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深夜のメカサンマさん捕獲作戦!
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【それぞれの下準備(激動篇)】
天馬 ひびき
はメカサンマさん動画を見て感動していた。
「にょええ!? 凄いっ、カッコイイ!」
メカサンマさんのメカニカルでシャープな動作にすっかり心を奪われてしまった天馬。
いつも連れ添っているペガサスの縫いぐるみ、はやぶさに話し掛け始める。
「ね、はやぶさ。ひびきとどっちが早いかなあ?」
ウズウズしながら尋ねる天馬。
彼女にははやぶさの声が聞こえるようだ。
『決まってるじゃない、勿論ひびきだと思うよ!』
「本当ぅっ!? よーし、じゃあ今日から特訓して、メカサンマさんと勝負しよーっ! そして仲良くなるわよ!」
そう意気込むと、突然制服姿の天馬がカバンを空中へ放り投げた!
「体育会系の血が騒ぐ! 腕が『りんりん』って鳴っている♪」
ひびき、めたもるふぉーぜっ!!
(注:ここから美少女戦士風の変身シーンを想像して下さい)
天馬の全身が白銀に輝くと、制服が光の泡となって弾け飛んだ!
いきなり全裸姿にって健全じゃないって?
大丈夫! 天馬の身体は透過光で覆われてるから恥ずかしくないよ!
そうこうしている内にマジカルパワー的なアレが天馬の身体を覆うと、制服があっという間に体操服に!
スカートは赤ブルマに! 膝と肘にはサポーター、頭にはサイクリングヘルメット、足元はスポーツシューズ!
無駄に身体を反りながら跳躍したあと、スタッと着地してポーズ!
「暴走を止めてフツウを守っちゃう! 駆け巡る翼! きゅあ☆ぺがさす!」
完全武装モードへの過程を、偶然一部始終見てしまった
吹沢 つぐみ
は度肝を抜かれてしまった。
「単なる早着替えが劇場版美少女戦士アニメの変身バンクと幻視するほどキラキラだったよ!?」
女子更衣室から上がる奇声に何事かと覗いてみたらコレだよ!!
後ろから声が上がり、慌てて振り返る天馬は狼狽したのは言うまでもない。
「にょええええ!?」
~10分後~
「……つまり、つぐみちゃんもメカサンマさんに会いに行きたいのね?」
「そういうことだよ」
妙なテンションも落ち着くと、吹沢は天馬へメカサンマ捕獲の協力を申し出た。
「こういう事件に首突っ込むの、あたし初めてでさ。一緒に行動してくれる人を探してたから助かるよ」
「うんうんっ! 一緒に頑張ろっ?」
天馬は笑顔で吹沢の両手を握って上下にぶんぶん振り回した。
「ああ、よろしく、ひびき! ……さっきのことは黙ってるから」
「え、あ、う、うん!!」
2人とも顔を赤らめて黙ってしまった。
こうして、メカサンマを追うべく巨乳少女2人組が手を組んだ!
さて、噂も広まれば尾ヒレ背ビレが付くもので。
噂の中にはトンデモ内容が紛れ込み始めていた。
その内容を真に受けてしまった男がいた。
難波 辰
である。
「えっ、何々? 捕獲作戦の功労者へのご褒美は、開発者の生脱ぎ鑑賞会……!?」
どうしてこうなった。
いつの間にかアガサが別の意味で一肌脱ぐことになっていた。
「うおぉぉ……! 俺の股間が俄然盛り上がってきたぜ……!」
難波は桃色の魂を宿しているようだった。
全身にピンクのオーラを纏った難波が仁王立ちする!
「そうとなりゃ話ははええ。どんな手使ってもメカサンマ止めてやる!」
ねこったーでリツートされているアガサの呟きを再度確認。
ダイレクトメールを送ってみる。
「俺も協力したいからメカサンマの事を色々教えてくれ、と。送信!」
すると数秒後に返事が来た。
「早ッ! なになに? 『今日の放課後、記者会見的なものを開くので、よかったら科学部までどうぞ』か。行ってみるか!」
ニカッと難波は笑う。彼の中の昔、ヤンチャだった部分が騒ぎ出す。
だが「NaNaNa生脱ぎショ~♪」と鼻歌を歌う難波だった。
ブリジット・アーチャー
は御剣がメカサンマさんとレースをすると聞き付け、噂そのものを曲解していた。
「深夜の299号線に出現するメカサンマと寝子島最速の座を競って、公道レースが開催されるみたいね」
決して首都高バトルとかそういう類ではないのだが、彼女は完全に勘違いしている。
「そうと知ったら、レースの記録をカメラに収めてみんなに自慢しなきゃ。って言っても、路上で待ってるだけじゃ一瞬で通りすぎちゃうわよね。私1人じゃ参加者全員の様子も収めきれないし……」
どうしようかしらと悩んでいると、隣のクラスの
千鳥 雅人
が夢遊病のように寝ながら徘徊していた。
「ちょっと、危ないわよ!?」
ブリジットが千鳥の肩を揺らして起こした。
むにゃむにゃと眼を擦りながらブリジットの顔をしげしげと眺めると、大あくびをかます千鳥。
「おはよう~。えっと、2組のブリジットさんだよね。僕、また寝ながら徘徊してたんだね~」
呑気かつほへーっとした雰囲気の千鳥に、ブリジットは不安がる。
「もう、大丈夫?」
「平気だよ~」
千鳥のアホ毛が「OK」と形取る。彼のろっこん『エモーションアンテナ』の影響だ。
「メカサンマさんを捕獲の助けになるかと思って、撮影しようかなーって思って考えてたら、いつの間にか寝落ちしちゃったんだ」
「撮影?」
ブリジットの蒼眼が鋭く光る。
「ちょうど良かったわ。今度開催されるレースのカメラマン、手伝ってくれないかしら? 私1人じゃカバーしきれなかったから助かるわ」
「え、レース? なんのこと?」
千鳥はアホ毛が「?」となりながら首を傾げる。
だが、ブリジットはどんどん話を進めていってしまう。
「カメラなら私のモノでよければ貸すわよ。レースの日程がまだ未定だから、参加者のエントリー情報はよく調べないといけないから手伝ってくれるわよね? それから……」
「え? え? え?」
完全に放置される千鳥の腕をブリジットは掴むと、笑顔のまま強引に引っ張り出す。
「立ち話もなんだし、カフェテリアで撮影の段取りを決めましょ? ほら早く!」
「あ、え、あの、あ~れ~!?」
千鳥はこうして、ブリジットとともに『深夜の299号線レース』の制作側へ回ることとなった。
時間は流れて放課後。
アガサ・プレラチ
は化学室の教壇の前で待機していた。
彼女の目の前の机には、今回の騒動でアガサから情報を得ようとする生徒が集まっていた。
逆巻 天野
、
東中居 陽二
と
鈴木 修一郎
、同じ化学部員且つ新聞部部長の
八神 修
、同じく新聞部員(幽霊)にして陸上部員の
後木 真央
、メカオタクの
竜造寺 洸
に
難波 辰
だ。
草薙 龍八
や協力者の
宇佐見 望月
と
冴木 竜司
も同席する。
「皆さん、ご足労をおかけ致します」
まずはアガサ、一礼。
「それでは、質問ある方、挙手でお願い致します」
まずは逆巻が挙手した。
「本物のサンマさんは何か知らないのかい? 出現時間とか、毎回同じ時間で走ってるのかなど」
アガサは首を横に振った。
「残念ですが、サンマさんも私が聞いた情報以上の事は知らないそうです」
「それじゃ、製作過程でおかしな点はありませんでしたか?」
「いいえ、制作自体はごくフツウでした。起動した瞬間、暴走してしまったので……」
すぐに後木の手が挙がる。
「二足歩行で何でメカサンマさんになるのだ!? カッコイイのだ、そこに痺れる憧れるのだー!」
「そうですね、深い意味はなかったと思います。ですが、寝子島に住む我々にとって、サンマさんという二足歩行の魚類はインパクト大です。私はそれを再現してみたくなっただけです」
アガサの回答に後木はよく分かってない様子で首を傾げた。
「そうなのかー。あっ、もっちゃんセンパイと竜ちゃんセンパイたちもメカサンマさんに挑むのだ?」
急に話を振られた2人は、ただ無言で頷くだけだ。
「修ちゃんも挑むのだ? 真央ちゃん、メカサンマさんに勝っておうちに帰らせたいのだ」
八神も唐突に話し掛けられ、呆気に取られつつも返事をした。
「俺は挑むというか、捕獲に全力を尽くす。後木の心掛けはとてもいいと思う」
「えへへ、褒められたのだー。天野ちゃん、真央ちゃんに知恵貸してほしいのだ! 本当は円ちゃんの知恵を借りたかったのだ」
「ごめん、今回は僕も余裕がないと思うんだ」
逆巻は捕獲も重要だが、裏で糸引いているかもしれないもれいびの事でそれどころではない。
先程のアガサの回答も、逆巻が期待するようなものを得られなかったようだ。
「それは残念なのだ。でも真央ちゃん1人でも頑張るのだ!」
後木のやり取りが一通り終わると、竜造寺も手を挙げた。
「め、メカサンマさん……だと……!? まさか完成していただなんて……!」
立ち上がり、思わせぶりに目をカッと見開く彼女。
「……っていうお約束的な台詞はまぁおいといて。まぁ、やっぱ気になるよなー。動力源とか構造とか」
「それは俺も気になるなー」
「設計図があるなら是非見せてくれ、アガサ先輩」
難波と八神もこの意見に賛同する。
アガサは宇佐見と冴木に設計図のコピーを全員に配らせた。
「今、配布したのがメカサンマさんの設計図です。動力自体は至って単純でして、背中の発条を動力としています。中身は歯車とほんの少しの制御AI、そしてカメラですね。足踏みをする振動を利用して自動巻き戻り機能も備えています。ですので、一度走ることをやめさせられれば、一気に発条は巻き上がって停止するでしょう」
「そんな技術、実現したと言うのならフツウじゃないな」
八神は訝しがった。
「どうせならどうにかやって空飛ばせないかな?」
「洸さん、流石にそれは無理です」
「ですよねー」
アガサの即答に竜造寺は苦笑いを浮かべつつ着席した。
「設計図を見た上で質問なんだが」
今度は東中居が挙手した。
「上半身と下半身は何で止めているんだ? 設計図だと輪切りになってるんだが?」
「ハンダごてで接着してあります。よほど強い衝撃を与えなければ、上半身と下半身が真っ二つになることはないでしょう」
アガサの回答に「そうか」と短く答えて1人納得する東中居だった。
「プレナチ嬢、言うまでもないだろうが今回は無傷での捕獲を目指すということでいいのだな?」
鈴木が邪悪そうな笑みを浮かべつつ、メカサンマさんを気遣っていた。
「寄って集ってメカサンマさんを攻撃するのは非常に可哀想だからな!」
皆の鈴木を見る目が変わった。
(こいつ、超良い奴だ……!)
「それに目の前で困っているアガサ嬢に手を差し伸べないなど笑止千万! 私は困っている者を見逃すほど甘くはない! 助けるのが摂理というものだ……。クックック、理解できたか?」
鈴木のドヤ顔とは裏腹に、彼の背後から良い人オーラが発散されていた。
「……俺もメカサンマを破壊するのは反対だ」
怪我人の草薙が鈴木の意見に同調した。
つい先日も
両手を改造ネイルガンで打ち抜かれて
、両手が使えない状態だ。
普段の草薙の悪徳ぶりを知る数名は、この態度に「おや?」と小首を傾げる。
「自分の創作物を壊されるのはアガサ嬢も快く思わんだろう……。
苦労して立てた計画が手法が、別の奴と同じであっさり見破られて波及したこと
があるから分かる」
「あれは『残念』だったね」
逆巻が敢えて口撃すれば、草薙も負けじと応戦する。
「狂った様に笑ったのは演技だけどな……。騙されてる奴が多くて、本当幸いだ。それに、失敗から反省点を冷静に見出して、次の計画を考えるのがテロの基本だからな」
草薙の言い分に、思わず逆巻の眉間に皺が寄る。
「死に掛けたというのに全然懲りてないね、テロリスト?」
「フン、悔しかったら止めてみろ、天邪鬼?」
「喧嘩は止めるのだー!」
溢れ出す暗黒オーラに、堪らず後木が2人の間に割って入った。
逆巻は溜息1つ吐くと、アガサに進言しだす。
「トリモチの中に発信機を入れて、メカサンマに引っ付けられたら捜索が楽かもね?」
「逆巻、それは無理だと思う」
八神が芳しくないと言わんばかりの顔をする。
「俺も発信機のアイデアは思い付いた。けど、長射程の代物は八木アンテナ級が必須だ。小型だと視認距離射程しかないぞ」
「八木アンテナ?」
逆巻の頭上に「?」が浮かぶ。
「テレビ放送、FM放送の受信用やアマチュア無線、業務無線の基地局用などに利用される枝のようなアンテナのことだ。あのアンテナを購入する費用をすぐに用意出来るとは思えないし、第一、どこに設置するんだ?」
いくら八神が星ヶ丘寮生とはいえ、置き場に困るアンテナを今回の用件のみで購入するわけにはいかなかった。
猫鳴館住まいの逆巻なら尚更である。
「そっか。発信機は保険程度だと考えてたから、なくても僕の行動に支障はないけどね」
逆巻は既に頭の中に作戦が組み上がっているようだ。
「……アガサ嬢。俺からも1つ、質問をさせてくれ」
「なんでしょうか、龍八さん」
アガサが促すと、草薙は流し目で聞き出す。
「メカサンマさんの魅力」
「魅力、ですか……?」
アガサは一拍置いたあと、憂うような顔で言葉を紡ぎだした。
「んー……、何でしょうね? いえ、ただ漠然と自分の能力把握の為の試金石としてメカサンマさんを作りましたからね。特にこれといった魅力は……、ん、違いますね、素晴らしいものがありましたね」
「それは何だ?」
「走る事ですよ、龍八さん」
アガサは言い切った。
「私は少し身体が弱いので、ああやって全力で走り続ける事なんて出来ません。正直な話、少しだけメカサンマさんに嫉妬しています。しかし、走らせようと考えたのは私です。目標を掲げたその時は大した理由を考えていませんでしたが、よくよく考えてみれば私は自分の願いを託したかったのかもしれませんね」
「浪漫だ! やっぱりメカとかロボとか人類の夢じゃん! 希望じゃん!」
竜造寺はアガサの言葉に興奮しながら何度も頷く。
「ですが、どういう訳か少し行き過ぎてしまい、皆様にご迷惑をお掛けしました。でも、あの子はきっと私の意を酌んでくれただけです。機械に心はありませんが、作り手の私にはそれがあります。メカサンマさんに代わって謝罪します。ご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ありませんでした」
アガサが深々と頭を下げる。
下げたまま、数秒経っても、彼女は頭を下げ続けた。
「……ええ、私はあの子のお母さんですからね。ちゃんと家に連れ帰らないといけませんから」
顔を上げたアガサは、珍しく口角を上げて笑っていた。
その一部始終を見ていた草薙。
(なるほど……。今の話をしている時のアガサ嬢は非常に魅力的だな……。御神体のモデルにしよう)
彼の言う御神体とは、美少女フィギュアのことを指す。
しかし、草薙は両手の怪我を見て舌打ちをする。
(だが、このままじゃ駄目だな……。治癒系のもれいびをうまく言いくるめたいところだが……、都合良く現れないか)
草薙はまだ、宇佐見が治癒系のもれいびであることを知らない。
その宇佐見が口を開いた。
「うっしゃ! 出来ればここにいるみんなには大まかな指針を守ってほしい!
1つ、メカサンマさんは無傷で捕えよ!
2つ、怪我のないように行動しろよ!
3つ、情報はこまめにねこったーで共有!
作戦の取り決めを俺様とアガサ先輩で取り纏めるぜ!」
「では俺はその参謀を。よろしく頼む、宇佐見」
八神が手を差し出すと、宇佐見は破顔しながらその手を取った。
「望月ぃ~! 俺はどうすればいい?」
冴木の言葉に、宇佐見は冷たい視線を投げ掛ける。
「死ぬまで走れ、以上」
「どいひーっ!」
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コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月26日
参加申し込みの期限
2013年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月02日 11時00分
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