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深夜のメカサンマさん捕獲作戦!
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【来客は誰だ?】
桜花寮の、とある一室。
そこの唯一の住人、
畑生 言嗣
は今日も怪しい機械の製作に取り組んでいた。
「ふむ、あまり他人からしたら感心しない行為かもしれないが、な?」
彼が調節中の機械は、情報傍受システム。
あり大抵にいえば、盗聴器である。
「人間は生きてるだけで個人情報を漏洩しているものだ。……この瞬間も」
レーザーポインタを使用した、壁や窓の振動から会話を読み取るシステム。
既に動画サイトで紹介されており、ある程度の資金とハウトゥがあれば作れてしまう代物だ。
「なに、悪用はしてない。防犯目的で桜花寮の玄関先に試験的導入しているだけだ。最近はこの島も物騒だからな」
独り言を紡ぎながら、彼は調節を完了させた。
「ふむ、今日はこの部屋に誰か訪ねてきそうなものだが、まあこれはただの予測だ。勘、とも言っていい。よく当たるがな?」
自信満々に棚からティーセットを揃える畑生。
「紅茶でも用意しておこう。話題も、ある程度見当が付く」
畑生がポットとカップを温め終えた。
所変わって、猫鳴館の地下深く。
オンボロ館の下には、かつて防空壕として人工的に掘り進められた広大な空間が存在していた。
館の住人の一部は、それを更に拡大させ続けている。
彼らは口を揃えて『地下帝国』と呼称する……。
「地下帝国発展の為、まだまだやることは多いな」
邪衣 士
が埃塗れになりつつ、猫車で土砂を掻き出す。
「ここが元々は防空壕だったとはな……。それを我々が有効活用しているのだな」
浮舟 久雨
は満足げに笑むと、大きな岩を転がし退ける。
「僕達の努力が帝国と猫鳴館の発展に繋がるといいねー!」
初島 優
も通路幅を広げようと懸命に掘り進めていく。
「いやー、本当にここは快適だよねー!」
地下帝国での作業がマイブームの
桃原 空音
が両手をバタ付かせて喜びを表す。
その姿に、一同、ブッと吹き出した。
「ところでさ、私……」
「いつまでこうしてればいいの!?」
桃原は埋められていた。
「作業サボって、背後から俺に這い寄ろうとするからだろ!!」
邪衣はどうやら、不運にも桃原の変態行為のターゲットになってしまたようだ。
怒ると怖い彼は、桃原の身体を半分埋めて反省を促していた。
「不可抗力だよ! 雄尻ハンターの宿命だからね!」
弁解するどころか桃原は開き直った。
「変態だから仕方がないよねっ!」
邪衣は遠い目をしながら話題を変えることにした。
「そういや、地上ではメカサンマさんというのが深夜に暴走しているらしいな」
「あ、私も知ってるーっ!」
はいはいっと挙手する桃原。
この話題に初島が食い付いた。
「何ー!? メカサンマさんって何ー!? 動くの? 走るのー?」
邪衣はねこったーでの情報を伝えると、一同は目を丸くした。
「こ、これは是非ろっこんで調べてみたいなー……」
「初島のろっこんは機械の構造が理解出来るのだったな? 私は機械に疎いから羨ましいものだ」
目を輝かせる初島に対し、苦笑いを浮かべる機械音痴の浮舟。
そこへぬらり、と伸びる影法師。
地下帝国(自称)初代皇帝ホネソギウスこと、
骨削 瓢
だ。
「話は聞かせてもらったよぃ。なぁ皆はん、ここも広くなったしそろそろ人手じゃあしんどかろ? そのメカサンマとやらをちょいと利用しちゃみないかい?」
骨削の悪い顔が地下の闇に浮かび上がる。
「自立型二足歩行ロボなんて高性能な代物を量産できれば、猫鳴館の穴掘り兼拠点防衛ロボが完成するよぃ!」
この時、地下帝国民に電流が走る。
「優くんのろっこんを使って、メカサンマさん量産機制作したいね!」
「空音の意見に賛成だ」
「機械に疎い浮舟が肯定的とは珍しい。なぁ、初島?」
「邪衣くん、それだけ魅力的な話ってことだよー」
帝国民は口々に語り出す。
骨削はニヤリと口角を上げると、帝国民へ告げる。
「では早速、メカサンマさん捕獲&量産化作戦を始動させるよぃ! 全ては地下帝国繁栄のためにっ!」
「「地下帝国繁栄のためにっ!」」
帝国民が血気盛んに穴から飛び出していった!
――桃原1人残して。
「私を地中から出してー!?」
再び桜花寮、畑生の部屋。
「なるほど、やはりその話題か」
アガサと協力者である草薙、冴木、宇佐見が紅茶を啜っていた。
「いいだろう。興味が湧いた。ただそれだけだ。私が行動するのにそれ以上の理由は、必要ない」
「さすが工学部部長!
ロボ作りに定評がある人は違うな!
」
冴木が最早勝ったとばかりに喜び勇む。
「おい、まだ何も決まってないだろ」
それを宇佐見が横から制した。
「……で、具体的にどうする?」
草薙の問いに、そうだなと思案する畑生。
「メカサンマさんの形状をインプットして追い掛けるテオ型ロボットなんてどうだろう? 猫型ロボなら先日の経験が活かせる」
「なるほど、ではカメラやセンサーなどの機材が必要ですね」
アガサは後ろを振り向くと何かゴソゴソとしだす。
「そして出来上がったものがこちらです」
ぱぱらぱーっと言わんばかりにカメラとセンサーを差し出す。
「ちなみに即興で作成しました。発明品の速度には定評がありますので」
「アガサ先輩すげぇ!?」
冴木が白目剥いて驚いていた。
「ふむ、ありがたく使わせていただこう」
畑生は機材を受け取ったその時、来客を告げるチャイムが鳴り響く。
「言嗣、居るか? 貴様に聞きたいことが……、おや? 先客か」
地下帝国繁栄のため、メカサンマさんと機械の知識を得ようと浮舟は畑生の部屋を訪ねた次第である。
「これはこれは浮舟君。今日も凛として麗しいな」
「ちょっ」
顔を見るなり世辞を並べる畑生に浮舟は狼狽えた。
「き、貴様はすぐそうやって私をからかう! 止せと言ってるのに!」
「なに、反応が面白いのでな。挨拶代わりだ」
扇子で口元を抑えてくつくつと笑う畑生に呆れつつ、浮舟はアガサを見遣る。
「これは好都合だな。アガサ先輩がいるなら私にメカサンマさんの詳細を教えてほしい。捕獲に協力したいのだ」
これにアガサは2つ返事で承諾。
畑生とともに、メカサンマさんの構造についてわかりやすく解説を受ける浮舟をはじめとする面々であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月26日
参加申し込みの期限
2013年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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