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【クリスマス】メリークリスマス、旧市街
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聖なる夜に雪が降る。
音もなく雪の降る旧市街の一角、電気の落ちた古書喫茶『思ひ出』の店のその奥に、彼が叔父と共に暮らす住居スペースがある。
暗い廊下に漏れ聞こえるのは、酔っぱらって居間の炬燵で寝入ってしまった叔父のものらしいいびきと、それからもうひとつ。別室の閉ざされた襖の向こう、深い眠りに沈んだ少年の微かな寝息。
きちんと敷いた布団の枕元には、きちんと畳んで置かれた明日の衣服と眼覚まし時計、そうして祈るように丁寧に置かれた靴下。
かち、と時計の針が深夜を刻む。身動ぎもせず眠っていた少年が眉間に小さく皺を寄せ、直後にふわり、頬を緩ませる。寝返りを打つ。
そのほんの一瞬のうち、少年の身に宿ったろっこんが発動する。
本土の少年の実家に飾られていた小さなクリスマスツリーが、音もなく彼の枕元に現れる。
十二月二十四日の夜、日付が変わる前に眠れば、朝起きるまでの間に実家の雑貨ひとつを無作為に己の枕元に瞬間移動させる、――『聖なる夜の贈り物』。
彼の枕元に現れたクリスマスプレゼントに、彼の枕元にプレゼントを置こうとした白い髭に優しい目をした誰かが、驚いたようにくすりと笑ったことも、少し考えてプレゼントを白い袋に仕舞ったことを、眠る彼は知らない。
時計の鳴る数秒前に目覚まし機能を切る。
寝ぼけ眼を擦りつつ布団から這い出そうとして、
「あっ」
枕元に置かれた小さなクリスマスツリーに気が付いた。サンタさんからのクリスマスプレゼントを手に、
津島 直治
は堪え切れない嬉しい笑みを零す。
「やっぱりサンタさんはいますよね」
寝ている間に届けられたプレゼントが、何よりの証拠。
プレゼントを大事に抱えたままカーテンを開けば、窓の外は一面の銀世界。今日もなんだか楽しいことがありそうだ。
直治はもう一度微笑む。
「メリークリスマス、です」
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あとがき
担当マスター:
阿瀬春
ファンレターはマスターページから!
お待たせいたしました。
メリークリスマスな旧市街編、お届けにあがりました。
ほのぼのだったりどきどきだったりしみじみだったり、寒かったりあったかだったり熱かったり、色んなクリスマスを書かせていただきました。
少しでも楽しんで頂けましたら幸いです。それから、少しでもお気に召していただけましたら何よりです。
ご参加、ありがとうございました。
お話、読んでくださいまして、お聞かせくださいましてありがとうございました。
またいつか、お会いできましたら嬉しいです。
ではではっ、メリークリスマスー!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
49人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月06日
参加申し込みの期限
2016年02月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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