礼拝堂の中央には像があり、周囲は壮麗なステンドグラスに彩られている。
普段は大勢の人達が集まるこの場所だが、今日は人がまばらなようだ。
ちょっとドタバタしててなかなか来れなかったけど、今日はこれて良かった!
相変わらず、ステンドグラスは綺麗・・・
(間が空いたため、一端会話をリセットさせていただきます)
まぁ、そんなところですわ。とは言ってもアタシ自身も最近ここに越してそう間もないですけれど
あはは、有難うございます。そう見えてもらえるなら作り手も張り切って打ち込めそうなものです
お店は星ヶ丘のこの近くにありますの。是非良かったら来てみてください
(そう言って従夢さんに渡した名詞と同じものを渡す)
…それにしても随分と賑やかなこと。まるで一種の夫婦漫才みたいね
(従夢さんと花風さんのかけ合いに少しおかしげに小さく笑い)
アナタ(従夢さん)、さっきの落ち着いた顔が真っ赤よ
(冴来さんに睨まれると満足そうに冴来さんを見下ろし、)
安心したまえ花風さん。胸なら僕にも無い。
(と、言い放ちます。)
(「子犬」みたいと言う冴来さんの言葉を聞いて、想像して自然と口許が緩みます。)
花風さん、……僕の分もお願いするよ。
(佐藤さんに「怖がらせちゃったかな」と言われ、はっとなります。佐藤さんがちょっと屈んで、にかり、と笑顔を見せられたら凄く戸惑います。目を合わせずらそうに視線が泳いで)
……いえ、あの、佐藤さんの見た目が怖いと言うのでは無くて、その、佐藤さんのようにフランクに接するのが得意ではないんです。
(佐藤さんに「見せつけられてる」と言われ、顔真っ赤でわなわななります。)
……!断じて違う!
寄りによって花風冴来と!?
僕たちはそういう関係でもないし今後もそうなる可能性は一切有りません!
君からも否定してくれ!
……そうそうからかってるだけ……って、やっぱりからかっているんじゃないかッ!
(冴来さんに「寂しそう」と言われ怒ります)
さっ、寂しいだと……!?この僕が……?
……って、つぐクンってゆーな!
(赤い顔をさらに赤くして叫びます。ここが教会だと気付いて)
……あ、失礼。コホン。(気まずそうにそっぽ向きます)
大丈夫よ、体型の維持にはしっかり気を配って…。
…ねえ、その「スレンダー」って
私の胸のことを指して言っているんじゃないでしょうね?
(拗ねた様に唇を尖らせ、従夢さんをじっとりした目で睨む)
あら。貴方、甘いものは嫌い?
(ブツブツと考える様をみて微笑ましげに目を細め)
持って帰ってあげたら?
きっと喜ぶわ。
それこそ、子犬みたいにね。
何をしているかって?
貴方の手が寂しそうにしていたから
寂しく無いように私の手を繋いであげているのよ。
つぐクンったら、真っ赤になっちゃってかーわいい。
(からかいの口調で返し、さもおかしそうにくすくすと笑う)
佐藤さんね。よろしくお願いするわ。
貴方の目…。
もしかして、その子の色って緑?
(佐藤さんの笑みに苦笑して空いた片方の手をひらひらと振り)
ああ、違う違う。
この子ってからかいやすいものだからつい、ね。
ねぇ、坊や。
怖がってばかりいちゃだめよ?
(からかう様な言葉とは違い、優しい声で従夢さんに語りかける)
(目をぱちくりとさせて高鷲さんを見る)
ガラス屋をしてらっしゃるんですか?職人さんとか?
凄いな-、物作りってキラキラして見えて素敵だと思うんですよね。
お店とかやってらっしゃるなら、一度覗いてみたいです。(ワクワクとした表情を満面に浮かべ)
うん、俺はタメ口でも構わないよ-、ってありゃりゃ……。
(皆口君の様子に、アメ玉を上着ポケットに放り込んでから腕を組んで首を捻り)
あれ、怖がらせちゃった?かな?
ごめんねー、悪気はないんだけどさ、やっぱり図体デカいからかなー。
(うーんと暫く唸った後、ひょいと屈んで視線を同じ高さにし、にかりと笑う)
これでどうだ!怖くないかい?どう?
花風君、丁寧にどうもありがとうね。俺は佐藤だよ、よろしくねー。(へらりと笑いかけて)
そうなんだ、俺のパートナーも君くらいの年齢かなあ。
彼女は俺の目になってくれるんだ。お陰で彼女の色だけはしっかり分かるようになってさ、ありがたいことだよ。
(一瞬だけ笑みが柔らかなものになったが、皆口君と花風君の繋がれた手を見た瞬間、悪戯小僧のような笑みに切り替わり)
……もしかして見せ付けられてる?俺。
こんにちは。
へえ、そうなんだ。
そんな絶品のお菓子を毎日食べたら体型の維持が大丈夫そうだね。ああでも花風さんは心配ないか。とてもスレンダーだからね。うん、大丈夫そうだ。
(笑顔で嫌みです)
僕はいいよ。お菓子は食べないからね。あ、でも、兄さん喜ぶかな……(と言いつつ顎に手を当て考える仕草でぶつぶつ)
お祈りか……。ふうん(ここでは聞けないので興味がない感じに答えます)
(冴来さんに近付かれてどきっとするけれど、それを隠すように平静を装います。手を握られると顔が真っ赤になってしまいます。)
……な、なななにを……。(そっちは向かずに)
ふふ。従夢、こんにちは。
(お菓子目当てかとの言葉に肩を竦め)
あら、いけない?
ここで貰えるお菓子、種類も豊富でどれも絶品なのよ。
毎日だって食べたいぐらいなんだから。
良ければ貴方の分も貰ってきてあげましょうか?
…なんて本当はお祈りが目的なんだけどね。
(頬に手を当てて苦笑)
そちらの方は始めましてね。
こんにちは。私は花風冴来。
便利屋というと、私の知り合いが
そういう職の人の手伝いをしてるって言っていたけれど…。
(従夢さんの手をそっと握って佐藤さんに微笑みかける)
(佐藤さんにフランクにいこうと言われて)
……そんな、初対面の方ですし、それに「俺なんか」だなんて。
敬語を使うなと言う事でしょうか……?
ああ、散歩ですか、よろしいですね。
(佐藤さんが掴みきれないので、少々やりにくそうにしてます。「特別な学生でもいるみたいだ」と言われ、やはり喰えないなと、思うけど微笑んで返します)
……確かにそうですね。
(そして余り言葉を紡がないように注意します)
(「誘拐される」と冗談のようにいう佐藤さんに、さっきと同じような笑顔で対応します)
……ふふ、佐藤さんは面白い方ですね。
(と言うが、喰えないなと、思っています。これ以上この男と言葉を交わすのは危険かも?と警戒の色)
(佐藤さんの返答に対して)
好きっていうか…まぁ、ガラスを扱う者としてはやっぱり、ね
前々からここの教会のステントグラスの噂を耳にしてたんです
だから試しに見に行ったら、思ってた以上のものだったわね…
この輝きは確かに眩んでしまいそうだわ
さて、アタシはどうしましょうね…
アタシもお祈りくらいしていこうかしら
(ぽつりと呟きながら、礼拝堂を見渡す)
(皆口君の苦笑に肩を竦めてみせ)
いやいや、そういう風潮だからしかたないよ。
それに、うん、俺なんかにそんな堅苦しい喋り方しなくても大丈夫だよ。フランクにいこう?
そうそう、便利屋。今日は仕事が入ってないから散歩してたんだ。
(皆口君の様子に気付いているのかいないのか、表情を変えないままのんびりと足を踏みかえ)
学生さんなんだ。ただの、だなんてまるで特別な学生さんでも居るみたいだね-。
ん?わあ、それくれるの?あはは、知らない人にアメ玉もらうなんて誘拐されちゃいそうだね。
(ありがとう、と一言かけてから受け取り)
(冴来さんが微笑んで頭を下げると、ちょっと片方の眉を釣り上げますが、すぐに微笑んで)
……ああ、花風さんか。
(とことこと冴来さんの方に寄っていき)
花風さんはお祈りに……?
それともお菓子目当てかな?(笑顔でちょっと嫌みげに)
……。
(祈りを終え、軽く息を吐いて顔を上げ)
…さて。お菓子を貰って帰ろうかな…。
ん…?
(従夢さんの姿に気がつき、微笑んで軽く頭を下げる)
いつでも来るがいいのです。……流石に深夜とか来られると困るのですが(
ここは神の家、迷える者に救いを得る手助けをする場所なのです……。
私以外の他のシスターやブラザー(神父)も頼れる人はいるのです
と、掃除を再開するのです。(再び雑巾とバケツを持って掃除再開)
(高鷲さんににこりと微笑い、「人が多くなってきた」と言う高鷲さんの言葉に)
そうですね。
(苦笑する佐藤さんに、同意するように苦笑し)
差し出がましい事を言ってしまってごめんなさい。
喫煙者の方の肩身が狭いですよね。貴方のような良識ある喫煙者の方にもこんな事を言わなければいけないのが心苦しいです。
佐藤さんですか。便利屋……(佐藤さんの人懐こい笑みや悠長な物言い、「人を見るのが好き」、便利屋という言葉などに、少し警戒しています。勘や観察眼の鋭い人なら気付くかもしれません)
僕はただの学生ですよ。寝子島高等学校の2年生です。皆口従夢、と言います。
宜しかったら飴でもどうですか?
(と言い、のど飴を手渡そうと)
(皆口君へきょとんとした顔を向け、咥えた煙草に目を移し、苦笑いを浮かべながらそれをしまう)
ああ、それもそうだねー。どうにも口寂しいのは我慢しなきゃね。
俺も人の話を聞くのが好きなんだ、色んな人を見るのもね-。
いやー、忠告ありがとうね、ええと……、あ、俺は佐藤だよ。便利屋なんだ。
読書家の君は?
(人懐こい笑みをへらりと浮かべる)
(高鷲さんに小さくお辞儀をしつつへにゃりと笑いかけて)
ステンドグラスをですか-。好きなんですか?ステンドグラス。
確かに猛烈に立派ですもんねえ、俺には眩しすぎるくらいです。
(ステンドグラスに視線を巡らせて目をしぱしぱさせ、再び高鷲さんに視線を戻し)
祈るのもいいですねえ、御利益あるかな?
(像に向けて二礼二拍一礼)
(お礼をいう従夢さんににこやかに微笑)
ふふ、いいってことよ。アタシもこの島に来て日も浅いからお客さんもあまり来なくて若干は暇してるから(苦笑)
っと、それにしても随分と人が多くなってきたわね…(あたりを見回し、人が多くなったのを確認する)
お祈りする人、相談する人…まさに教会らしい光景って感じね
(佐藤さんの言葉に反応し)
こんにちは。
アタシはお祈りじゃなくて、ここのステンドグラスを見に来たのですよ
アナタはお祈りに?
(高鷲さんに名刺を受取り、確認してから)
どうもありがとうございます。
立ち寄った際には宜しくお願い致します。
(といって爽やかに微笑し軽く会釈します)
(佐藤さんが煙草に火を点けるのを見かけ、注意しようとしますが、ご自分で気付いたらようなので、ふふ、と笑う。)
こんにちは。
あの、火は点けておられない楊ですが、誤解をあたえてしまうので、お煙草は仕舞われた方が、いいかも知れませんね。
(少し申し訳なさそうに微笑しています)
ご気分を害されたら失礼します。
僕はここで本を読むのが好きなのです。それに、ここに訪れる方たちのお話を聞くのも好きなのですよ。
あなたもお祈りですか?
(周囲を見渡して知り合いの姿を確認するが、まずは様子をうかがっています)
(キリエさんと灯さんの様子を見て、なんだ恋愛相談か、と興味を無くします)
報われても…いいのかい?そうか、報われてもいいのか…。汝隣人を自分の如く愛せよ、だったかな原典では。
よし、まずはお友達からの付き合い、か。だよな。いきなり彼女になってなって頼むのも失礼な話だし。
それじゃあ一つやってみるとするか。
ありがとうキリエ。さすがシスターだな。(頭を撫でる)もしまた悩みができたらここ、来てもいいかな?
なにやらいっぱい着やがったのです……それはさておき
見返りを求める云々といいますか、そもそも人間生まれた時から一つの考えに従って生きることはできねーのです。でなければ罪を犯した人間を主が救おうとしても救われねーのです。
不変であるなら、間違ったまま悔い改めることができねーのですから
私とて両親みたいな立派な聖職者になりたいと思っているのですが未来のことなんてわからねーのです
それに見返りのない自己犠牲は尊くはあれどもあまり褒めれたことではねーのです。結局は自分を蔑ろにしているのです。自分のことを大切にできねー奴に他人をどうこうできるとはおもえねーのです
(傍からだと立派なシスターの説法に聞こえなくもない そうじゃないかもしれない)
で、好みのタイプがやや曖昧なのですが……
とりあえず該当しそうな相手がいるならアタックしやがれなのです。もちろん無理やりはダメなのです。
……ちなみに私の両親は10年近くかかっての恋愛結婚だったそうなのです
まずは友人を作ってみるといいんではないんです? おめーの性格を考えれば見知らぬ赤の他人に恋を抱くのは考えづれーのです。友人からその関係を育んでいくのがおめーにとって一番楽な道じゃねーかと思うのです
……少しは参考になりやがったです?