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【星幽塔】第一階層 ウィッチ・ゴーズ・サジタリオ
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まだまだ3人は市街を練り歩く。
「そういえば、あの時の性格と元に戻って会った時の性格が違っててちょっとびっくりしたよ」
「……その時の記憶がない故、我にはよく分からぬが」
「そっかー、今もキャラ設定が時々戻っちゃうもんね?」
「この口調はキャラ設定ではない!」
「ラピス! ステイステイ! 今のは悪気ない発言だ!」
「ぐぬぬ、今の発言はゴウの顔に免じて許してやろう」
風雲児、すっかりラピスを上手く制御できるようになっていた。
「その王冠もその頃の物なんだよね? 大切な物?」
ラピスの頭には、古めかしい王冠が戴いている。
細かな装飾が施され、きちんと磨けば煌びやかな輝きを取り戻すであろうその代物を、ラピスは大事そうに右手で触れた。
「ああ、そうじゃな。我ながら未練がましい、捨てられぬ骨董品じゃ」
ラピスの表情が次第に暗く、落ち込んでゆく。
悲しそうな眼は、今にも涙を流しそうだ。
白は慌ててラピスの顔を自身の顔に向けさせる。
そして、自身の右の義眼を指差した。
「私はこれでラピスちゃんの想いを見ちゃってるからね。あんな目にあったのに今の選択をしてくれたことが嬉しいんだ。ラピスちゃんってほんといい子だよね。せっかくこうして会えて友達になれたんだしさ、ラピスちゃんのこと色々と知りたいなって。あ、私のことも知りたかったら教えてあげるよ」
「……気遣わせてしまったようで、すまぬな、マシロ」
ラピスが力なく微笑むと、口元から八重歯が覗き見えた。
「思い出したのだ。かつて約束をした相手がおった、と。だが、我は5000年もその約束を果たせずまま、ここにおる……」
「ラピス、ちゃん……?」
心配そうに声を掛ける白に、今度は努めて明るく尊大に笑いだすラピス。
「あーっはっはっはっはっはっはァッ! 祭りに辛気臭い空気は似合わぬ! さぁ、次は何処へゆこうか?」
「おい、まだ食うのかよ? 結構、腹回りがきついぜ?」
膨れたお腹をさすって呆れる風雲児。
対してラピスはまだまだ余裕のようだ。
「何を言うか、ゴウ? これからがメインディッシュじゃというのに!」
「マジかよ……。その小さな体の何処に入るんだ?」
「それは乙女の秘密じゃ♪ ……む? あれは??」
ラピスが大通りの奥で何やら喧噪でごった返しているのに気が付く。
「こっちに近付いてくるぞ?」
「あれ? もしかして?」
白は気が付いた。あれは前回の戦争で協力し合った
響 タルト
だ。
死霊馬『ハダル』
に跨る彼女の後ろには、心配そうに
鎌八 まもる
が愛馬オブシディアンと共に見守っていた。
「ラピスさん、はじめまして。ムッシュくんの相棒のタルトだよ、よろしく♪」
ちらり、と振り返って鎌八を見遣る響。
それに鎌八はわざとらしく知らんぷり。
どうやら響が死霊馬に乗るという事で、心配してこっそり尾行していたのがバレていたようだ。
そんな鎌八は内心、胸を撫で下ろしていた。
(死霊馬なんて珍しいし、にゃんこたんに乗馬テクを教えたとはいえ、事故らないとは限らないからな。気付かれずにそれとなくフォローしようと思てたが、うん。これは完璧に乗りこなせてたな。さすがだ、にゃんこたんとハダル!)
もうオレが並走しなくても大丈夫だ、と心なしか寂しく思うも、この尾行中、響のポニーテールとハダルの尻尾のWポニーテールの揺れに、鎌八の目は釘付けになっていた。
ポニーテール愛好家として、至福の時間だったのは言うまでもない。
「そろそろ歓迎会の時間だから、迎えに来たよ!」
「おお、もうそんな時間じゃったか!」
ラピス、どうやら先約があったようだ。
となると、風雲児と白とは此処でお別れ。
死霊馬を駆る響の後ろにラピスが跨ると、馬上から付き合ってくれた2人に手を振った。
「楽しかったぞ、2人とも」
「またな、ラピス!」
風雲児が手を振り、白が声を張り上げる。
「叙勲式でまた会おうね! あっ、そうだ、これは言っておかないとね」
白は今日一番の笑顔でラピスに告げた。
「お帰り、ラピスちゃん!」
「……ただいま、マシロ!」
思い起こせば、白の行動がこの結果を導いたといっても過言ではない。
ラピスは小さな恩人の暖かな言葉に感謝ながら、次の場所へ赴くのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
前回シナリオ
【星幽塔】第一階層 マイ・フェイタル・シャドウ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月05日
参加申し込みの期限
2018年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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