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【星幽塔】第一階層 サジタリオ城攻略戦
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【正門を、正面から、正々堂々突破せよ】
正門前の巨大な橋はもはや大混戦であった。
「んふふ。次から次へと湧いてくる敵に正面から殴り込む。こういう熱い展開、キライじゃないわ」
尾鎌 蛇那伊
は自身の肉体が武者震いをしているのを感じながら、星の力(魔風)が実体化した鎖つき棘つき鉄球を大胆にぶんまわす。
「おほほほっ! 派手にぶっ飛びなさいっ!」
その蛇那伊の言葉通り、次の瞬間には、遠心力を得た鉄球の破壊力が、ゴブリンの群れをまとめて橋の外へ吹き飛ばしていた。
一騎当千の戦いぶりを見せる一行に、地上の魔物達に動揺が広がり始める。
だが、そこに空を飛翔する魔物――ガーゴイルが上から突っ込んで来る。
『くぁwせdrftgy
ふじこ
lp!!!』
ガーゴイルが人間の耳には聞き取れない――それでいてどことなく
あのアレ
を彷彿とさせる魔法の呪文を唱えると、前線で戦う蛇那伊と轟に不意に強烈な眠気が押し寄せてくる。
「……っ、あら? なかなか味な真似をしてくれるじゃない……?」
蛇那伊が立ちくらみがするほどの眠気にわずかに態勢を崩す。
そこにフォークを構えたガーゴイルが突っ込んで来る。
「……!?」
蛇那伊が目を見開く。
と、そのとき。
「そう簡単にはやらせないよっ!」
小さな鏡を手にし、顔を少し赤く腫らした(頬を引っ叩いて眠気を覚ましたらしい)
十文字 若菜
が、蛇那伊とガーゴイルの間に割って入り、パリンとその鏡を割る。
刹那、ろっこん――《Bai sema》が発動。
『1?』
鏡が散らばっている周辺に結界が展開され、ガーゴイルを弾き飛ばす。
だが、弾き飛ばされたガーゴイルも諦めない。
フォークを前へ突き出して、一点突破による突撃で結界を破ろうとしてくる。
そして、激突。
結界とフォークがぶつかりあい、一撃で砕けはしないものの、そこにはミシリと薄いヒビが入っていく。
「くっ……。誰か、フォローをお願い! このままじゃ、そんなに長い間結界が持たないよ……!」
若菜が仲間達に呼びかける。
「よっしゃ! 俺に任せとけ!」
と、颯爽と前へ飛び出したのは
握 利平
だった。彼は星の力(闘士)を実体化させた篭手を装備していた。
「くらえ、ダツキック!」
が、ここであえてのキックであった。仲間を助けるときは『キック』というこだわりがあったのかもしれない。
『!?』
ガーゴイルの反応は早かった。すんでのところで、ガーゴイルは翼をはためかせて進路を変えた。
「……っ、ちっ……。よけやがったか……!」
キックは避けられた。が、とりあえずガーゴイルの結界突破は阻止された。
しかし、再び、ガーゴイルも今度は利平に向かって突っ込んで来る。
「上等だ! ちょっと空が飛べるからって調子こいてんじゃねぇぞ! これでも食らいやがれ、握家第一奥義――にぎりだまっ!」
にぎりだま。それは握一族に伝わる一子相伝の秘伝の奥義――というわけでもなく、要するに、ろっこん《にぎりっぺ》の進化能力を駆使した攻撃技の一種である。
が、星の力(闘士)によって得られた膂力により、固く固く圧縮された空気の塊は立派な風属性の魔法攻撃に相当する。
『!?!?!?』
圧縮された空気弾によって、ガーゴイルは空から堀に叩き落され、巨大な水飛沫をあげた。
その隙に、
桃川 圭花
が解放軍の一人から「ちょっと貸してね」と借用してきた鉄の盾を持って、仲間の状態異常のリカバーに入る。
「はい! みんな、起きて起きて! ウェイクアップコールよ!」
ガンガンガン、と星の力(癒し)が実体化した鉄鎚で盾を鐘のように打ち鳴らす圭花。
耳にこびりついて離れない金属音に、眠りかけていた仲間達が次々にハッと覚醒していく。
「……ちっ、うるせぇなぁ。だが、おかげで目が覚めたぜ。んじゃ、そろそろ俺も本気出していくとすっか。俺の《コロッサルビューティ・ランペイジ》で、門ごと全員ブチ抜いてやる」
そう言ったのは、ゴブリンを蹴散らしながら、一瞬、眠気に意識を奪われそうになっていた
菅波 リナ
だった。
2m越えの長躯を持つ彼女が、出血していた部分を指先でなぞり、それをろっこん発動のために舐めようとした(ワイルドである)、その矢先。
「……いや、この門をブチ抜くのは俺の仕事だ」
「……あん?」
いつのまにかすぐそこに立っていた
如月 庚
が真っ直ぐに門を見据え、額にかかる髪をそっと指でかきあげながらリナを見て言った。
「お前の能力は巨大化なんだろう? ここで暴れられて、橋までぶっ壊されちゃたまんねぇ……。その能力は竜にでもとっておけ」
「へぇ……。そこまで言うからには、あんたにはあの門をぶち破る自信があるんだろうなぁ」
「……ああ。加減がきかねぇのは他人のことを言えた義理じゃねぇが……破壊力には自信がある」
「……おもしれー。んじゃ、ここはあんたに任せてやるよ」
リナの言葉に、庚は頷く。
と、そこで
屋敷野 梢
がクレイモアを背負いながら二人のもとに駆けてくる。
「お、如月君、いつものアレですかー。それなら私もお供しますよー。蒼穹中、若干背中が危なっかしいので、私が蝶になって守ってあげます!」
「……ああ、じゃあまあ頼むわ」
ぶっきらぼうに庚が頷くと、梢が蝶に変身して彼の頭にちょこんと乗る。
そして、庚の指先が彼の額の傷をなぞった。
その瞬間、庚の右腕がぼぅっと蒼く輝き、神魂のエネルギーが右腕に宿る。
「……んじゃ、行くか」
一応、頭の上の梢にそう合図を送ってから、庚は大地を蹴った。
すると、並々ならぬ神魂のエネルギーを本能で感じ取ったのか、ゴブリンやらガルムの群れが庚の前に立ち塞がってくる。
どうやら身体を張ってでも、こちらの侵攻を食い止めるつもりらしい。
その意気は良い。
だが、それと結果は別問題だ。
「……邪魔だ。退け」
儀礼的に言うが、庚の右腕はすでに門とその前に立ちはだかるゴブリンにまで伸びきっている。
刹那、爆音と轟音が正門あたりに響き渡り、
「おお、門が開いたぞ!」
――次の瞬間には、蒼穹によって、固い城の門が、粉々に破壊され、その向こう側に広がる広間とそこで待ち受ける魔物の群れの姿を覗かせていた。
まだ作戦は始まったばかりだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月28日
参加申し込みの期限
2016年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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