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【星幽塔】第一階層 サジタリオ城攻略戦
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【敵襲に警戒せよ】
城門突破のざわめきは、城壁北東部にまで遠く響き渡っていた。
「……敵の動きが、にわかに慌ただしくなったわね。みんなこっちよ」
先行する
水上 桜
が遮蔽物から遮蔽物を縫うようにして動きまわりながら、仲間を誘導していく。
「あ。あっちにゴブリンがいるね」
と、見張りのゴブリンに気がついたのは
恵御納 夏朝
だった。
「……日暮君、頼めるかな?」
「オッケー。任せてよ」
茶色の猫マフラーで声を潜めて言う夏朝に、
日暮 ねむる
が口元で笑って応じる。
ボクシングで培った瞬発力とフットワークを駆使して、ねむるは武装したゴブリンの背後に一瞬で肉薄する。
『!?』
と、ゴブリンが気づいたときにはもう遅い。
「……少し気づくのが遅かったね」
ねむるは背後からゴブリンの口を押え、そのまま《into the sleep act.2》を発動させて、ゴブリンを眠らせる。
「お疲れ様。ゆっくりおやすみ」
ねむるがゴブリンを地面に横たえていると、城壁を調査していた
サキリ・デイジーカッター
もマチェットを手に戻ってくる。
「上の連中はだいたい始末したよ」
手柄を喜ぶわけでもなく、勝ち誇るわけでもなく、淡々とサキリは状況を伝える。
「これで後ろをつかれる心配はないと思う。もっとも城の外からも援軍が来ているみたいだから油断は――」
と、まさにそのとき、城壁の向こう側からキィキィと甲高い声で鳴く何かの声が聞こえてきた。
「……あれは、ガーゴイルってやつかなー。ちょっと数が多いねー」
と、できるだけ軽い調子で
志波 武道
が笑う。
「むー。あれは、ちょっとじゃねーだろ……」
来島 アカリ
が、思案顔で呟いた。
実際、そのガーゴイルの群れは相当な数だった。
おびただしい数のガーゴイルが、城の内側へ向かって次々と飛んできている。
「ふむ。やむをえませんね。幸い、私は目立つ衣装を身につけていることですし、ここは私が囮になって、ガーゴイルを引きつけましょう。皆さんはその隙に竜のもとへ急いでください」
眼鏡の奥の瞳を鋭く細めて、
齋藤 智照
が言った。
「やめた方がいいわ。一人じゃ危険すぎる」
「僕も、そう思う。ここはみんなで協力して突破した方がいいよ」
桜と夏朝が智照にそう呼びかけた。
「いや、ここで僕達が総崩れになったら、それこそみんなで立てた作戦が台無しになる。ここは彼の心遣いを尊重するべきだと僕は思うな」
サキリが冷静な口調でそう言った。
「それに、ただ囮になってガーゴイルにいいようにされるつもりもないんでしょう? 失礼ながら、あなたからは僕と同じ匂いを感じる」
不敵に笑って、サキリが続ける。同じ匂い、というのは控えめな表現をするなら『昔は結構ヤンチャをしていた』という意味だろう。
智照は、にこやかな僧侶の笑みを浮かべるだけで何も答えなかった。
「それではまた後でお会いしましょう」
智照は項(うなじ)に埋め込まれた癒しの力がきちんと発動するかを確認すると、そのままガーゴイルの視界内に躍り出た。
『!!!』
煌びやかな法衣の裾をたなびかせて走る智照の背中にガーゴイルの群れが動きを止めた。
仲間達と鳴き声で会話を交わすと、そのまま智照のもとへ殺到していく。
「さあ、彼が敵を引きつけてくれているうちに急ごう」
サキリの鶴の一声で、奇襲組は城の奥に向かって走り出す。
しかし、そこで運悪く、一行は巡回中であったと思しき、数匹のガルムの群れに出くわした。
ガルムのうちの一匹が一行の姿に目を見開き、仲間を呼ぼうと大きく口を開こうとした刹那、
「……させないよ!」
ねむるが一足跳びにガルムのうちの一匹に飛びかかり、くつわがわりに自身の篭手を噛ませた。
(僕のろっこんは手に触れた部位が頭部に近いほど効果が高まる。この体勢なら一瞬で――)
『BOWBOW!!』
と、そんなねむるの背後からもう一匹のガルムが襲い掛かろうとする。
しかし、それよりも早く、それよりも数倍大きい影――サーベルタイガーに変身した
添星 叡知
がもう一匹のガルムに圧し掛かっている。
(……やれやれ。世話の焼けることだ。こいつらの相手は俺達がする。お前等はさっさと竜のとこに行け)
添星 叡知
はサーベルタイガーの瞳で仲間にそう訴えかけると、そのままガルムとの戦いに突入する。
「……くっ。彼らを置いていくしかないの……!?」
桜は自分の無力さを悔いるように、唇を噛んでいう。
「水上さん、急ごう。彼らならきっと大丈夫!」
夏朝が、どこか自分に言い聞かせるような声で桜の手を引く。
「うん。彼らならきっと大丈夫! 俺はそう信じてるし、信じよう!」
武道にもそう促され、桜は後ろ髪をひかれる思いをしつつ、頷いて地面を蹴る。
(むー……。どいつもこいつもカッコつけやがって……)
来島 アカリ
もまた仲間を助けたい気持ちをグッと堪えて、最終目的を達成すべく、仲間達の背中を追うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月28日
参加申し込みの期限
2016年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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