古今東西の様々な古書がずらっと並べられた本棚がひしめきある狭い店内。
飲食スペースに設けられたカウンターには、店主らしき男が一人。
「いらっしゃい。良い本に巡りあえるといいね」
***
雑談トピックです。
お友達同士でおしゃべりしたり、本を探す、読むなどのRPにお使いください。
喧嘩・確定RPにご注意ください。
本を読むだけならお代はいただきません。また、小中学生は無料で飲食が可能です。
ただし、お家の人が心配するので暗くなったら帰ること。
「夜は大人の時間だよ」
注文などは甥の直治にしていただければ、店主へと取り次いでくれるでしょう。
おじゃましまーす!
うわぁ!な、なんだか予想以上にすごい量の本ですね
古書カフェって初めてですけどどこもこんな感じなんでしょうか。
落ち着いた雰囲気だったので原稿が進むかと思いましたけど、なかなか誘惑の多い空間でした・・・
あっ店員さん、紅茶とサンドイッチお願いしまーす。
神嶋センパイもきてくれてありがと。
……CD店…(住所を確認して)あ、ここ一度行ったことある。
…そういえばここでセンパイにCDおすすめしてもらったのを思い出したよ。
うん、いい所だったしもう一度行ってみようかな。
今日は本当にありがとう。……またきてね。
(さっていく神嶋センパイにひらりと手を振って)
ここから星ヶ丘まで距離があるからな。
自分が行くところは限られているがそれでもいいなら、時間がある時に案内してやらなくもねぇ。
篠宮自身も言ってるが篠宮に案内役は任せねぇ方がいい。確実に迷う。
目的もなく散策するなら別だが。
(時計をちらりと見て)もうこんな時間か。
自分も長居したな、そろそろ行く。ご馳走様(カップから手を離し
星ヶ丘に戻る前に見せてもらった楽譜の曲のCDが聴きたくなったから、とある店に寄ってから戻る事にする。
…店番があるだろうし少し遠いかもしれねぇが、津島も興味あれば一度顔出してみろ。
(知り合いが経営してるCD店の住所をカウンターに置き、席から立ち上がって其処を後にし
うん、こちらこそありがとう。
で、何でそこで謝るんだ津島少年は。俺も楽しかったぞ?
ふふ、実はな、人とこんなに話すのは久しぶりなんだ。はしゃぎすぎたな。
…そういえば同好会の事は聞いたが、少年は何か楽器をやってるのか?
また来るから、今度は一緒に演奏できそうな楽譜を探そう。な。
それじゃあ、また。
(照れたように笑い、軽く手を振り退出)
篠宮センパイ、今日はきてくれてありがと。
ずっと話しかけちゃってごめんね……久しぶりに楽しかったからつい……。
…また気が向いたらいつでもきてよ。
はは、笑ってすまない、たまに敬語が出るのも愛嬌だろう。
……いい意味で変な人ってどんな人なんだ?
(意識して眉間に皺を寄せ、けれどすぐ相好を崩し)
津島少年が良い表情をしているから、まぁいいか。
…微妙に「にゃー」で通じている気がするのがすごいな。
んー、そうだな、小難しい話は終わりだ。(ぐっと伸びをしつつ)
いかん、眠くなってきた。(欠伸を噛み殺し、袖から懐中時計を取り出し時間確認)
この店は居心地がいいな、少し覗くだけのつもりが思いの外長居をしてしまった。
そろそろお暇させていただくかな。(預かった楽譜を丁寧に鞄に仕舞い)
あ、俺は星ヶ丘住みだが全然詳しくないぞ。一緒に迷子になるのがオチだ。
征一郎に案内してもらうのが一番だな。
………こ、これでも前より口調直せてるんだよ…たまに忘れちゃうけど…。
やっぱり…センパイは変な人だよ(ムッとした表情からふわりと微笑んでみせて)
……あ、もちろん「いい意味で」だよ?
星ヶ丘やシーサイドタウンは賑わっているし、オシャレなお店が多いよね。
シーサイドタウンには何度か行ってるけど、星ヶ丘はほとんど行ったことないなあ。ちょっと遠いし。
あ…そういえば2人とも星ヶ丘住みなんだっけ?
機会があったら案内してよ。
妙に哲学的な話になっているな。
正解が出ない話を延々と話していてもキリがねぇ(話を切るように楽譜に目を落とし
当然だ、自分は自分でしかない(凛とした声で六花に視線戻し
…てめぇから見れば変わった所はあるかもな。
猫真似で誤魔化しても却下だ。好きなものは否定するつもりはねぇが。
普通ならあまり言わねぇ事をコイツはさらっと言ったりするような事はよくあった(同意して
…それが篠宮の普通だと思っていたから違和感を感じなくなっていたが、そうだな。
津島の感覚は正しいと思う。
自分はスイーツ系は詳しくねぇから思いついた場所を挙げたが、確かにそちら寄りか。
自分が居るところも星ヶ丘だからやはりその周辺が多い。
旧市街はあまり行かない所為かそこら辺の地理には弱いな。
クラ同の中でも詳しそうな奴はいると思うが、探索してみると穴場があるかもしれねぇ。
変えたい、変えたくない、変わらない、変えられない。
こういう問答は嫌いじゃないが、正解があるわけでもなし。キリがないな。
それを言うなら、征一郎だって征一郎だろう。
この数年で変わったこともあるだろうが、ゆっくり見極めてやるさ。
……にゃー。(好きなものは好きなんだ、と言いたかったが横着)
(津島少年の様子を見て思わず噴き出し)
あっはは、少年、口調口調、素になって、っはは、はー、苦しい。
ふふ、そんなに俺は変なことを言ったのか? だって優しいのは津島少年だろう。
……何が恥ずかしいんだ? 俺は昔からこうなのか?(つられて征一郎に訊ねる)
(篠宮センパイの言葉を受けて思わず素になり)
わ、私が優しい!?
……ええっと…その……どうも。
……センパイって結構恥ずかしいこと言うよね。昔からこうなの?(思わず神嶋センパイに訊ねる)
好きっていうか…苦いよりは甘いもののほうがいいかな。
洋菓子店のラトンにドーナツ屋、パイの専門店…か(少し目を輝かせながら)
ああでもやっぱり、シーサイドタウンとか星ヶ丘とかになっちゃうよね…。
この辺(旧市街)で、いいお店ないかな……。
…今度さがしてみましょうか…(ぶつぶつとひとりごちて)
環境の変化で確かに変わる事もあるだろうがな。
…それでもお前はお前だ、六花。
ここは猫好きにとっては快適かもしれねぇ。色んな種類がいるし。
だからといって自分は同意しかねるが。
津島は甘いもの好む部類か。
シーサイドタウン側だと洋菓子店のラトンやドーナツ専門店があったな。
ドーナツは…クラシックグレーズを一度食べた事はあるが、なかなか美味かった。
星ヶ丘はパイ専門店などがあった気がする。
ああ、自分は甘いものが得意ではないので殆ど食べねぇ。先程挙げたのもほぼ聞いただけだしな。
…(六花の反応にすっと目逸らし珈琲を口に含み
(2人の表情を見て、不思議に思いながら)
人間の本質、ってところか? 簡単には変わらないだろうな。
だが、ある時劇的に変化するかもしれないし、永遠に崩れない場合もあるだろう。
そういう意味で言えば、俺は俺なんだろうな。
ふふ、そう言われると返す言葉が無いな。…でも、な、追い掛けたくなるよなぁ(津島少年の言葉に笑い)
? …? …俺か? どういたしまして…?
俺は優しくない、そう感じることができる津島少年が優しいんだ。
俺の言の葉の中に、何かしらの意味を見出して、そしてそれを受け入れるのは少年だ。
叔父さんと会う機会があるなら、もっと話してみればいい。
少年の優しさを綺麗な感情に昇華できる時がちゃんと来る。(柔らかく微笑み)
……喋りすぎたな。自分で訳がわからなくなってきたぞ。
(未だ持っていた楽譜をそっと置き、やや冷めたミルクティーに手を伸ばし)
………(征一郎の視線に気付き、困ったように小さく首を横に振り)
人間は中身…根本はなかなか変えられない……(2人の会話を聞きながら自分に言い聞かせるように)
……それはそうと、確かに猫多いよね。「ネコ島」なだけあるよ。
…追いかけたくなる気持ちもわかる気がする。
叔父さんが俺のために……?
…そ、そうなのかな…(意外だという風に)
そうは見えないけど…そう…(「そうだと嬉しいです」という言葉をのみこんで)
ん…と、ありがとう。センパイは優しい人だね。
スイーツ…甘いもの…(うーんと唸って)
甘いものは好きだけど、そう詳しくもないな…。この辺りで美味しいお菓子屋ってあったっけ…。
………神嶋センパイは甘いもの苦手そうだね。
…根本はなかなか変えられねぇもんだろ(自問自答するように
その中身が一番成長してねぇように見えたのは自分の気の所為か?
確かにここでは猫をよく見掛けるとは思うが、お前は少し軽率すぎだ。馬鹿。
嬉しい?…気分を害するかと思えば。
そういうものか?(そこまで喋り方について口を出されてるとは知らず多少意外そうに見つめ
自分はどちらでも構わねぇし、全く気にしてねぇ。
ゲームで意思疎通を取ってる人も居たぐらいだからな。
別に無理して輪に入る事もねぇだろ。
食の話なら男子より女子の方が詳しそうだけどな。スイーツとか。
……(六花を軽く睨み
(傾げていた首を更に斜めに傾け)
どうだろうな、流石に数年も経てば変わるんじゃないか?
俺も成長したんだぞ。体格は…うぅん、背丈……は、征一郎に……。…人間は中身だ、中身。
仕方ないだろ、白くて美人なにゃんこだったんだ。追い掛けてもいいじゃないか。
煩わしくは無いさ。嬉しい。ただ、そうだな…さっきも言ったように、今後は気を付ける。
あはは、良い叔父さんなんだなぁ。
もしかしたら、周りと溶け込みやすいようにとの配慮だったのかもしれないな。
俺は昔からこの口調だったもんで、顔に似合わないとか爺くさいとか言われたことがあるぞ。
気にしてなかったからそのまま育ったが、特に困ったことはないな。
まぁ、津島少年がそう言うなら、応援する。無理はするなよ。
へぇ、征一郎はそうだったのか。…………あれ。…………。
………そうなのか……(こっそりと溜息)
(篠宮センパイの「ありがとう」を受けて)
どーも、楽譜大事にしてね。
んと…喋り方はその…叔父さんに「痒くなるからやめろ」って言われてて。
俺も年相応というか…周りの子と同じような話し方を身につけたいし……あの喋り方だと実家の時と……(余計なことを言い過ぎたな、と思い)……と、とにかく!
その…気にしないでくれると嬉しい…です。
ゲームやテレビ…。
テレビはともかく、ゲームはよくわからないな。
あ、でも確かにクラスメイトが新しいゲームがどうのって話をしてた気がする。
全然わからなかったけど…(ぼそり)
音楽とか食べ物の話なら俺でもできそうな気がする。
大体てめぇがやりそうな事は分かる。以前と変わっていなきゃな。
…この歳にもなって、か。抜けてるにも程があるだろうが。
危なっかしい奴ほどそう言うな。そんな事なければ電柱になどぶつからねぇだろ。
(心配してるという発言に)…出過ぎた事言ったな。煩わしかったら忘れてくれていい。
どういう理由で喋り方を変えてるかは知らねぇが、津島がそうしたいなら好きにすればいい。
篠宮も言ってるが変ではないと思うぜ。寧ろ礼儀正しくていいんじゃねぇか。
津島ぐらいの頃か…(少し眉顰め)周りはゲームやテレビの話題をしてる奴が多かったな。
自分はゲームは滅多にやらなかったので、音楽や食の話が多かった気がする(多少の嘘を織り交ぜて
征一郎はすごいな。その時は月じゃなくて、にゃんこがこう…塀の上を歩いていてな。
何処に行くのか気になって、ついて行ったんだ。まぁ、そしたら、うん。あれは結構痛かったな…
…そんなに俺は危なっかしかったか? 流石に今はそんなことないだろ。(若干不服)
と、いうか…そういうのを心配してる、って言うんじゃないか?
不器用な優しさは昔から変わらな…っと、(昔の事は言わなくていい、という言葉を思い出し)
俺もどんな演奏になるのかわからないが…ふふ、良い演奏ができる気がする。
………(申し出にしばし考え)…じゃあ、お言葉に甘えるとするかな。
ありがとう、大切に使わせてもらう。(楽譜を優しく撫で)
(津島少年の言葉に首を傾げつつ、先程の違和感に気付き)
ああ、なるほど。別に変じゃないだろう。年相応というのも大事だとは思うが…個性じゃないか?
俺は喋り方よりも中身を見たいからなぁ…あまり気にしたことはないな。
……どういう会話、というのは難しいな……征一郎はどうだったんだ?(困ったように笑いかけ)
篠宮センパイがどんな演奏をするのか楽しみだな。
(ふと思いついた様子で)
…そうだ。その楽譜はセンパイに預けておくよ。
叔父さんにはあとで俺が許可とっておくから、遠慮しないで持っていって。
(喋りやすいように話せばいい、という言葉に少し恥じた態度で)
……えっと、本当はこの喋り方苦手で…(ごにょごにょ)
でも、わた…じゃない俺、ここにいる間はこの喋り方に慣れておきたいから。
…俺の喋り方ってやっぱり変…?
センパイ達が俺くらいの時って、どういう会話してた?
津島まで…!誰が母親だ、コイツの面倒など見切れるか。り、篠宮の所為で変な誤解が生まれただろ。
息ぴったりじゃねぇ。柄じゃねぇが仕方なく合わせてやってるんだ(不機嫌な表情で
(津島の口調をさほど気にした様子は無く)
喋りやすいように話せばいいんじゃねぇか。自分に対して畏まった態度取る必要もねぇだろ。
特に篠宮なんて見ればわかると思うが、ああだからな(深く息吐いて
心配は一切していないが、月ばかり見ながら歩いて電柱とかにぶつからねぇように。
そうだな、何だかんだ生活は出来てんのかもしれねぇ。お前がそれでいいならそれでいい(投げやり
…だから心配はしてない。昔から危なっかしい所があったから…!…(小さく舌打ちして楽譜に目移し
ピアノか。確かにピアノの楽譜が多かったな。様々な楽譜があったし、弾いててもおかしくねぇ。
成程、鍵盤打楽器に興味を持った理由が分かった。
身近な存在に影響されることはよくある事だからな。