礼拝堂の中央には像があり、周囲は壮麗なステンドグラスに彩られている。
普段は大勢の人達が集まるこの場所だが、今日は人がまばらなようだ。
(冴来さんに睨まれると満足そうに冴来さんを見下ろし、)
安心したまえ花風さん。胸なら僕にも無い。
(と、言い放ちます。)
(「子犬」みたいと言う冴来さんの言葉を聞いて、想像して自然と口許が緩みます。)
花風さん、……僕の分もお願いするよ。
(佐藤さんに「怖がらせちゃったかな」と言われ、はっとなります。佐藤さんがちょっと屈んで、にかり、と笑顔を見せられたら凄く戸惑います。目を合わせずらそうに視線が泳いで)
……いえ、あの、佐藤さんの見た目が怖いと言うのでは無くて、その、佐藤さんのようにフランクに接するのが得意ではないんです。
(佐藤さんに「見せつけられてる」と言われ、顔真っ赤でわなわななります。)
……!断じて違う!
寄りによって花風冴来と!?
僕たちはそういう関係でもないし今後もそうなる可能性は一切有りません!
君からも否定してくれ!
……そうそうからかってるだけ……って、やっぱりからかっているんじゃないかッ!
(冴来さんに「寂しそう」と言われ怒ります)
さっ、寂しいだと……!?この僕が……?
……って、つぐクンってゆーな!
(赤い顔をさらに赤くして叫びます。ここが教会だと気付いて)
……あ、失礼。コホン。(気まずそうにそっぽ向きます)