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【星幽塔】第一階層 サジタリオ城攻略戦
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【とりあえず正面突破で】
サジタリオ城正門は、蜂の巣を突いたような大騒ぎになっていた。
陽動は派手な方がいい。
正面突破部隊の面々の思考回路はだいたいそんな感じだったので、自然、突入も派手で、かつ、迅速なものになっていた。
「解放軍の皆さんには、おもにゴブリンの掃討をお願いしまーす! くれぐれも深追いは禁物、『命大事に』ですよー!」
屋敷野 梢
は前線で星の力が実体化したクレイモアを振るいつつ、解放軍の面々を鼓舞する言葉を投げかけ続けていた。
梢は、日常的に剣の扱いに慣れ親しんでいるわけではなかったが、星の力(剣士)をその身に宿すことで、女性が扱うにはやや大きなクレイモアを巧みに操り、ゴブリン等を破竹の勢いで蹴散らしていった。
が、一筋縄でいかない敵も、もちろんいる。
重武装した門番兵仕様のゴブリン二体などがそうだった。分厚い鎧を身につけたゴブリンを倒すには、特別な力を持たない解放軍の面々の能力はやや心許ない。
「よし! あの鎧野郎は、俺に任せろッ!」
そのような強敵に率先して向かっていったのが、寝子島のローカルヒーロー『ザ・ストレイト』こと
風雲児 轟
だった。
彼はすでにろっこん《戦衣着装》により、白いヒーロースーツをまとったザ・ストレイトに変身しており、今回はいつものスーツにくわえて星の力(闘士)が実体化した篭手も装備していた。
「くらえ! ストレイト・スマッシャー!」
もともと目立つヒーロースーツ姿なうえに、お約束通りちゃんと技名も叫ぶ轟は陽動役には打ってつけの人材と言えた。
無論、ヒーローのたしなみとして、きっちり鍛えてある肉体から繰り出される右ストレートは、星の力(闘士)もあわさって、必殺の一撃となって門番兵ゴブリンを鎧ごと貫く。
「やるな、ストレイト! よし、俺もやるぞ!」
と、そこでもう一人、
御剣 刀
も門番兵ゴブリンの前に飛び出した。刀が身につけているのは、星の力(剣士)が実体化した鞘付きの刀。彼もまた剣道部に所属し、日夜剣術の稽古で身体を鍛えているためにその身体から放たれる斬撃は強力無比だ。
「邪魔をするなら、鎧ごとぶった斬る!」
刀は、その言葉通りに、気合の込められた一閃で門番兵ゴブリンを一太刀で切り伏せた。
その二人の活躍ぶりに、わっと解放軍の士気が高まる。
しかし、その直後、
「……ストレイト、上から矢だ!」
「……お、おうっ!」
迸る殺気にハッと気づいた刀と轟が地に転がり込むと、さっきまで二人が立っていた場所に城壁の隙間から無数の矢が撃ちこまれた。
間一髪、殺意の矢から逃れた刀と轟。
だが、そんな彼らをさらにまた別のゴブリンの二の矢、三の矢が狙う。
しかし、そんなゴブリン達を逆に狙う者達が、二人の後ろには控えていたのだった――。
* * *
「……やはり城壁から矢で狙ってきたか。だが、ここまでは計画通りだ」
八神 修
は、目の前で行われている命のやり取りに、じっとりと身が汗ばむのを感じ、手に握る汗を拭った。
「では、仕掛けます。壬生先輩、後詰をよろしくお願いします」
修は、すぐ後ろで解放軍の弓部隊を指揮する
壬生 由貴奈
に軽く一礼する。
「はいはーい。やがみんも気をつけてねー」
由貴奈はへらりと緊張感のない笑顔で応じつつ、クッキーを三種類用意して、いつでもろっこんを発動できるように準備した。
修は正門の前に飛び出した。それに気づいた城壁の弓兵達の一部が彼に狙いの矛先を向ける。
だが、修はそれよりも早く、息を止めて彼らを守る城壁へと意識を集中させる。
(――分・解!)
次の瞬間、城壁の前側がガラリと音を立てて崩れ、そこに隠れていたゴブリン達の様子が丸裸にされた。
「よし、今だよ! エヴァちゃん、解放軍のみんな、好きにやっちゃってぇー!」
しっかりとそのタイミングを合わせて、後方で由貴奈が的確な指示を飛ばしてくれる。
その声を背中でしかと聞きつつ、
(よし、この調子で一気に邪魔な壁をはぎとる!)
修はさらに邪魔な城壁の分解作業を続けるべく意識の集中を続ける――。
* * *
「ふふっ。相変わらず唐突に呼び出された時はとまどったものだけど……」
由貴奈の攻撃指令に対し、まず真っ先に正門前へ颯爽と姿を見せたのが、ファンタジー風の巫女装束に身を包んだ
エヴァ・ブランシェ
だった。
「こういうわかりやすい展開は好きよ?」
口元に不敵な笑みを浮かべて、エヴァは魔火の力を宿した二対の大鉄扇を手に舞い踊った。
『!?!?!?』
刹那、その動きに合わせて、鉄扇から轟と音を立てて赤く燃えさかる火球が放たれた。
それは崩れた城壁に吸い込まれるように飛んで行き、ゴブリンを一つ、また一つと堀や城内へと撃ち落としていく。
さらにエヴァを援護するように、解放軍の雨あられのような矢が城壁の方に降り注いだ。
雨のような矢の援護射撃を受けつつ、エヴァはさらにガン=カタでも演じるかのように、鉄扇を手に情熱的な踊りを続けていく。
「さあ、ショウ・タイムよ。エスコートしてくれるのはどなたかしら?」
そのエヴァの言葉を皮切りに、正面突破組は次々へと正門に群がる魔物の群れへと一気呵成で雪崩れ込んでいくのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月28日
参加申し込みの期限
2016年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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