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潮干狩りに行こう
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【潮干狩りスタート】
ゴールデンウィークの寝子ヶ浜海岸。
時刻は午前八時をまわったところ。
ここ寝子島の天気は晴れ。風も穏やかな良い天気だ。
「潮干狩り日和だー!」
続々と集まってくる生徒たちの顔も、友人と過ごすレジャーへの期待に輝いている。
「荷物はここらに置いといて構わんからな。道具はぎょうさんあるから、好きにつかえや」
準備にかけずりまわった
牛瀬 巧
が、レジャーシートの上に腰をおろして声をかけた。
「はーい! さっそくいってきまーす!」
片手サイズの熊手と小さな網を手に、生徒たちは浅瀬へと駆けていく。
笛吹 音花
も、待ち合わせをしていた
汐崎 キミ
が時間通りにあらわれて、ほっと胸をなでおろした。
「音花ちゃんおはもい! 今日はシオヒガリ楽しみダネー♪」
「お、お、おはようございます……」
内気な音花は、キミに誘ってもらわなければ、一人で参加する勇気が持てたかどうかわからない。
「し、潮干狩りって、実は、初めてで……」
「へー、俺モ初めてダヨ! 一緒にがんばろネー」
「は、はい」
物怖じしないキミがこうして話しかけてくれることが、音花にはありがたかった。
「センセに道具借りていこ! えっと、クマデだっけ?」
「そ、そうです……。お借りして、頑張りましょう……」
「ガンバロー! おー!」
「しっかし、こりゃまたえらい荷物やな」
道具を貸し出すかたわらで、牛瀬が目を丸くして、
新井 瞬平
に声をかけた。
「納得のいくものが作れなかったら、来た意味がねぇからよ」
海岸線から少し距離をおいた浜辺に陣取る牛瀬の元で、瞬平は持参した荷物を広げた。
この男、調理をする気が満々だ。
本格的な調理器具の数々に続き、調味料も各種取りそろえられている。
「このでっかい鍋は何に使うんや」
海岸には不釣り合いな大きくて浅い鍋を、牛瀬は指さす。
「魚介が集まったら、パエリアが出来るかと思ってな」
「パエリアか。ずいぶんと洋風なもんを作るんやな。感心やなあ」
牛瀬が用意したパラソルの下から出ようとしない瞬平は、とことん日差しを避けるつもりで、ぴっちりと長袖を着こみ、サングラスを着用している。
「牛瀬先生、私の荷物もこちらに置かせていただきます」
佐藤 良守
が端の方に置いたのは、キャスター付きのクーラーボックスだ。
「こっちも大荷物やないか。佐藤君、何が入っとるんや」
「屋敷のコックと相談をいたしまして、こちらにはデザートが」
良守は、桜栄邸に住み込みで働く、執事見習いの少年だ。
勤め先の主人にあたる理事長に、満足のいく時間を過ごしてもらおうと、意気込んでやって来たのだ。
「他にも、調理用に野菜や白ワインも用意してまいりました」
「なんや、皆えらい気の入りようやないか」
生徒たちの持ち寄った荷物が、既に山となっている。
「では、私も早速アサリの調達に行ってまいります。ありがたく、道具をお借りします」
断りをいれる良守に、牛瀬はうなずく。
「おう。楽しんでくるんやで」
「楽しんで……ですか。わかりました」
きっちりと腰を折り、良守は一礼を返した。
「先生、私たちも荷物を置かせてもらいますね」
北条 冬華
と
御剣 刀
もやってきて、たくさんの食材がつまった買い物袋を置いていく。
「こりゃ、今日の昼食は期待できそうやなあ」
子猫を抱えた
桜庭 円
もご機嫌だ。
「僕、潮干狩り初めてだから楽しみなんだー。ね、にゃーくん」
円があやす子猫は、
以前
彼女が引き取った茶トラの猫だ。
冬華と円は、牛瀬が顧問を務めるボクシング部の部員でもある。
その脇では、無言で現れた
草薙 龍八
が、鍋や野菜、飲み物の入った袋を無造作に置いて、メモを片手に立ち去った。
海でのレジャーということもあって、着替え等の荷物がかさばる生徒は多かったが、群を抜いて大荷物だったのが、
溝口 竜馬
だ。
たくましい体つきの、体育科の生徒である。
竜馬が乗る自転車に、山と積まれた荷物。
十リットルの水に、鉄網と木炭の入った箱。味噌や醤油の調味料ものぞき、ロープで鍋もくくりつけられている。
ライター、マッチ、長靴などもそろっていて、荷物の重量もそれなりだ。
「このくらいは常識。常識じゃー!」
ガハハと威勢良く笑う竜馬だったが、自転車のバランスは危うい。
下は砂浜で足場も悪く、残りは押していこうと自転車を降りた竜馬は、さっそく靴を脱ぎ捨てた。
「あともう少しじゃからの……って、うぎゃ!」
竜馬が足を下ろした浜辺にいたのは、一匹の小さなカニだ。
「とととっ、なんじゃなんじゃー!」
ちくりとカニにつつかれた竜馬の足が、意志に反してカニ歩きを始める。
「まっすぐは向こうじゃー!」
「お、すごい荷物だな。よーし、手伝ってやるか!」
竜馬の大荷物に気づいた
風雲児 轟
が、軽い足取りで近づいていった。
「自転車押すの手伝うよ――って、どこに行くんだ?」
「わからん! ワシもまっすぐ進みたいんじゃが、足が勝手に動くんじゃ!」
「牛瀬先生のところに行くんだよな? 俺も……いてっ。なんだ、カニか?」
同じカニにつつかれて、轟も竜馬と向かい合い、カニ歩きを始めてしまった。
「うお、止まんねー」
目を丸くしつつも、轟はカニをつかまえて、背中にしょったカゴの中にぽいっと入れた。
「なんという罠! しかし俺はこんなことじゃくじけないぜー!」
「カニか。いい出汁が出そうじゃのう」
自転車を押しながらカニ歩きを続ける二人を見て、浜辺に向かう
雨寺 凛
は無邪気に笑った。
「なにしてんだろ? いーねー、楽しそうだねぇ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月29日
参加申し込みの期限
2013年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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