
今まで鎌八が死霊馬ハダルの世話をしていたが、最近は響を主人と認めて付き従うようになっていた。
ハダルに餌をあげ終わった響が急いでラピスの元へ駆けってきた。
「ようこそ、ラピスさん! ブラックリキッド亭へようこそ! 今日はね、ラピスさんが5000年前の人だと聞いて、ぜひ流行の薄い本を読んでほしいと思って。どう、私たちのお店?」
「ほう、なかなか立派な店構えではないか、タルトよ」
「ありがとう☆ それじゃ、店内を案内するね~!」
「うむ、頼むぞ?」
店内に入ると、一足先に店内へ戻っていた鎌八がスタッフに指示を出していた。
「BLバーガーのパティの火加減を間違えるなよ? よし、いいぞ、その調子だ。ああ、新刊は平台に並べて目立たせてくれ。君はそこのPOPを作ってくれ。おっ、清掃ご苦労さん!」
鎌八が指示を出すのは、屈強な筋肉マッチョの男たち。しかも6名。
実は彼らは、前回の戦いで響が買収した15人の精鋭兵たちである。
彼らはシフト制で毎日、このブラックリキッド亭を切り盛りしてくれているのだ。
彼らは鎌八の教育の賜物の甲斐あって、急激に商売人として適用していった。
実際、寝子島の生活がある鎌八と響には、彼等が常駐してくれることによって店や家畜たちの面倒を見てもらえるので大助かりだ。
(図体デカいわりに細かいことまで覚えてやってくれている!)
鎌八は内心、嬉しく、誇らしげだった。
一方、響は何故かラピスの身体をメジャーを持って計測中。
「綺麗だなあ、人形みたい。とてもこの間まで遺体だった5000年前の人とは思えないや」
「褒められても何も出ぬぞ? しかし、何故いきなり我の身体を計り出すのじゃ?」
「それはこれからお楽しみがあるんだよ!」
ふふふーと猫のようにイタズラめいた笑顔を向ける響に、ラピスは思わず生唾を呑み込んでしまう。
「い、一体何をする気なのじゃ……?」
「安心して、怖い事じゃないから☆ というか、ラピスさん、どうやって生き返ったの?」
不思議そうに首を傾げる響に、ラピスは怪しくくぐもった笑い声を漏らした。
「フフフフ! てぇん(↑)さぁい(↓)錬金術師たる我が秘術を以てすれば、バラバラ死体からでも完全蘇生は可能であるぞ?」
ラピスは紙とペンを求め、そこに何やら図を書き出した。
「まず、我のアルターエゴに魂の情報を複製しておくのじゃ。この世の生命は、個の証明たる『魂魄』と個の性能たる『肉体』、そしてそれらを接続する『精神』の3つの要素で成り立っておる。我は予め、魂の複製を行い、アルターエゴに精神を宿したのだ。すると、アルターエゴは我の仮の肉体として機能し始めたのじゃ。この身体が破壊されても、複製して保管しておいた魂魄と精神が無事な以上、我のオリジナルである遺骸を我のアルターエゴが取り込めば、『我(まじょ)』は『我(じょうおう)』として復元、つまり蘇生できるというわけじゃ。じゃが、これは誰にでも適用できる術式ではないぞ? 我以外には適用できぬし、そもそも我以外に術式扱うことは不可能なことである!」
「うーん、よくわかんない……」
「まぁ、理解できなくとも悔やむことはないぞ? 気にせんでよい。なにしろ、我が秘術は常人には理解できぬ高次元の代物じゃからな??」
「ねね、それよりもラピスさん?」
「まて、我の秘術を『それ』扱い!?」
「5000年前に同人誌ってあったのかな?」
「いや、話をしておるのはこっちじゃが!?」
「気にしなくていいって言ったのはラピスさんだよ?」
「ぐぬぬ……」
一本取られた、と言いたげなラピスは押し黙るしかなかった。
響は自分の描いた新刊(ボーイズラブ本)を広げてラピスに迫った。
「5000年前も同性同士の恋愛とか、そういう物語ってあった?」
「お、おおう、これは……!」
広げたシーンが、ちょうどイヤ~ンな場面だったのでラピスは赤面しながらも思わず凝視してしまう。
「そ、そうじゃな。あの頃はもっと精神的な関係が主流で、こう、露骨な肉体関係となると……」
「ラピスさん、結構イケるクチ?」
「い、いや、そういうわけでは……」
響が次から次へとBL系同人誌を開いてはラピスに開帳するので、その度にラピスは顔が真っ赤になって硬直してしまう。
「おかみさん! 持ってきました!」
マッチョの元精鋭兵が『イチオシ☆』と張り紙された段ボールを抱えてきた。
「これ、入門編として! お代は今回、まけておくよ☆」
「押し売りではないか!?」
すかさず突っ込むラピス。
響さんマジ自由っスね!
「こ、こんな不埒な本は駄目だ! 駄目だ駄目だ!」
「あれ、駄目だった……?」
受け取れないと首を振るラピスに、響は此処ではたと差し出す手を引っ込めた。
「そっかぁ、ごめんね。ちょっと無理言っちゃったみたい……」
響がスタッフに戻すように指示を出したその時だった。
「ま、待て!」
ラピスはスタッフを呼び止めた。
そして、もじもじしながら響に尋ねた。
「あ、あの店番の男のように逞しい男同士が激しく絡み合うような本は、あるのか?」
「ラピスちゃん、
ガチムチ派
か~!!」
意外な魔女の性癖が、5000年の時を経て白日のもとへ晒された瞬間である。
「勿論あるよ~? パンツ姿でマッスル男子同士がレスリングをしているとなんやかんやで前後運動に発展する本! 何ならこれ、タダであげちゃう! でも、その代わりコスプレしよっ☆ そのために採寸したんだからね~」
「コスプレ? ちょ、待て、タルト!? 我を抱えるなぁ!! マモル、笑ってないで我を助けろ!」
「BLバーガー、焼き加減はレア、ミディアム、ウェルダン、どれにするかい?」
「血も滴るレアで頼むぞ! ってそういう事ではみぎゃああああああ!?」
ばたんっ。
こうして、ラピスを押し込んだ更衣室の扉が響によって閉じられた。
鎌八は「5000年前の人物でも、焼き加減の言葉が通じたぞ?」と驚いていた。
つまり、通常運転であった。
「あ、にゃんこたーん! コスプレするなら、髪型はポニーテ―ルで! マストだぞ!?」
そしてちゃっかり、自分の性癖をねじ込む当たり、鎌八はブレない男だった。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
前回シナリオ
【星幽塔】第一階層 マイ・フェイタル・シャドウ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月05日
参加申し込みの期限
2018年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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