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<三羽烏の襲撃2>星ヶ丘とシーサイドと旧市街で同時テロです
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●九夜山エリア・歓談(3)●
【九夜山:頂上展望台】
「さあクローネ女史! この俺にも愛が溢れる手作りチョコをギブミー!」
「イヤあげないわよ……なに言ってんの、あんた……」
「なっ、何だって? そんなーーーー!?」
そして
八十八旗 信彦
は、ギブミーチョコレートな気持ちをクローネにすげなく断られ、あっさり撃沈。それでも諦めきれない八十八旗は周囲を見回し、写メで見た例のチョコを見付けて手を伸ばす。
「Σ って、何で私が貰ったチョコを、そのまま持ってこうとしてるの!?」
危うくチョコを奪われかけた、
十文字 若菜
の方がびっくりだ。
「ああっ、ごめんよワカナちゃん!
クローネ女史への溢れる愛のせいで、ついついチョコに手が伸びて……」
「ふぅん、クローネへの愛、ねぃ」
『信彦くん ほんとにだれでもいいんだ おんなのひとなら』
呉井 陽太
や
小山内 海
が向ける視線に、慌てて八十八旗が言い訳を始める。
「いやいや2人とも何を言うんだい、これも事件解決のためだよ!
暴れまわっている三羽烏への対応も大事だけど、
俺みたいな爽やか好青年は荒事に向いてないからね。
ほらっ、金持ちとイケメンは喧嘩せずって言うだろう?」
えっ? なんか違う? とか言いながら、さらにぺらぺらと喋り続ける八十八旗。
「まあまあ、兎にも角にも、テオくんのお陰で世界が切り分けられて、
被害は抑えられているわけだから、三羽烏を止めるのは何も
直接的な暴力ばかりではなく、目的を奪ってしまうというのも手だと思うんだ。
具体的には、そう、クローネ女史の手作りチョコを丸ごと頂戴して、
三羽烏が暴れる理由を奪ってしまおうというわけだよ。
……いや、決して俺がチョコを欲しいわけではなくてね?
嘘じゃないよ?」
終始冷ややかな視線を向けていた若菜たちだったけど、でもそういうことならさっき呉井が送った写メと、狙いはよく似てる。若菜はチョコのうち1枚を八十八旗にあげ、オイシクそれを貪り食べている彼のドヤ顔を、やはり呉井が写メに撮って、一斉送信してあげた。
ちなみに、八十八旗があんまりそのチョコを美味しそうに食べるものだから、ちょっと海も興味を持って、若菜から1カケ貰ったチョコを口に入れてみたのだけど、目を白黒させてすぐに吐き出し、スケッチブックに走り書きをする。
『おいしくない なにこれ』
なんか、何かの金属の匂いと味がする。とても食べられた代物じゃない。
「あれっ海ちゃん、食べないのかい? こんなに美味しいのに!」
紳士的味覚フィルタ(女子の手作り限定な味覚障害?)で、もぐもぐそのチョコを頬張り続ける八十八旗を、呆れ半分感動半分の目で、海たちは眺めるのだった。
一方で
獅子島 市子
と
桜庭 円
の女子2人は、両脇からじゃんじゃんクローネにお酒を注いで、その愚痴や不満に付き合ってあげているところ。
「ヒルズもニヒルもハッチも、毎日喧嘩ばっかりでねぇ〜。
ほんと、使える部下がいないったらありゃしないのよぅ」
部下の悪口に始まって、愚痴が出てくる出てくる、しまいには邪魔するもれいびウザいとか言い始めたクローネに、市子が膝を突き合わせて懇々と諭す。
「そりゃーおたくがハダカだからだろ。
そーゆー神経だと認識してっからみんな敵に回るんよ。
もっと人心掌握ってモノをだな」
「えぇ〜……? そ、そうなのぉ?」
「いーからまず服着ろ。
そしたら見えてくるコトもあんよ」
「服着ろって、これで3回も言われた……」
さすがに堪えた様子で、ずーーんと四つん這いになって落ち込むクローネさん。
「なによぅ! あんた達、いったい私の裸のどこに不満があるって言うのよぅ!」
ファサ……。むきだしのその肩に、優しくコートが掛けられて。エッとクローネが顔を上げれば、そこで爽やかに笑っていたのは、さっきつれなく追い払った筈のあの八十八旗だ。
「あ、あんた……どうして……?」
「あはは、魅惑のその麗しボディ。つい鼻の下が伸びてしまうほど目の保養(ゲフン)、
それはともかく、この寒空の下、レディを全裸で放置するのは紳士じゃないよね?」
やさぐれ美女が、ポッとその頬をピンク色に染めて、
「そっか。優しいんだネ、トドロキクン……(どきどき)」
「ナンカこいつ、キャラ変わってんだけども」
「もっと着せたらどうなるんだろ」
「うっし、やってみっか」
「ちょ、なっ、バッ……やめ! やめなさいよ、あんた達ぃ!?」
市子と円の2人がよってたかって手持ちの服を着せると、途端にクローネがしおらしくなった。
「でもトドロキクン、女のコには誰でも優しいから……
えへへ☆ 勘違いしちゃダメだゾ、ワタシ!」
「服を着せたら……
クロちゃんが乙女に
なった!」
「ナルホド、そーゆー設定だったのか……」
そんな設定はありませんので、いちおう念の為。
「ねぇマドカちゃんにイチコちゃん、せーので好きな人の名前、言いっこしよっか☆」
「クロちゃん、なんかきもいよ……」
「そーだな……服剥いで元に戻すか」
こうして、晴れて全裸を免除された(?)クローネが、ハアヤレヤレドッコイショと胡座で再びふんぞり返って、2人の質問に答える。
「聞いてみたい事があったんだ。
クローネって、誰に見てほしくて行動してるのかなって」
そう切り出したのは、円の方。
「やっぱり、ののこちゃん?
悪戯の理由の原点って、誰かに気にしてほしいから
見て欲しいからだって聞くからさ。
そういうのも、あるのかもって」
「えぇ? あんた、まるで私が、かまってちゃんみたいな言い方するじゃなぁ〜い」
これは先ほどの
小山内 海
が感じていた疑問とも、ちょっと似ている。ただ、やはりクローネが正面からまともに答えてくれる筈もなく、彼女は上機嫌ですべすべテオのマフラーを撫でながら、
「悪戯……ああ、ウン、そうね、イタズラね。
ウフフ。今回も面白い趣向が仕掛けてあるわよぉ〜」
と気になる言い方で、はぐらかされるだけに終わった。一方、市子の質問はアフターバレンタインということで、やっぱり恋バナだ。
「ずばり好きなヤツ居んの? kwsk」
「そうそう、3羽の誰が本命?」
このガールズトークには横から、円の方も乗っかってきて、
「でも今のヒルズくんはお勧めしないかなぁ、
ボクが騙されたって言うのもあるけど
彼は自分自身を見てる様に感じてさ」
「ヒルズぅ? 無いわー。あんたの言う通り、あのコがいちばん好きなのは自分よね。
て言うか、3羽とも恋愛対象になんかならないわよぉ」
あくまで部下は部下、という扱いみたい。「この私をちやほやしてくれるイケメンなら、誰でも好きよ〜♪」と流そうとするクローネに、市子はノリノリでまた上着を取り出して、
「よし、こいつ着せてまた乙女にして、ソイツの名前聞き出そーぜ。
そいでもってソレ歌にして島中に流してやろーか。
コレでもシンガーソングライターの端くれだかんな」
「!!? 冗談じゃないわよぅ! ちょ、やめ……服を、もう服を着せないでえええええっ!」
「くそぉ、クローネの野郎にテオが捕まっちまったか!
あいつがいないとやばいから、全力で助けに行くぜ!」
と【戦衣着装】で変身し、意気込んでここまでやって来た
風雲児 轟
は、その広場で繰り広げられている平和な光景に拍子抜けした。お酒やツマミが散乱する、予想外の飲み会になっていたので。
「って、首にテオを巻いた、へ、変態がいたぁ!」
輪の真ん中で何やら喚きながら立ち上がり、市子や円が面白がって着せようとする服をハシから破りまくっている全裸女を見て、さらに唖然としたけど、中座してこちらにやって来た
飛吹 蓮太郎
の説明によると、どうやらあれがクローネだとのこと。
「なるほど、高飛車見下し性悪に加えて変態も追加……どうしようもねえな!
しかし寒空の下で寒くは……そうか、身体の肉が厚(中略)」
その蓮太郎の方は、
「ガールズトークの光景にニヤニヤしたいって言って、中座してきちゃった」
とのことだったけど、もちろん目的は風雲児と同じく、テオの解放。こうして少し離れてチャンスを窺っているのだと説明されて、
「……確かに、クローネと表面上は対立しないで会ったのは初めてだな。
間違いなく俺らを信用も歓迎もしてなさそうだけど、
話が弾んでる人もいるし、無理に険悪な雰囲気を作る事もねえか」
と、この風雲児も彼に倣い、しばらく遠巻きに静観することにしたのだった。展望台の柵にもたれて後ろを振り返れば、旧市街にシーサイドタウン、星ヶ丘の全てのエリアが一望でき、クローネが観戦と称してこの場所を選んだ理由が、よく分かる。
「……確かにここなら、他の皆が三羽烏達をぶっ倒すのがよく見えるってもんだ。
大丈夫、前だってピーなんちゃらをなんやかんやで撃破したんだ、今回もやってくれるさ。
だから、その頑張りを無駄にしないためにも、テオは俺達で必ず取り戻す!」
【九夜山:登山道】
その頃、九夜山の山中で。ある思いを胸に、頂上展望台へと向かう山道を登っている少年がいた。ボサボサの前髪の下から覗く、鋭い目。
御剣 刀
だ。
御剣が今考えているのは、らっかみ達のことだった。
彼が今まで出会ったらっかみは、3人いる。すなわち、ののこ、テオ、クローネ。
(ののこが何を思ってここに落ちてきたのかは分からない)
ただ、彼女がいた天界や、バードサンクチュアリを実際に見聞きしてきた、御剣は思う。どちらも穏やかで平和な美しい場所だったけど、でも、ののこはその天界を離れて、この寝子島にやって来た。
(あそこよりもいいって思ってくれる所がこの寝子島にあるのかな)
実際、今のあいつは楽しそうだ、と御剣は思う。
神様とこの自分達に、それほど差はないのかもしれないと、感じるくらい。
御剣は思う。今までらっかみ達を、どこか特別視している部分があったけれど、
(俺とクローネやテオを分けているのは、本当は
ろっこんみたいな能力の有無だけなんじゃないか?)
「なら、あいつ等に見せてやらないとな、俺達人間の力ってやつを!」
そんな思いをクローネに真正面からぶつけるため、御剣は展望台への道をひとり急ぐ。
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2016年10月01日
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2016年10月08日 11時00分
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2016年10月08日 11時00分
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