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【ごはんを作ろう】
ぼちぼちと牛瀬の元には生徒たちが戻ってきていた。
着替えを済ませて、こざっぱりとした様子の者も少なくない。
皆、そわそわとして、調理のできあがりを心待ちにしているようだ。
「ちょっと最後のほう、バタバタしちゃったけど。アサリいっぱいとれたねー♪」
アサリが入ったバケツを眺めて、
雨寺 凛
が言った。
「せっかくだから、私もお料理教えてもらおうかなぁ」
中学時代から音楽一辺倒だった凜は、調理の経験が乏しかった。
何かおすすめの調理法はないかとたずねる凛に、
高梨 彩葉
はこう提案した。
「だったら一緒に、バター醤油蒸しを作ろっか」
酒蒸しは、見たところ既に作っている人がいるようだ。
「作り方はね、料理上手の兄貴に教えてもらったから大丈夫だよ!」
「うん、ありがとう! それじゃあ、張り切ってやってみよー!」
「フライパンにアサリを入れて……」
「おー、カラがガラゴロいうね!」
彩葉の指導のもと、凜はフライパンを火にかけた。
「ほら見て、アサリの口が開いたでしょ。そうしたら、お醤油とバターを入れるの」
「おっけー! ドキドキー」
音をたててフライパンを揺すると、なんともおいしそうな香りが立ち上る。
「よーっし、完成でーす。みんなで食べよう!」
「うわぁ、なんだかすっごくおいしそうだねー!」
山盛りの野菜を切る
御剣 刀
に、
藤堂 月乃
が申し出た。
「野菜たくさんあるね。手伝うよ」
「ああ、頼む」
「これ、全部買ってきたの?」
「旧市街の八百屋でな」
キャベツ、にんじん、ピーマン、玉ねぎ。様々な野菜が並ぶ。
これらは、『みやご』と『
白菜
』という店で購入したものだ。
「牛肉と豚肉もおいしそうだろう。肉屋の『
しののゐ
』で買ってきた」
刀と月乃が包丁を握る対面では、
北条 冬華
も持参した野菜を切っていた。
「刀さんがたくさん用意してくれたので助かります。野菜、重たいですから」
「このくらいの力仕事ならいつでもやろう。帰りのアサリも重いだろうからな」
「バーベキュー、楽しみだね。もう焼いてる人もいるけど」
月乃の視線の先では、
草薙 龍八
が持ち込んだ野菜をもくもくと焼いている。
濡れたコートをかたくなにはおっているので、寒くはないのか気にかかるが、本人はまったく頓着したそぶりもない。
「龍ちゃん、肉も焼いて、肉!」
そんな龍八を、
横嶋 下心
が待ちきれない様子で急かしている。
「ハマグリも網で焼くか」
醤油を片手に、刀が言った。
「ホイル焼きも捨てがたいですけど」
「どっちもやろうよ!」
笑顔の月乃に、刀と冬華もうなずいた。
「そうだな」
「ですね。……そういえば、汁物も欲しいですよね」
「さっき、お味噌汁も用意してあったようだけど……」
月乃があたりを見回すと、
溝口 竜馬
が鍋を両手にかかげてあらわれた。
「人数がおおいんじゃき、もっとあっても構わんじゃろ。ワシも味噌汁作るつもりじゃ」
アサリとエビを使い、手際よく調理を進める竜馬を見て、月乃の顔が輝いた。
「わあ、おいしそう。お料理上手なんだね」
竜馬の笑い声は豪快だ。
「ガハハ! 口に合うとええの!」
着々と料理が仕上がる一方で、牛瀬と
七緒 璃音
はテーブルセッティングを進めていた。
「おいしいごはんにありつけそうで、嬉しいなー」
「そうやな、腕自慢が多くて助かるわ」
縦長のテーブルをいくつか組み立て、配置していく。
「椅子が足りんが、まあシートの上に座ってもらってもええやろ」
「そうですねー! ……って、わ!」
テーブルの上を拭いて回る璃音だったが、テーブルに並び始めた料理に目を奪われているうちに、足元に置いてあったクーラーボックスにつまづいてしまった。
「おっと! 気ぃつけたほうがええで。痛くなかったか、七緒さん」
やけに声が近くで聞こえた。
ぎょっとして振り向いてみれば、バランスを崩した璃音を、背後から牛瀬が抱えるようにして支えていた。
「ごっ、ごごごごごめんなさいっ! スイマセン……っ!」
取り乱して距離をとる璃音の顔がじわじわと紅潮していく。
意外とうぶなところのある彼女は、スキンシップには不慣れなのだ。
ばくばくいう心臓を押さえて、璃音は牛瀬にぺこぺこ頭をさげた。
「怪我がなかったならええ。……お、向こう見てみぃ。理事長のお出ましや」
牛瀬の指が示す先に、潮干狩りには不釣り合いな装いの
桜栄 あずさ
の姿があった。
「お見えになったか」
佐藤 良守
は、理事長の登場に気がつくと、調理のスピードを上げた。
できたてを食べてもらいたいという、執事心だ。
「まずは酒蒸しからだな」
酒蒸しも、作る者により味が異なる。
屋敷のコックのアドバイスに従い、良守は菜の花を加えた酒蒸しを作ることにした。
「うむ、いい香りだ」
ニンニクと唐辛子で香りをつけたオリーブオイルで炒めて、白ワインで蒸し上げる。
「お、彩りがきれいだな」
テーブルに刺身とアラ汁を並べながら、
神木 煉
がそうコメントした。
「ああ。見た目も料理の一環だからな」
次はボンゴレロッソだ。沸いたお湯でパスタを茹でる。
「お気に召していただけるといいんだが」
色合いを変えるために、トマトを加えることにする。
「お好みで使っていただけるように、チーズとタバスコも添えておこう」
ぴったりと昼食に合わせてあらわれるのだから、理事長もたいしたものだ。
さすがに優れた嗅覚だと、良守は感心した。
「そろそろだな」
出来映えに満足して、
新井 瞬平
がパエリアをテーブルに置いた。
取り皿も脇に置いておく。
各種炒め物の他、ブイヤベースにアサリとネギのぬたもある。
なかなかに渋いラインナップだ。
「さすがだね、本格的!」
借り物の服に着替えた
夢宮 瑠奈
が、両手を鳴らしてそう評した。
後木 真央
が、「おいしそーっ!」と、見つめる先には、炊き込みご飯が置いてある。
御鏡 聖
が作ったものだ。
「おー! 腹も減ったし、ご飯物があるのは嬉しいな」
風雲児 轟
も着替えを済ませて、テーブルの周りをうろうろしだした。
「やってるわね」
重役出勤で登場した理事長が、テーブルの上を眺めて満足げな笑みをうかべた。
「あらあら、素敵じゃないの! さすがうちの生徒たちだわ!」
手近な椅子に遠慮なく腰をおろして、理事長は牛瀬をうながした。
「こんなにおいしそうな料理が並んでいるんだもの。冷めないうちに早く食べましょうよ」
これには牛瀬も苦笑いだ。
「かなわんなあ。けど、皆もそろそろ待ち切れんやろ。ぼちぼち始めようか」
牛瀬の言葉に、生徒たちの間で歓声があがった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月29日
参加申し込みの期限
2013年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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