古今東西の様々な古書がずらっと並べられた本棚がひしめきある狭い店内。
飲食スペースに設けられたカウンターには、店主らしき男が一人。
「いらっしゃい。良い本に巡りあえるといいね」
***
雑談トピックです。
お友達同士でおしゃべりしたり、本を探す、読むなどのRPにお使いください。
喧嘩・確定RPにご注意ください。
本を読むだけならお代はいただきません。また、小中学生は無料で飲食が可能です。
ただし、お家の人が心配するので暗くなったら帰ること。
「夜は大人の時間だよ」
注文などは甥の直治にしていただければ、店主へと取り次いでくれるでしょう。
やあ、お嬢さん。久しぶりだね。
もう4月も半ばかー。時が経つのはあっという間だよねぇ。
うんうん、サン・ジョルディの日、何かあると良いよね。(こちらも他力本願)
お、学園祭というと寝子高かな?
へぇ~、こういうのやってたんだね。ありがとう、拝見させていただくよ。
ごぶさたしてます。
4月中旬ですね。シナリオとかイベントで、
サン・ジョルディの日、やってくれると良いですね。(他力本願)
あ、そうそう。
去年の話ですけど、学園祭で、みんなが読めるようにって
いろんな本を集めてる子がいたんですよ。目録があるので、置いていきますね。
http://rakkami.com/mylist/detail/134
本の日を知っているなんて、お嬢さんは物知りだね。
ふむ、4月になったらサン・ジョルディの日に何かするのもいいかもしれないな。
ああ、それはそうとあけましておめでとう諸君。
今年もよろしくお願いするよ。
……ん、おかしいな。
もうこの島は3月だというのに、何故かこれを言わないといけない気がしたのだよ。
いえいえ、喜んでいただけて良かったです。
街ではすっかりバレンタインですけど、こちらのお店だと、
本を贈るサン・ジョルディの日も良いかもしれませんね。
!!
おお、いいのかい? 私みたいなオジサンにチョコなんて。
ありがとう、嬉しいよ。いやいや、よく気のきくお嬢さんだよ。
わーい、ナオに自慢してやろーっと(子どものように笑いつつ)
っとと、はしゃいでる場合じゃなかった。
……はい、お客さん紅茶おまたせ。(ムーンさんの目の前に紅茶のはいったティーカップを置き)
国による文化の違いは面白いよね。……ふむ、イギリスのバレンタインはそんな感じなのか。
イギリスの文化に詳しいようだけど、お兄さんイギリスの人なのかい?
それでは、ストレートでお願いします。
本も、お借りしますね。
(本棚から古いホラー小説を一冊手に取り、他のお客さん達に軽く会釈する)
そういえば、日本のバレンタインは女性が男性にチョコレートを贈るのが一般的なんですね。
イギリスでは男性が女性に対し、匿名でカードとプレゼントを贈ったりしますが。
国によって色々な文化があって面白いです。
すっ、すみません! 気が利かなくて!
(慌てて店を出て行った後、コンビニの袋を手に戻ってくる)
どうぞ! チョコです!
うぅ、私、女子力低いなぁ……。
やぁやぁ、いらっしゃいませー。
ご注文は紅茶だね。すぐに用意しよう。
お客さん、レモン?ミルク?それともストレートがお好みかな?
本も存分に見ていってくれたまえ。ここはそういう場所だからね。
(日月さんの「図太い」という単語になるほどと頷きつつ)
確かに、見た目は繊細そうなのに、こうして喋ってるとそんな感じするね。
いやいや、そのくらいの神経の太さは大事だよ。
ふふ、想像つかないかい?
我輩の少年時代はそれはそれはネクラでねぇ。
バレンタインデーもまったくの無縁だよ。(はっはっは、と笑い)
この店、女性の常連さん少ないからねー。義理でもいいからいただけると嬉しいね。
先生は彼女からチョコもらうのかい?(知りもしないのに、日月さんに彼女がいる前提で質問)
作り笑いは確かにうまくないです。
というか、あまり顔に出ないタイプみたいなんですよね……。
笑ってるつもりでも全然笑ってないって言われますし。
(甥っ子さんの話に耳を傾けながらコーヒーを飲み)
繊細な子なんですね。
私も割と神経質な方だと思うんですが、何故かよく図太いって言われて……。
心外です。
子どもだからこそ悩むこともありますが……店長さんがそういうタイプの子どもだったっていうのが想像つきません。
バレンタイン……ああ、そういえばもうそんな時期ですか。
あちこちが賑やかなわけだ。
店長さんなら女性のお客さんから貰えそうじゃないですか?チョコ。
(新しく入ってきた客の存在に気づくとカップを手にしたまま軽く会釈し)
こんにちは。
紅茶を一杯、貰えませんか?
(店内を見回して)
良い雰囲気のお店だな。本がいっぱいある。
いつのまにかバレンタインの時期になっていたか。
時の流れは早いものだね。
それにしてもバレンタインかー。叔父さんには縁遠いイベントだなぁ。
ナオが女の子だったらチョコ作ってもらったんだけどなあ。
うんうん、綺麗だよー。
自分としては、手を合わせていただきますができる子はみんな綺麗だからね。
おっと、先生は僕より「先輩」だったね(悪びれもせず笑い)
(どんな甥かと問われて宙をみつつ)
うーん、そうだなぁ。
言葉遣いとか、表情の作り方は先生に似ている気がするな。
先生、作り笑いとか得意じゃなさそうに見えるし。
でも精神面は先生のほうが強そうだね。
直治……あ、甥っ子の名前ね。
あいつはちょっと卑屈なとこがあるんだよ。
後ろ向きって言うか、つまらんことでうだうだ悩むのが好きらしい。
お子さまはお子さまらしく、なんにも気にせず遊んでいればいいのにねー。
いやあ、そういうとこは本当昔の俺そっくり。
(職質のエピソードを聞くとうんうん頷き)
あー……ですよね。
そして身分証明証だすとおまわりさんの方が気まずくなる奴ですね。
(食べ方が綺麗と言われれば意外そうな顔をして)
そうでしょうか。
割と放任主義な家で育ったんで礼儀作法にはとんと自信がないんですけど。
(似ているといわれて気になったのか首を傾げ)
どんな甥っ子さんなんですか?
んー、苦労かあどうだろう・・・。
その辺のことはお嬢さんの想像におまかせするよ!
昔から蒐集が趣味だったからね、気がついたらこれだけの量になってたって感じかなー。
気になっちゃい……ますか? ええと、女性特有の事情ということで、ご勘弁を!(赤面)
1冊の本でそれだけの手間をかけたとなると、これだけの冊数を揃えるのには、さぞかしご苦労なさったんでしょうね。(本棚をぐるりと見回し)
言いかけてやめられると気になっちゃうなぁ。
とはいえ無理に聞くのもスマートじゃないね。
話してもいいやって思えたら、いつでも話してくれたまえ。
(椎野さんの視線を受けて)
そうそう、ボクの誠意と熱意がね!!通じたのだよ!!
いやあ、お嬢さんのような人に褒められると悪い気はしないものだね。
成人した時は大学生でしたけど、今は社会人ですから、それだけでもだいぶ違いますよ。
それに最近……(男性に話す話題でもないと思ったのか、何か言いかけてやめる)
確かに、軽々と手放せる品ではないでしょうね。
きっと店長さんの誠意と熱意が通じたんだと思います!(敬意と感心のまなざし)
(戻ってきた日月さんと、カウンターに置かれた本を認めて)
お、ちゃんとあったね。よかったよかった。
ふむん、確かに外で飲酒や喫煙するときは疑われる時あるなあ。
僕がこんな格好だからかな
「学生が文化祭の打ち上げで浮かれて飲酒している、と連絡を受けたがお前がそうか!?」って警察の方に職質された時は思わず笑っちゃったよ
(手を合わせてからサンドイッチを食べる日月さんを眺めつつ)
……先生は食べ方が綺麗だね。
どことなくウチの甥っ子に似ている気がするな。
はいはい、見つかりましたよ。
(年齢なんて成人してしまったらという言葉にうんうん頷きながら戻ってきて、カウンターにお目当ての本を置き)
ですね。
人に言われるまで自分の誕生日に気づかなかったりしますし。
まぁ外で煙草吸う時は声かけられてもしょうがないと割り切ってます。
さて、折角作って貰いましたし、読む前にいただきますね。
(律儀に手を合わせてからサンドイッチに手を伸ばして齧りつき)
そうそう、こう見えても三十路のおじさんだよー。
ま、年齢なんて成人してしまったらただの飾りだよね。
それにしてもお嬢さん見る目があるねぇ。
その画集は某がとある古書店でみつけたものでね。いや~、手に入れるのには苦労したものだよ。
店主が奴がなかなかの頑固者でね。譲ってもらうために、3年間ずーーーーっと店に通って土下座して頼み込んだのさ。(本当か嘘かわからない胡散臭い口調で)
(たまごサンドとハムレタスサンドが乗ったプレートをカウンターに置き)
先生ー、サンドイッチできたぞー!
お目当ての本は見つかったかい?