this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【クリスマス】メリークリスマス、旧市街
<< もどる
1
…
15
16
17
18
19
…
27
つぎへ >>
「ねえ、起きて」
元気な声を掛けられ、無遠慮に肩を揺すられ、
小山内 海
は瞼を押し開いた。かじかんだ指を持ち上げ、凍えた瞼を擦る。
(一体何が……)
見渡してみれば、吹雪く夜の森の檻の中。思わず思考が凍り付く。胸が不安にどきどきと轟く。
クリスマス会に行くため、お洒落してクリスマスに賑わう街を歩いていたはずだった。待ち合わせ場所に居た
橘 千歳
と、クリスマス会に一緒に行くはずの
御剣 刀
を待っていて、
(千歳ちゃん!)
左右僅かに色の違う海色の瞳を瞠る。慌ててもう一度ぐるりを見回して、
(千歳ちゃん!)
少し離れた藁の上に横たわる友人の姿を見つけた。檻の周囲を黙々と巡る不気味な魔物と黒衣の男に警戒しながら、千歳の傍に寄る。声を発することかなわぬ海は、懸命に千歳の肩を揺する。
「……ん」
低く呻き、千歳が身を起こす。乱れた黒髪の頭を軽く振り、
「そうだ、プレゼント!?」
慌てた仕草で周囲を見回す。千歳の言葉に、海も同じに視線を迷わせる。
「小山内さん、あそこ」
千歳に服の袖を引かれ、吹雪と暗闇に目を凝らせば、少し離れた焚火の近く、捨て置かれた幾つかの荷物に混ざって、プレゼントやスケッチブックや筆記用具を入れた鞄。手の届かない位置に投げ捨てられた大切なものの入った鞄に、思わず瞳が曇る。
「大丈夫、中身は取られていないみたい」
かなしい顔をする海に、千歳はつとめて明るく話しかける。冷静になって周囲を見回せば、自分たち以外にも捕えられている人たちがいる。
(比較的小さい子供が多いようだけど……)
「これって、やっぱり……」
呟く千歳に、海は頷く。
「ろっこん絡みよね」
海を起こした少女に誘われるまま、ふたりは檻の一角に集まった人の輪に混ざる。寝間着姿のこどもと海と寄り添いあいつつ、千歳は小さく息を吐く。
「今日はクリスマス・イブだというのに、また……」
また、変なことに巻き込まれてしまった。
白い息を吐く千歳の手を、海はぎゅっと握る。
(ここはどこだろう)
目が覚めれば檻の中で、ということは、
(気絶させられて連れてこられた?)
前にもこんなことがあった。
そう思い至った途端、額の傷が疼いた気がした。
(いやなこと、思い出しちゃった)
額の傷を抑える。何にせよ、とにかくここから逃げなくては。
(大丈夫、あの時よりはましなはず)
何かいいアイデアはないかと千歳に目くばせをするも、千歳は首を小さく横に振って周囲でめそめそと泣く子どもたちを見遣る。千歳の視線に、下手に騒ぐとこの子たちにまで危険が及ぶ可能性を読み取り、海は頷き返す。
(まずは様子見で)
(動くにしてもタイミングが大事)
少女たちは静かに頷きあう。
<< もどる
1
…
15
16
17
18
19
…
27
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【クリスマス】メリークリスマス、旧市街
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
49人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月06日
参加申し込みの期限
2016年02月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!