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潮干狩りに行こう
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【一人の少女の悩み事】
「どないしたん、後木さんは皆と行かんでええの」
自信なさげに熊手と海を見比べる
後木 真央
に、牛瀬は声をかけた。
「真央ちゃん、お悩み中なの。牛瀬先生だったらわかるかな。教えてくださいなのだ」
牛瀬の元にやってきて、真央は小声でこそこそ訊ねた。
「あのね、真央ちゃんのじいちゃん、漁協に入ってる漁師さんなの」
「それは立派な仕事やな」
「うん! でもね、海の生き物って、誰でも勝手にとっていいものじゃないって、じいちゃん言ってたの」
真央の表情は沈んでいる。
「資源は保護しないといけないんだって。とったらそのぶん減っちゃうから……」
「なるほど、後木さんは乱獲になるんじゃないかと気を揉んどるんやな」
「寝子島は自然がいっぱいだから、真央ちゃん、大事にしたいの」
牛瀬は真央の頭をぐりぐりとなでた。
「問題意識を持つのは大事なことやで。ええ子やの」
「アサリ、とりたいけど、とっていいのかわかんないのだ」
島の自然や漁師の生活を心配する真央に、牛瀬は大きくうなずいた。
「潮干狩り用のアサリはな、あらかじめ漁師さんが撒いておいてくれたものなんやで」
「どうしてそんなことするの?」
「潮干狩り、楽しいやろ。きっと皆に、海に親しんでもらいたかったんとちゃうかなあ」
「海はすてきなものだよね」
「そうやろ。海を好きになったもんは、海を大切にすると思わんか」
「思う! 真央ちゃん、海も自然も大好き。……虫はちょっと、怖いけど」
「見てみ、皆、ええ顔しとる」
牛瀬が潮干狩りにはげむ生徒たちを指さす。
「皆の楽しいと思う気持ちが、大切にしようって気持ちにもつながると思うで」
「じゃあセンセー、アサリ、とったり食べたりしてもいいの?」
「感謝の気持ちを持っとったらええ。帰ったら、おじいさんに礼を言っとき」
真央は晴れやかな笑顔をみせた。
「わかった! 真央ちゃん、安心して潮干狩りしてくるー!」
【燃やせ!】
「ようやっと着いたか。世話をかけたのう」
「おう、じゃあな!」
カニに振り回されつつも、
溝口 竜馬
は牛瀬の元へと到着した。
見届けた
風雲児 轟
が、軽く手を振り、浅瀬へと戻っていく。
「よし、準備開始じゃな」
バーベキューセットを組み立てようとする牛瀬に、竜馬は手伝いを申し出た。
「まずは炭に火をつけんといかんの」
「なんや溝口君は頼もしいなあ」
「先生、ウチも手伝いますよー」
いそいそと、
七緒 璃音
もやってくる。
「えっとー、炭に火をつけるには……っと」
璃音は手早く携帯で火のおこしかたを検索して調べた。
「先生、着火剤って持ってます?」
「おー、あるで。どこやったかな……」
「ワシも持っとる! うちわもあるで」
竜馬が自転車の荷台から荷物をおろして中身を広げた。
「火ィおこすのは体力勝負じゃからの、ワシに任せとき」
「じゃあ、そっちはお願いして、ウチは調理器具の準備をしようかな」
幾分締まりのない顔をして、璃音は牛瀬の役にたとうと、細々と働く。
「七緒さんもありがとな。気が利くなあ」
「いいえー。先生こそ、皆のために準備してくれたんですもん。このくらい当然ですよー」
牛瀬にほめられ、璃音は照れて頭をかいた。
渋みのある妙齢の男性は大好物だ。
気をつけないと、口元がゆるみっぱなしになってしまう。
「俺も手伝いましょうか」
余っているうちわを拾って、
八神 修
が炭をあおぎ始めた。
アウトドアがいまいち似合わない修だが、昨日化学部の帰りに牛瀬に声をかけられて、参加することとなったのだ。
「あとは、ひたすらあおぐだけじゃあ」
竜馬にはっぱをかけられるが、数分ももたずに修の腕が失速する。
「け……、けっこう……重労働、なんです、ね……」
「炭はまだ赤くもなっとらんぜよ! ほれ、もっと勢いよくじゃ!」
「うう、腕が……」
ばっさばっさとあおいでいく、竜馬の腕のたくましさに、修は目を奪われた。
(いつかは、俺の体力も人並みに……)
そんな夢が叶うまで、道のりはまだまだ遠そうだ。
「早いとこ火をおこして、ワシらも潮干狩りに行くで」
竜馬にそう励まされたが、火がつく前に筋肉痛になりそうな修であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月29日
参加申し込みの期限
2013年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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