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潮干狩りに行こう
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【BBQをしよう】
「烏龍茶だ。まあ飲んでくれ」
まめまめしく、
草薙 龍八
が飲み物をついで回っていた。
「お、すまん。ありがとな」
あいているところに腰をおろして、
風雲児 轟
が礼を言った。
「玉ねぎとソーセージには火が通っている。ハマグリはもう少しだな。手を伸ばして食べてくれ」
飲み物をつぐ一方で、龍八は野菜をどんどん焼いていく。
網から焼けた野菜を皿にとり、
笛吹 音花
は遠慮がちに微笑んだ。
「お、おいしい……です、ね……」
エビのろっこんの影響も既に抜けて、すっかり元のはにかみやさんに戻っている。
「ちょ、ちょっと、はしゃぎすぎた気もしますが……」
「たのしかったヨネー!」
やはり校外で過ごすと、皆の様子も普段とはまた違って見えて楽しいものだなと感じながら、
汐崎 キミ
も箸を動かした。
「きょ、今日は楽しかったです。あ、ありがとう、ございました……」
「うん、俺モ、音花ちゃんと過ごせて嬉しかっター!」
「ご、ご迷惑、を、おかけしたかもしれませんが……」
羽目を外しすぎたのではないかと気に病む音花の懸念を、キミは笑顔で否定した。
「ナンデ? 音花ちゃん誘って正解! また遊ぼうネっ」
「は、はいっ……」
わいわいと輪になって食事を楽しむ生徒たちの様子を、
横嶋 下心
がせっせとカメラにおさめていた。
「うむ。今日も笑顔がまぶしいな!」
皆の若々しい笑顔を見ているだけで、元気がわいてくるようだ。
写真を撮るかたわら、焼いている野菜をひっくり返したりもする。
「お、そろそろハマグリも焼けそうだ。バターと醤油で食べるとおいしいんだよね~」
旅鴉 月詠
も、皆の様子を絵におさめていた。
「本当に絵がお好きなんですね。……お味噌汁はいかがですか?」
「ありがとう。いただくよ」
御鏡 聖
に味噌汁をよそってもらい、口に運びながらも、手は止めずに描き続ける。
「海の香りがして、とてもいい味だね」
「ありがとうございます」
月詠の描く食事風景の中で、人々は、とてもリラックスしていて楽しげな表情をしていた。
「八神君、私あそこの鯛の刺身が食べたいわ~」
「は、はいっ」
「あと、ブイヤベースと炊き込みごはんと、……あら、渋いわね。ぬたも取ってちょうだい」
「あれとこれとそれと……、わかりましたっ」
八神 修
は、理事長がリクエストした品々を、皿に取って運んでいた。
「あらー! うちの生徒はやっぱりすごいわね。どれも本当においしいわ」
「これで全部ですよね」
若干息を切らしながら、修は皿を次々に運んでくる。
「あらやだ、八神君。ハマグリが焼けてるじゃないの。焼きたてをもらってきてちょうだい」
「えっ、まだ食べ……、ああいや、わかりました。もらってきます」
優等生らしく、律儀に理事長に挨拶に行ったらこのザマだ。
いいように使われながらも、修の表情に陰りはなかった。
あるのはただ、かすかな満足感と、疲労だけだ。
佐藤 良守
も、かいがいしく理事長の世話をやいていた。
「お待たせしました。菜の花の酒蒸しと、ボンゴレロッソでございます」
「きれいね~! 器も気が利いてるじゃないの」
理事長が渡された皿は、料理との色の兼ね合いまで考えられたものだ。
「んーっ、潮干狩りは最高ね!」
桜栄邸の執事見習いである良守のサービスは本格的だ。
「食後にはデザートもご用意してます。どうぞお楽しみに」
良守はきっちりと腰を折って、理事長にお辞儀をした。
あるていどお腹も満足した頃、理事長のもとに
鰐淵 碧緒
がやって来た。
「お久しぶりです」
「あら、プロファイリングの子ね。えーっと、そうそう、碧緒ちゃん」
碧緒は、特別推薦枠で入学した生徒だ。
「学校はどう? 楽しんでるかしら?」
「ええ、興味は尽きません。ただ、補助教員として採用されたのだと思っていたので、驚きましたが」
既に海外の大学を卒業済みの碧緒だ。
まさか今更高校生活をおくることになるとは思ってなかった。
「教員? 碧緒ちゃんは生徒でしょう?」
「おや、事務員の手違いで生徒として入学することになったのだと思ってました」
「ん~、元々、碧緒ちゃんは生徒のつもりだったわよ~?」
二人は、目を見て互いに首をかしげた。
「どうやら、双方に思い違いがあったようですね」
「そうね~、でもまあ、ささいなことよね!」
のほほんとした理事長に、碧緒は苦笑をもらして肩をすくめた。
「それはそうと、ひとつお願いがあるんですが」
「あら、なぁに~?」
「できれば、制服の着用は免除していただけないかと」
アメリカ帰りの碧緒は、皆と同じ制服を着用するという風習に抵抗がある。
「制服ねぇ、そうねー。私はどうでもいいんだけど、風紀の子たちはうるさいわよ~」
「風紀委員ですね」
「風紀の子たちと追いかけっこをするのも青春よね~!」
理事長は励ますように碧緒の肩をたたいた。
「まあ頑張って! きっと高校生活、楽しいわよ!」
「ええ、思った以上に、いろいろな経験がつめそうですね……」
新しい環境は、エキサイティングだ。
「あ、ほら八神君。碧緒ちゃんにもお野菜とってあげてちょうだい」
理事長は声を上げ、火のそばで、修が手を上げて了承した。
「フランクフルトが焼けたぞ。キャベツも。ピーマンも」
龍八にうながされ、
忍足 春
はフランクフルトを手に取った。
棒から伸びる、てかてかのこんがり焼けた極太のソレに、春はバターをちょいと取って先端に塗った。
「はあぁ……、とってもおいしそうですぅ。いけない、バターがとろーり、とけてきちゃいました~」
じわじわ垂れてくる黄金色の液体を、春は舌をのばして下からゆっくり舐め上げた。
「ミス・マゾッホ……!」
下心をはじめとした男子生徒の視線が、春の口元へ釘付けになる。
「その食べ方、いいよ! すごくイイ!!」
爛々と目を輝かせ、身を乗り出した下心は、あのフランクフルトになりたいと夢想した。
「俺は今からフランクフルト……! そうだ、ぺろぺろされてるアレは俺っ!」
視線に敏感な春も、周囲の反応にはとっくに気がついている。
うっとりした眼差しは熱をはらみ、頬も次第に上気してきた。
「ああん、たまんないですぅ。そんなに注目されたら、私ぃ……!」
春の唇が開き、白くてかわいらしい前歯がのぞいた。
「俺はアレ、俺はアレ、アレが俺――――!!!」
「ふふぅ、いただきますぅ」
下心がフランクフルトに感情移入をしきったときだった。
「はむっ」
春の歯がフランクフルトを噛みちぎり、下心は本日二度目の悲鳴をあげた。
「にぎやかだな」
そんな騒ぎには背を向けて、
御剣 刀
はもくもくと野菜を網で焼いていた。
塩こしょうを振った野菜は、シンプルだがおいしそうだ。
「玉ねぎは、焼くと甘みがでておいしいですよね」
北条 冬華
が焼けた野菜を皿にとって、
桜庭 円
に手渡した。
「ほら、円さん、野菜も食べないと……」
「ううっ……、い、いらないよ……?」
さっきから肉ばかりをつついている円が、わざとらしく視線をそらす。
「お野菜嫌いなんですか?」
「そんなことないよー。野菜もちゃんと、食べてる……よ~?」
言ったそばから、円はさっとソーセージを取って口に放り込んだ。
「んー、おいしいね! 野菜もお肉も!」
「もう、円さんったら……」
あきれる冬華に、円がぴしっと指をさす。
「僕だけじゃないよ! ほら、あそこにも、そっちにも! わざとらしくピーマンを避けてる人はいるってば-!」
円が示したのは、
鰐淵 碧緒
と
佐藤 良守
だ。
どちらも理事長にすすめられた皿に入っていたピーマンを、視界に入れないように苦心している。
胸をはって円は言い放った。
「ま、しょーがないよね! ピーマン避けちゃうのは自然の摂理だもんっ」
御風 不二夫
も皿いっぱいに食べ物をよそって、ほくほく顔だ。
「バイトの給料日までまだ日はあるからなぁ。新鮮なシーフード、久しぶりだぜ……!」
「ぬーん……、おいしいねぇ」
その横で口を動かす
真辺 伸幸
に、不二夫はアラ汁をよそってやった。
「ほら、どんどん食えよ」
「ぬ? ありがとう」
「食って鍛えろ」
貧相な体つきの伸幸が、どうやら気になる様子だ。
そこへ、良守がチョコレートアイスとチーズケーキを運んできた。
「たくさんあるからな、皆で食べるといい。桜栄邸のコックが作ったものだ」
不二夫は目を丸くした。
「おいおい、何でも出てくるなぁ」
食後に食べたデザートは舌触りもなめらかで、コクのあるおいしさだった。
「おいおい理事長、普段からいいもん食ってんだな……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月29日
参加申し込みの期限
2013年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月05日 11時00分
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